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虹色のカケラ  作者: 桐谷瑞香
第七章 進み始める時間
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7‐9 朝日に浮かぶ希望の橋(挿絵有)

 毎日が流れるように過ぎて行く――。

 その日が来るまで、ただひたすらにクロウスとシェーラは鍛錬所に通い、二人で剣を交り合わし、他の事件部の人たちと一緒に来たるべき日に備えていた。

 そんな中、クロウスとスタッツの鍛練中はよくその場にいた人々の視線を釘付けにさせていたものだ。

 クロウスの大きい剣が小さく振られつつも、それを華麗に避けるスタッツ。拳を固めて回り込み、隙あれば急所を狙おうとする。だがクロウスが交わし、その反動を利用して逆に反撃に転じていた。

 隙がない両者の攻撃、そして目にも止まらぬ反応の展開に、一同は息を呑んでいる。

 シェーラは掻いた汗をタオルで拭きながら、空を見上げていた。

「まったく私とやっているときは手を抜いていたのね」

 明らかな実力差を見せつけられて、シェーラは思わず溜息を吐く。

 俊敏性はあるほうだが、体格差は圧倒的な力の差を生み出す。魔法を使えばまた違ってくるかもしれないが、いつ使えなくなるかわからなくなるものに頼るほどシェーラは弱くはない。これからを見据えつつシェーラは日々鍛錬に身を捧げるのであった。



 夕方近くになり、一日の鍛錬を終えると、シェーラはクロウスと共に決まって向かう所があった。アルセドも行きたがっていたが、今日はこの後すぐに勉強会があると言い、大人しく我慢し、行くのをやめている。

 今後のためにも、体力だけでなく知力も付けなければならないとスタッツに言い聞かされ、夜は書物部や探索部に勉強しに行っているのだ。過去を知るために書物部へ、アルセドの趣味や思考等から探索部へと、その二つの部に通っている。

 シェーラもこまめに情報だけでなく、過去の偉人達がしたことの知識は得ようとしていた。ただ最近は忙しさにかまけて、疎かになりつつある。

 局の入口付近を通り過ぎて目的の場所に向かうとき、急に元気な声で呼びとめられた。

「クロウスにーちゃん、シェーラねーちゃん!」

 二人が入口の方を見ると、そこには茶色の髪を揺らした十歳くらいの少年が大きく右手を振っていた。その少年と隣にいる女性の姿を見て、目を丸くする。

「ルージェ君にマーラさん!」

 シェーラが嬉しそうに返事をすると、クロウスとシェーラはその親子に駆け寄った。エルム親子はにっこりと笑みを浮かべている。ビブリオの事件で知り合った親子で、こうして会うのは久々だ。

「どうしたんですか、こんな所まで」

「魔法管理局の方に、私が働いている図書館から借りたいものがあると依頼があったので参ったのです」

「そうなんですか。ですが、わざわざ来ていただかなくても、こちらから出向かうのが普通では……」

「皆さん、お忙しいでしょう? それにもしかしたらあなた達に会えるかと思いまして」

 静かに微笑む落ちついた姿は、亡き夫の分まで息子を育て上げている堂々とした雰囲気を漂わせていた。ルージェは以前に増して元気そうだ。

「元気そうだな」

 クロウスが上からルージェの頭を撫で始める。

「元気だよ。あれからもっと本を読んで色々勉強しているんだ。力だけじゃない、これからは頭だって必要さ!」

 クロウスより半分の年齢の少年が出したとは思えない発言に思わず苦笑いをする。それを見たルージェはびしっとクロウスに指を突きつけた。

「将来はお父さんみたいな記者になるんだ。悪い事を暴くんじゃなくて、良い事をよりよく広げる記者になるんだ。だから笑うなよ!」

「ああ、ごめん、ごめん……」

 ルージェの頭を少し激しく撫でながら謝っている。その様子を見ながら、マーラは誰に言うのでなく小さく呟いていた。

「子供って急に大人びた発言をするから、本当にいつも驚いてしまう」

 シェーラが視線を横にずらす。

「あなた達に会って、あの事件があって、きっと何かが大きく変わったのでしょう。私は……むしろ恐怖しか覚えなかったのに、どうしてそういう考えが芽生えたのかしら」

「……あの時期の子供は何でも刺激になるんですよ、良いことも悪いことも。私もあることを決めたのはあれくらいの年齢でしたし……」

 懐かしさを噛み締める。局に来た、九年前――。

 あの時決めたことは今も続いている。折れそうになったこともあったが、今でもその想いは続いて、ここにいるのだ。

 シェーラとマーラは、怒っているルージェを宥めているクロウスを笑って見ながら他愛もない会話をし始めた。



 マーラとルージェと別れ、医療部の特別室の一角に足を進め、シェーラとクロウスはある病室に入った。窓から光が入っているためか、そこまで暗くは感じない。日の光は優しく、目を瞑っている少女の顔を照らしていた。

「イリス、元気? もうすぐ島会議よ。今回はいつになく大きな会議になりそう。あなたを目覚めさせる方法も並行して探しているけど、まだ全然見つからなくて……」

 シェーラは以前、自分もこういう状態だったというのをレイラから聞かされていた。心や体の傷が癒えずに眠り続けた時、クロウスやイリスが心配して一ヶ月近く毎日お見舞いに来てくれたこと。それを考えれば毎日通うことなど造作もない。

 だがそれよりも目覚めるかどうかが問題だった。

 シェーラの時は疲労が溜まって眠り続けたということだったが、イリスの場合は違う。むしろこのまま静かに息を引き取る可能性が高い。だから目覚めずとも、ただこうして呼吸をし続けているだけで、皆は安心していたのだ。

「いったいどうやったら目覚めるんだ?」

「わからない。イリスの魔力が体から少しずつ出ているところから、この子が発した魔法を解除すればいいのかもしれない。でもそれで巡りが悪くなったら……危険な状態に陥る」

「魔法の解除ってそう簡単にできるのか?」

 シェーラはゆっくり首を横に振った。

「解除の本を読んでいるけど、良質なものほど難しい。レイラさんや局で優れた腕の人に聞いて回っているけど、全員首を横に振っているわ。だけど今の状態が続くと、イリスの体が衰弱してしまう。だから早く動きたい。けど、その前にイリスの役目をこなしてから目覚めさせないと、あの()の心情に反するわ」

 窓辺に寄りかかりながらシェーラは依然、複雑な表情を浮かべている。

「といっても、正直役目がよくわからないのよね。“魔法の道標的存在にならなくてはならない”と、イリスは自分自身に対して日記帳に書いてあった。でも具体的な行動は書いていない。魔法についての島会議は先生が望んでいたことだから、それは一重にイリスが望んでいたことに通じるかもしれない。だからこう島会議が無事に終わるよう、護衛を徹底しようと鍛錬に励んでいるけど……」

 どうしても肩を竦めるしかできない。

 この少女は一体何を考えていたのか。考えれば考えるほど謎である。日記帳には膨大な文字が書かれてあったが、肝心のところははぐらかしたり、暗号に近い状態のもあった。

 そういえば魔法管理局の局長もそういう風に曖昧な発言をよくしていたなと、シェーラはふと気付く。そしてやはり親子だったのかと頷くしかない。

「早くどうにかしなきゃ……」

 呟いた声はクロウスにも届き、神妙な顔つきで肯定の意を表していた。



 * * *



 (はや)る想いだけが先行し、それに続いて時は過ぎ去り、結局ほとんど新たな情報は得ることができずに、とうとう島会議移動の前日になってしまう。

 その日はシェーラの母、ミマールの好意で夕飯を作ってもらうことになっていた。スタッツも誘われたが、そういうのは苦手だと言い、クロウスとアルセドだけがその席にいることとなる。アルセドが目を輝かせながら、シェーラが運んでくるミマールお手製の料理を見ていた。アルセドの料理とはまた違う、美味しそうな匂いが漂ってくる。

 こんなにも素晴らしい料理を作る母親の血を受け継いでいるはずなのに、どうしてシェーラはあんなにも料理が……。

「クロウス、今、何か変なこと考えていたでしょう?」

 シェーラがにこにこしながらクロウスの目の前に、勢いよく皿を置いた。

「いや、別にただ美味しそうだな……って」

「あら、そう? それならいいわ。遠慮なく食べてね」

 笑顔の裏に隠れた真っ黒い雰囲気が、クロウスの気を削いでしまう。どうやらシェーラは料理に興味がないわけではないらしい。だが度重なる遠征や仕事の都合でそこまで手が回らないと言った方が適当だろう。いつか落ちついて過ごす日々が来れば、もっと違った状況になるかもしれない。

 シェーラとアルセドが地味に食べ物の取り合いをしている。これだけ見れば、多くの人は楽しそうで、幸せな生活を送っていると感じるだろう。だが、そこまで普通に笑えるようになったのは最近のことだった。

 ミマールが二人のやり取りを微笑みながら見ている。その様子から時々、クロウスは母親の存在を思い出していた。もう三年以上も連絡を取っていない。自由奔放に育てられ、クロウスが治安維持部隊に入る時も何一つ嫌な顔をしなかった。忙しかった日々、逃げることに必死だった日々は考える余裕もなかったが、こういうふとした時間になると急に何か漠然とした不安が巻き起こってくる。

 ――家族を強く意識したことはなかった。だけど、あんな話を聞いたら、家族が生きているだけが幸せに感じられる。

 幸せに過ごし、魔法を大切に、そして国の行く末を想っていたある家族は――あと一人しかいない。



 その後も会話を楽しみながら食事をし、最後はミマールが作ったフルーツケーキを食べて、その日はお開きとなった。

 いつもより早い時間であったが、これからの長丁場の会議のことを考えると、なるべく早く休んだ方がいいとミマールが気を使ってくれたのだ。

「またいつでもいらっしゃい。会議が成功するよう、願っているわ」

「ありがとうございます。またごちそうになります」

 シェーラがアルセドといつも通りに激しい会話を繰り広げている脇で、ミマールは声をひそめて、そっとクロウスの手を握った。

「……シェーラをお願いします」

 徐々に強く握る手がミマールの心配度を物語っている。クロウスは握り返し、微笑み返した。

「わかりました。ちゃんとシェーラを連れて帰ってきますから」

 思わず出た言葉の意図はクロウス自身もよくわからない。

 ただ今回の会議が平和な論争だけで終わることはないと、誰もが感じていた。



 * * *



 ふと目が覚めた時は、まだ辺りは真っ暗だった。時計を見れば、起床予定時刻の二時間前ほど。まだ時間はある。もう一眠りしようとシェーラは試みたが、目を閉じても眠気がやってくる気配はなかった。

 どうやら体も心も緊張しているらしい。このままごろごろと時間を消耗するのも気が引けるので、どこかで適当に時間を潰しながら予定の時間まで待つことにした。

 隣の部屋で小さく寝息をたてているミマールに気を付けながら、いつもの緑を基調とした服に着替え、頭の上の方から長い黒髪を一本に縛り上げる。そして腰のベルトからは一応ショートソードを添えて、外に出た。

 突き刺さる風はまだ肌寒い。

 数週間前よりは多少は暖かくなったが、それでもこの時間帯――夜明け前は一番寒い。

 少しでも摩擦で熱を得ようと、両手での擦り合わしや吐く息で少しでも温めようとする。ぼんやりと歩きながら、局の中へと入って行った。

 多少廊下の灯りが暗くなっているとはいえ、まだ多くの人達が部屋の中でざわめいている。ここ数日は徹夜続きの人も多い。それを見ると若干心苦しくもなる。

 仕事はないと言われても、シェーラは情報部に顔を出してはいた。だが、そこには疲れきった人達や、得た情報を総合部に伝えに行く人などで飛び回っていた。あの分厚い眼鏡を掛けている新米のマラードでさえ、忙しくしているのだ。ただ、要領の悪さを見かねて何度か無理矢理仕事を奪い取ったこともあった。

 そんな日々もようやく終わる――、いやこれから数日間はシェーラやレイラ側に大きく重荷が圧し掛かってくるのだ。

 ――いつでも魔法を出せるよう、気を引き締めて行かなきゃ。

 右手を顔の前でギュッと握りしめ、心を新たにする。

 そして途端にシェーラは時間を潰すある所を思いついた。あそこなら今、一番いい時間だと。

「あれ、シェーラか?」

 そう思った時、前から呼び止められる。漆黒の短髪に灰色のマントを羽織っている青年が立っていた。その青年に対してシェーラはにやっと口を吊り上げた。

「あら、クロウス、眠れないの?」

「違うよ。ただ早く起きただけだ。睡眠は充分取ってある」

「……それを眠れないって言うのよ。……そうだクロウス、暇?」

「まあ、暇だけど」

「いい所に連れて行ってあげるわ。今からなら、ちょうどいい」

 シェーラが促すとクロウスはこくっと首を縦に振った。それを見ると、彼の前を通り過ぎて歩き始める。久々に訪れる場所に、シェーラの心はいつになく躍っていた。

 局の階段をひたすらに登り、四階に着く。四階は事件部や情報部でごった返している一階と違い、至って静かだ。灯りも必要な分しかないため薄暗い。シェーラは簡易のランプに火を灯し、それを元に歩を進める。

「四階って一番上だよな。ここに何かあるのか?」

「ひとまず黙って付いてきなさい」

 有無を言わせないよう強い口調を出す。それを渋々と承諾し、クロウスは後に続く。

 四階の廊下の片隅には小さなドアがあり、そこを開けると大量の物が目に入ってくる。物置の中を適当にあしらいながら、奥にある階段まで歩いた。

 ランプを器用に持ちながらその階段を登り始める。だがすぐに天井が近づいてきた。

 シェーラはランプをクロウスに渡すと、天井を手探りで触れ始める。

「確か、ここら辺にあったはず……」

 ぶつぶつ言っていると、何か取っ手のようなものを探り当てる。シェーラは得意気にその取っ手を掴み、押し上げた。

 冷たい風が部屋の中に吹き込んでくる。シェーラは風の抵抗にあいながらも、一気に開けた。そして上まで登り切る。クロウスもそれに続くと、登った瞬間息を呑みこんでいた。

「ここは局の屋上よ。先生が気まぐれに作ったところで、私も小さい頃はよく登っていたわ」

 視線を遮るものは何もなかった。周りにある木もその位置より低い。一面を見下ろす形となった。遠くにある町の光がぽつりぽつりと見渡せる。

「こんな所があるなんて、知らなかった」

「そりゃ、局の人でもほとんど知らないわよ。だけど本当に見て欲しいものはまだよ」

 クロウスが目を丸くする。そのまま何も答えずにシェーラはランプの灯を消し、十分ほど南東の、デターナル島とソルベー島を繋ぐ橋がある方向に視線を送っていた。

 やがて――空が徐々に明るみを帯び始める。

 橋のさらに奥にある山々の間から、日がゆっくりと登り始めたのだ。その日は山、森、海、そして橋までを明るく照らす。

 闇の中からゆっくりと光が差し始めている。橋は影となり、その大きさを露わにし始めた。まるで朝日の中に朗々と浮かんでいるようだ。


挿絵(By みてみん)


 予想以上の大きさにクロウスは思わず唖然としてしまう。

「すごい……綺麗だ……。そして……橋は何て大きいんだろう」

 感嘆しながらじっと日を見ている姿に、シェーラは小さく笑みを浮かべる。

「橋は何より重要なものよ。当たり前に使っているけど、なかったら私達の生活は困難なものになる。そしてここから見える朝日、とても綺麗でしょう……」

 そのまま何も言わずに二人はその景色をじっと瞳に焼きつけた。

 シェーラの黒髪やクロウスのマントが風によって揺らされる。

 やがて光は一気に闇を包み込み、空にはどこまでも透き通る青い色が広がった。

 夜は明け、朝が訪れたのだ。

「ああ、何て綺麗な光景だったのか……。まるで希望の象徴のように見える」

 未だに興奮収まらないクロウス。シェーラも背を向けながら、清々しい気分で頷く。するとシェーラの小さな肩に大きな掌が乗った。胸の音が高鳴りつつも、ゆっくりクロウスの方に向く。そこには決意に秘めた青年がいた。

「いよいよだな」

「そうね……。これから始まる会議が未来への希望となるかは、上手く会議が進むかどうかにかかっているのかもしれない」

「ああ、俺達はそれを精一杯サポートするだけだ、安全に会議を進めるために。……エナタも局長さん、そしてユノさんにイリスが望んでいた会議を」

 シェーラはそっと顔を伏せながら、それに答える。

「頑張ろうね。――ねえ、クロウス」

「何だい?」

 シェーラの胸の高鳴りが最高潮になる。こんなに素晴らしいものを見た反動で、思わず声が漏れてしまった。

「落ち着いたら、言いたいことがある」

 最後の方は小さくなりつつも言い切った。クロウスは若干の間を置きながらも、ふっと笑みを零した。

「わかった。俺も言いたいことがある。その時、お互いに言おうか」

 クロウスの言葉に胸がいっぱいになりつつも、シェーラは溢れ出る想いを押さえた。



 過去で現代の希望の象徴である橋は朝日によって、煌めいている。

 この橋が未来への象徴となるかは――――。







いつもお読み頂き、本当にありがとうございます。

今話は以前依頼し、頂いたイラストを元にしているシーンがあります。

イラストは小説内に挿入していますので、挿絵表示をオフにしている方で、気になる方は是非オンにして、よろしければご覧ください。


さて、今話をもちまして、連載100部分を突破いたしました。

ここまで書き続けてこれたのも、定期的に書けているのも、いつも読んで頂いている読者様がいてこそです。

言葉では言い尽くせないくらい程、本当に感謝しています。

ですが、一言だけ言わせて頂きます。

本当にありがとうございます!


小説の方はいよいよクライマックスです。

少しずつ終わりも視野に入れながら、頑張って執筆致しますので、引き続き読んで頂けると幸いです。

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