正直な気持ち
掲載日:2013/02/04
お土産は証拠品
そのお土産は私に問いかけてきます
私は答えます
台無しにするためでもなく
誰かを傷つけるためでもなく
混乱を招くためでもなかったのです
後悔は残したくは無かったのです
行きたい
ではなく
行かねばならないという確信があったのです
気がかりから生まれる辛い感情を拭い去らなければならなかったのです
それだけ私の人生に揺さぶりをかけたのです
そのことに罪悪感はないのに
痛ましい障害があるからか
新鮮な親近感を得られた喜びに戯れ、切なくなることには
罪悪感があるのです
たった一人を愛することのできない私に
誰かに繋がれていないと孤立の恐怖で震えそうな私に
誰かを繋ぎとめておく資格はないのです
それを不幸と嘆くには
私は恵まれすぎています
だから
どんな人も、私から自由なのです
そして
なにもかもが引き裂く作用を持って
私の周りから人を排除してゆこうとします
そして信じられる人を信じ続けられるか分からなくなり
私自身は人間らしくない冷めた感情に蝕まれてゆくのです
しかしその作用から逃れずして抵抗できる人の心は
どれだけ孤独に苦しみ、私を想うことでしょう
その気持ちに私は惹かれ
その気持ちに一つも応えないのならば
私の心は引き裂かれるようです
だからこの罪悪感に
私は応えることができないのです




