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転生世界の野望(仮)  作者: even
第3章 戦闘開始
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新型砲(案)

今度は新規設計の砲に着手


ミリアはまず、既存の砲をパーツに分けるところから始めた。


砲身、砲身を支える台、車台の計3パーツ。


そして、拡張性を考えて砲の口径を150mmと203mmに設定


基本的な構造は同じであるが、203mm砲は町の防衛用として機動力は考えていないため、車台は無くすつもりである。


150mm砲から設計に入った。


砲身は砲弾が直接触れるところと下部の支えるところで分け、砲弾を放つ時の反動を受け移動する部分、車台と連結して固定されてる部分とした。


車台部分は、歯車式の旋回装置を1つ追加して仰角を変えられるようにした。車輪には鉄の板を張り付け強度を上げる。


次に砲身周辺に取りかかる。

砲身を支えるパーツを円柱状にし、その中に機械油を入れピストンにする。

そのピストンの棒は鈎状にし末端を砲尾に接続する。

この装置は、油の特性で圧力が加わると比例して反発力が強くなり、逆に圧力が下がると元に戻そうとする力を利用している。

このピストンを逆にした物を隣に付けて、砲身を戻す力を追加。

この二つの装置と車台を接続して、進化した砲ができあがった。


やはり、ミリア一人で製図をしていたので2週間時間がかかってしまった。


「ようやくできた・・・203mm砲は後回ししよう、私がもたない・・・」


「ずっと籠もってたようだが生きてるか?」


「かなりきつかったけどなんとか・・・ところでこの図面通りにお願いね」


「無理しすぎだ、製造はやるから休め」


ミリアはそう言われると家に帰った。

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