表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

宝箱lv42

と言っても何も案が浮かばないので

ひとまずステータスの確認。

=================

勇者(戦士):ゆうと Lv7

 HP10/60   装備

 MP30/30

 防御8+18   武器 なし

 攻撃7+00   防具 革の防具Lv4

 素早さ18   お守り なし

 運3

=================

やっぱ弱い。

まだ2-1なのにつまずいてる俺って....


「はあ...」


フ「どうしたの?」


「いや、俺超弱くてさ....」


フ「そうなの?外見からはそうは思えないけど」


「いや、ステータスが弱くてさ....」


フ「なにそれ?」


「そうか知らないんだったな

 視界に見えてる右端のを手で触れると色々出てくるよ」


フ「あっほんとだ何か出てきた!すごい!なんて魔法使ったの?」


「魔法?魔法なんて使ってないし使えないよ」


フ「え?つかえないの?かわいそうに....」


とか言いながらフェイが物珍しそうにメニュー画面をいじってると

 フェイのステータス画面が見えた。

==================

宝箱:ふぇい Lv57

 HP339/339   装備

 MP800/800

 攻撃82+400   武器 宝箱Lv42

 防御200+400   防具 宝箱Lv42

 素早さ02    お守り 宝箱Lv42(相

 運80      手の物理攻撃完全無効)

==================

っな!?強!!!

ていうか宝箱万能すぎるだろ役職宝箱って何?


「フェイ....お前強いんだな」


フ「そうなの?私には強いのか分からないわ」


いまのHPじゃ流石に出口にもどれないな....

フェイがいるにしても俺はダメージくらわない訳じゃないし、

そもそもフェイは動けるのか?ここは確認しておかないとな。


「そう言えばフェイは自力で動けるのか?」


フ「動けるわよ〜時速10mくらい」


「うんそれは動けないのといっしょだな」


仕方ないから持ち運ぶしかないか....


「ちょっと失礼するぞ」


フ「え?きゃっ!ちょっと!!」


「うん、まあまあ重さはあるものの大丈夫だな」


==================

武器を装備しました

==================

「ん?なんだ」


フ「どうしたの?」


「なんかフェイを持ったら武器を装備したことになった」


フ「失礼ね」


お?これなら行けるんじゃ?

フェイのステータス見てなかなか強かったし!


「いけるかも」


フ「え?なにが?」


「このダンジョン脱出出来るかもしれないぞ!」


フ「もしかしてあたしを武器にして脱出するつもり?」


「う.....ごめんでもそれしかなさそうだ」


フ「う〜しかたないわねそれで良いけどあんまりゆらさないでね」


フェイは宝箱に擬態する状態になった。



ゆっくり部屋のドアを開けた。

入って来た時のようなモンスターの山はいなかった。


「よし、いけそうだ」


=====エンカウント=====


スライム×3


「にしても多いなコイツら」


勇者の攻撃!


バシッ


320のダメージ


スライムを倒した


「おお強いな」


================


「フェイ大丈夫か?」


「う....ま、まあ大丈夫」


少し休憩を入れないとな....


===数十分後===


それから俺達は戦いの合間に休憩を挟みつつ

ダンジョンの出口についた。


「やっと外か?」

フ「つ....い....た...の....」


フェイはもうヘトヘトの様だ。


ふと外をみわたすとそこは異様な世界だった。

NPCにまじって羽の生えたのやら角が生えているものまで楽しそうに町を歩いている。

人間のNPCがぎこちないのはともかく魔族達はまるで生きているかのような自然な動きだった。

とりあえず、すぐ近くの町に行ってみることにした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ