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第21話 両親の心配 間抜けな話 武器作り

「一応話別でみたら最終話まで読んでくれる人が増えてるらしいよ、しかもブックマークも少し増えたんだって」:注)この話は9/16現在です

「それはきっとこの前書きコーナーのお蔭ですね」

「そうですわ、私のお蔭だと思いますわ」

「いや、流石に登場してない時点では無理だよリリアーヌ」

「まあ、リリアーヌではなくリリーとお呼び下さい」

「お兄様には近づかせません、これを見れば逃げるしかありませんよ、フィーナ」

「アイ、マム」

リリアーヌ・フォラス・サラエノ

種族 :人間

性別 :女性

年齢 :7歳

婚姻 :未婚

二つ名:女傑

所属 :サラエノ公国

戦闘 :近接D-

魔法 :Eランク攻撃E-防御F補助F

外見 :ブロンド、ブラウンアイ 122cm63:55:58

母親に似てて良かったと思っている。 リックと試合をして負けてから淑女教育も熱心にうけ、現在何かを計画中の模様、両親も後押しをしてくれている。 近接戦闘の技術はそれなりの物である。ただし大人には敵わない。

「あら、私のプロフィールですわ、ウフフ、この私の魅力を伝えるには少々言葉が足りませんけども、中々良いご紹介ですわ、あ、でもこのバストサイズあと2cmは上ですわよ、オホホホホ」

「動じない、だと!」

(諸行無常色即是空空即是色…関わらない触れない)

「ご主人様は固まった」


「ねえ、息子ながらちょっと心配になっているのですけど」

「君に似て顔立ちもいい、才能もある、頭もいい、家柄もある。

 これだけ条件が整っているんだ、予想の範囲内ではあるね」

「それにしてもまだ2ヶ国ですよ」

「元々王国の貴族連中や商家なんかから婚約話はあっただろ、

 あれの延長だと思えばいいさ、ハハハ」

「でも相手が国の女王だけで2人よ。

 それ以外にも他国から妾希望で構わないからと…はぁ。

 あの子の将来が心配に為って来たわ。

 帰ってくるときに何人の女の子を泣かせるのか」

「うーん泣かせるぐらいなら全員と結婚するのもありだよね」

「まあ、それもありかもしれないけど、納得するかしら」

「さあ、ともかく当人に確認しますと連絡しておこう」

「そうね、そうしておきましょうか。

 元々留学から帰ってから返事をする話にしていたみたいだし」


 リックの実家には既に婚約希望の為に多数の話が舞い込んでいた。さらにエスタット国王、サラエノ大公から婚約をしようではないかという申し込みがやってきたのである。

 リックからの手紙の連絡でその内容も予想出来ていたとは言えど、婚約者候補を次々に作る息子の将来を母親が心配するのは当然の事だった。心配はしているものの実際は息子を取られるのが嫌だなと思っているだけなのである。父親はやるじゃないかと気楽に構えているだけである。全員と結婚すればいいなどとさえ言ってのけるのだから、リックの器を信じているとも言える。2人はお茶を飲み終えると書斎へと向かった。リックの婚約について返事をする為に書簡を作るのである。


 正式な返答はリックが帰ってから、問題の先延ばしのようだが恋愛結婚をした2人からすれば親が子の結婚相手を決めるなんて事はありえないのであった。



 ◆◇◆          ◆◇◆          ◆◇◆



 リック一行は相も変わらず、何時ものように音楽を奏でながらの旅路であった。

 最近では精霊のコーラスと演奏まで入る事もあって非常に賑やかである。サラエノ公国での騒ぎの後は何事の問題もなく旅路を進めて、もうまもなく次の町へと入るところであった。


 宿を取って冒険者組合(ギルド)まで足を伸ばしてみると中では喧騒が絶えない状態だった。


「だから言ってるだろ、無理だって」

「そうそう、魔狼(ウィウル)なんて出た日にゃ街道は封鎖だぜ」

「だが我等には任務が合ってだな」

「じゃあ森からでもいきゃいいじゃないか、

 光輝人(アルーヴ)だろあんた」


 などと珍しくも光輝人(アルーヴ)が人の町に来ていたのである。しかし光輝人(アルーヴ)だから森を行けとはまた暴論である。光輝人(アルーヴ)は森を住みかとしているが無制限に森の中に立ち入っているのではないのである。テリトリーの森は巡回用の獣道や目印などが配備されているのである。それに加えて少人数で行動している彼等は情報収集にと里から派遣された面々であり戦闘要員という訳でもない。知らない森で魔獣などに遭遇すれば光輝人(アルーヴ)といえど危険なのである。


 てくてくとカウンターに向かったリックは困った顔で受付の女性に話しかけた。


「あのオジサン達なにかあったの」

「うーんこの先の街道で魔狼(ウィウル)の出現報告があってね、

 討伐されるまでは通行止めなのよ」

「じゃあ町から出られないの」

「いいえ、討伐に向かう人もいるからね、

 一応出る事には問題は無いのよ。

 ただ、いつ街道の安全が戻るかは冒険者か軍隊次第だから」

「それで光輝人(アルーヴ)が困ってるの」

「うん、なんでか知らないけど、

 次の町に向かわねばならんってね」

「なんだろうね」

「ホントよ、私たちも困ってるのになあ、

 今のこの町の冒険者じゃ退治は無理だしね。

 商人達からも依頼は届いているのだけどね」


 ほらね、と依頼書を作成中だった物を見せてくれた。

 通常の討伐価格の倍である。

 重要な街道などで魔獣被害があったときなどは、このように懸賞金が国以外からも舞い込む事があるのだが、倍の価格になるほどとは珍しい。一介の商人が何故そこまでと思ってしまうほどの賞金額である。


 光輝人(アルーヴ)の急ぐ理由も知りたいところではあるが、ハーフ光輝人(アルーヴ)のフィーナが居るしあまり関わりあいにはなりたくないものだとリックは考えた。


 結果としては何時ものスマイルと共に告げる言葉である。


「その依頼ってこの先の町で清算は可能なのかな」

「それは勿論よ、冒険者組合(ギルド)の正式な物だからね」

「で今書き終わったんでしょ、お姉さん」

「うん、これで貼り出して、

 受ける人が居なくてもね、

 こうやって仕事はしてますよーってアピールしなきゃ」


 酷い話であるが、まあ仕方が無い事態とも言える。魔狼(ウィウル)で数も不明、そうなると銀クラス、数名は使う作戦になる。

 冒険者には魔術を得意とする者は少ない。使えてもDクラスの魔術であれば魔狼(ウィウル)には効果が無い。


「じゃあお姉さん、その依頼、貼り出す前に受けてもいいかな」

「なに、お兄さんかだれかが冒険者だったの」


 少し期待する声で受付嬢はリックを見た。もしかすれば倒してくれるような高位のパーティーの使いなのかと期待したのである。本人ではなく使いが来るパーティーもあるのだ。だが結果は違ったのである。


「ううん、僕が受けるんだ」

「またまた、お姉さんを揄っちゃ嫌よ」

「違うよ、ハイこれカード」


 何時もの紙と一緒に渡されたカード。それは銀色に輝いていた。

 討伐銀1、他の内容はお世辞にも高いとは言えないのに討伐だけがやたらと高いレベル。そしてチーム名がリベラである。既に都市伝説のようにギルドに広まる噂が存在していた。子供の凄腕討伐者のいるリベラというチームの伝説である。冷静沈着な冒険者として凄腕クールショットと言われているのが目の前の少年である等とは思いもしなかった。 


「あれ? カードの年齢が5歳なんだけど、これ僕のカード?」

「うん、それでなら受ける事も可能でしょ」

「ええ、問題はないわよ、でもリベラ…少年、えっ」


 仰天している受付にはもう見慣れてしまったとでも言うようにリックは口に一本指を立てて黙らせると、依頼書を正式に受諾して組合(ギルド)を出て行った。


「いや、でもリベラで少年で、銀のカードか…

 有名人に会っちゃたわ、私」

 守秘義務がある事を悔しがりながらも興奮していた受付嬢は喧騒を避けて出て行く少年を憧れの目で追いかけていた。


 一方、言い合いになっていた光輝人(アルーヴ)は自分の目的である相手が少年であるなどとは知らない上に言い争いになっていたので見向きもしていなかったのである。もう少し冷静にこの場を見ていればこの後の展開でもしやと思えたかも知れなかったのである。


「はいはい、そこまでよ!

 今依頼を持ってった冒険者がいるのよ、

 だからみんな仕事を選びなさいよ、

 3日で討伐確認の隊を出すわよ、希望者は居ないかしら」

「それは本当か娘!」

「全く失礼な言い方しかしない光輝人(アルーヴ)ね。

 まあいいけど、本当よ」

「しかしメルルよ、魔狼(ウィウル)退治できるような奴って、

 この街にそんな奴等居ないだろ」

「守秘義務があるから受けたパーティは教えないけど、

 まあ大丈夫よ、マルク、あんた等より上のランクの人よ、

 通りすがりの旅の冒険者だったからね」


 受付嬢の言葉で一旦は静かになったが、じゃあ仕事を請けて反対側の狩りにでも行くか、等と言いながら依頼書を持って冒険者達が詰め掛けたのでカウンターは急激に忙しくなった。一人取り残された光輝人(アルーヴ)はまあ3日で通れるならばと情報収集の為にと街へと出て行ったのだった。



 ◆◇◆          ◆◇◆          ◆◇◆



「それで今回は何を引き受けたのですか」


 リックが宿へと戻ると同時に開口一番にそう聞いて来たのはエリーゼであった。何しろ出て行ったと思ったら食事の時間になっても戻ってこなかったのである。そして後ろに控えたレビンが大量の荷物を抱えていた。明らかに武器と思われる物も含まれている。


 リックは宿に帰る前に闇輝人(デュアルブ)の工房へと立ち寄っていたのである。打ち合わせの間に必要な雑貨をレビンに買いに行って貰って長時間に渡って魔狼(ウィウル)退治用の道具を作成していたのだった。


 魔狼(ウィウル)は強力な魔術と斬撃を防ぐ皮と素早い動きが特徴である。先日戦った個体は特別だとしてもEクラス魔術は効かないし、騎士の剣などでも容易には切り裂く事の出来ない厚い毛皮と皮膚を持っているのである。突き刺す事などはまだ可能なため通常では槍か投擲具、もしくはC級魔術師が攻撃をするのである。


「先ずはこれから作ろう」


 鉄球と糸を取り出したリックは先ず糸をひも状にして打ち込んでいく。8本の糸が絡まる事なく一本の紐に編み上げられていく。全員が4スムの紐を作り上げると両端に鉄球を通してボーラを作り上げた。

 投擲する事で足を絡め取る狩猟道具である。


 次に作ったのは一辺が2メムにもなる大型の網である。紐は4打ちで仕上げて、編みあがった物の端には分銅が取り付けられて投網に仕上がっている。


 そしてそれぞれに一本の鉄棒がぶら下がった長い棒が渡された。フレイルと言って先端の鉄棒を鎖でつないである武器である。


「これで明日出発して魔狼(ウィウル)退治をしよう」

「やっぱり依頼を受けられたのですね、お兄様」

「まあね、受ける人が居なかったしさ、

 そのために用意してきたんだ」


 闇輝人(デュアルブ)の工房に篭もった理由はこの武器を作るためであったのだ。

 さらに自身のコンパウンドボウ用に鋭い鏃も追加で作ってもらっていたのである。


 レビンはその間にウィベチュラの糸や分銅、食料等を買いに行かされていたのであった。

 ウィベチュラの糸など一店舗には大量にないので街中を駆け回って集めたのである。最初はなぜ糸の種類まで指定なのかとも思っていたレビンではあるが忠実な家来として任務を全うしたのである。


 ある意味今日一番苦労している敢闘賞の活躍であった。

 翌日の討伐に備えて全員早く寝る事となり、リックは今日も仲良く3人でベットで川の字を作って眠りについたのであった。

1P:これはまだまだ:酷いな書き直しを要求する  

2P:普通だよな:まあ普通か

3P:悪くは無いな:いいんじゃないのこういうのでも

4P:ブックマークはしておこう:悪く無いと思う

5P:早く続きを投稿してくれ:いいテンポだ

という採点をしてもらいたいです、PDFだとお手数にはなりますが一つ宜しくお願いします

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