はじめての開発
村では人手不足だったので時間がかかり採掘所入口・採掘所周辺の柵・詰所を作るのに3週間かかってしまった
その3つの建物が完成しそうな時
ミニア国から列強が軍備増強を始めてることを恐れ10丁のマッチロック式マスケット銃をヴィーレ村に配布された
銃を見たミリアは雷のような衝撃を受け変な夢は自分の前世の夢であったことを自覚しはじめた
村の猟師から守備隊はマスケット銃の手ほどきを受けたが若干20名の守備兵であった
「お父さん! 私も銃を習いたい!」
「ミリアにはまだ早いし女の子だぞ?」
「ミリア・・・お母さんはあなたが幸せになることを望んでるわ 女の子が銃を持つの反対だよ」
「お母さんまで・・・・もう知らない!」
ミリアは家を出て行った 行った先は鍛冶屋「鉄の意志」であった
「ヌルおじさんいる?」
「またおじさんか・・・入りな」
店に入る
「ヌルおじさん 私にマスケット銃の使い方教えて!」
そう言うとヌルは驚いた
「おいおい・・・突然何を言い出すかと思ったら銃の使い方を教えろって」
ミリア「護身術・・・って言えばいい?それともお母さんのようなこと言うの?」
「う~ん・・・族長の娘だし・・・わかった教えるよ」
「それとマスケット銃の改良案思い浮かんだからこれを見て」
「初めてマスケット銃を見たのに改良案とな・・・おかしな子だ」
その差し出された紙を見た
「銃身の中に溝を彫るのか」
「その溝で弾を食い込ませて回転を与えると射程と精度が上がると思うの」
「面白いな!本当は族長に報告しようと思ってたのだが少しの間店の手伝いとして私の家にいることにして報告
するよ」
「ありがとヌルお兄さん」
「お!やっとお兄さんと言ってくれるようになったか」
「おじさん?」
ヌルは肩を落とした
「ミリアちゃん 面白い案とかあったら教えてくれ」
「わかった」
「しかし・・・マスケット銃の改良案のこれ4日くらいかかるぞ」
ミリア「そんなにかかるの?」
「円柱状の物の中を円柱の空洞ならすぐにできるけどそれに加え溝を彫るのは技術がいるんだよ」
「わかった」
こうしてミリアの不思議な銃の開発が始まった