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聴覚障害者の日常

聴覚障害者の日常 呼び方編

作者: ぷかぷか

聴覚障害のある人に呼び掛けるとき、どうするだろうか。


例えば、目の前にいて呼び掛ける時は、目が合えばいいが合っていないときは肩などをつついたり軽く叩いたりするだろう。

遠く離れている時は、そばまで駆けよって話し掛けるだろう。

あるいは、ドラマみたいに軽い丸めた紙でも投げつけて注意をひくのだろうか。


手話サークルや聴覚障害者団体のイベントなどの集団の場では、照明を点滅させて注意を向けるようにさせている。

他にも工夫されているだろうと思う。


我が家では、以前までは、ものを叩いたり、床を鳴らしていた。そうすることで振動を起こして、アタシに気づかせるのだ。

テーブルに座っていれば、テーブルの端からドンドン。同じ部屋のなかにいて離れていれば、床をドンドン踏み鳴らす。


たしかに、空気の流れや振動に敏感なほうだ。

夫だけのときは仕方がないなぁと思っていたが、子供たちも真似るようになった。

賃貸の集合住宅なので、さすがに近所迷惑だろう。

それに、なんだか犬にでもなったみたいでイヤだ、といったらやめてくれた。

面倒でもそばまできて呼び掛けてくれるようになった。


やっぱり、面と向かって呼ばれるのは嬉しいよね。


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