10/123
士官学校にて
ミリアはミニア国の首都にある士官学校に来ていた
この士官学校は総合的に兵科を学び各都市ごとの連携を取りやすくしようとの試みで建てられ、上から見るとコの字に建物がなっていて外見は赤レンガで造られ要塞のように強硬になっている
コの字の間には中庭があり砲兵実習用の砲やそのパーツが置いてある
遠方には標的と土が盛ってあるのが見え中庭と標的との間は雑多に林や溝がある
士官学校の正面には首都に繋がる街道が通っており石畳である
士官学校の左側には厩舎があり右側には銃器や弾薬、槍や剣などが置いてある武器庫になっている
正面の街道は首都だけあって交通量がやや多めである
「今日から学校か~どんな人がいるかな?」
とわくわくしなが尻尾ふりふりしていた
すると同じ種族の茶色い毛をした人が向かってきた
???「嬉しそうなのは分かるけどどいてよ!通れないじゃない」
「すみません 私も入るかな」
こうしてミリアは門を潜ったのであった