第9章 留学生デモ始まる
16チャンネルの件が片付き沢井長官は一席を設けた。出席者は沢井長官、新妻隊長、篠原隊長、森脇隊長、日下部隊長、クリーナー班の佐久間隊長の6人で【花蝶銀座本店】会席料理でNCIAの皆は一旦自宅へ帰りシャワーを浴びて、全員キャリア系のファッションで現れる沢井長官は白シャツにグレーのパンツスーツにグレーのジャケット。新妻隊長はブルーシャツに黒のパンツスーツにキャメルのジャケット。篠原隊長は白シャツにブラウンのスカートにブラウンのジャケット。森脇隊長は白シャツに黒のパンツスーツに黒のジャケット。日下部隊長はピンクシャツにネービーのパンツスーツにネービーのジャケットで登場した。佐久間隊長は黒のブランドスーツを着て登場。【花蝶・銀座本店】会席料理にした。沢井長官が財務省、政府の人間に会う時、使う料亭であった。「こんばんわ。急な予約ですいません。」沢井長官が出て来た女将の顔を見て優しく微笑んだ。「沢井長官、いらっしゃいませ。お待ちしておりました。こちらへどうぞ。」女将が沢井長官の顔を見て優しく微笑んだ。6人は席に通された。テーブルの上には会席料理が綺麗に並んでいた。「本日は、急な予約で暁コースにしたんだが良かったかな?前々からわかっていれば極コースなんかもいいぞ?また、今度だな。」沢井長官が皆の顔を見て微笑んだ。「お飲み物はいかがいたしますか?」女将が皆に聞いた。全員「生ビールで!」沢井長官が言った。「生ビール6つですね。かしこまりました。少々お待ち下さい。」女将が皆の顔を見て頭を下げた。「皆さん、そういう、ファッションすると良い女ですね。」佐久間隊長が皆の顔を見てセクハラまがいのセリフを口にした。「佐久間さん、うれしい事言ってくれちゃて、5人の女がおもてなしするわよ。今日は飲んで頂戴。誰がタイプでしょうか?」沢井長官がニヤニヤしながら聞いた。「僕は、沢井長官かな?」佐久間もニヤリ微笑んで沢井長官の顔を見た。「あなた、お上手なのね。あなたも独身でしょう?私は子供2人いるのよ。新妻も篠原も森脇も日下部も独身よ。皆、アラサーだけど。気にいったらお持ち帰りオッケーよ。」沢井長閑はまたニヤニヤして佐久間の顔を見た。「僕も35歳で独身だけどNCIAの女性は僕にはもったいないです。」佐久間は皆の顔を見て照れ笑いを浮かべた。「おまたせいたしました。」中居が生ビールを持って来た。「ああ、来た、来た。乾杯しましょう!佐久間さん、音頭をとって!」沢井長官が佐久間の顔を見た。「皆さんお疲れ様でした。乾杯ーい!」佐久間が音頭をとって宴は始まった。「上手い冷えたビールは最高!」元キャバ嬢の日下部が言った。「料理も美味しい。」森脇が言った。この中で飲んべえは沢井長閑と元公安調査庁の新妻、元自衛隊の篠原、元キャバ嬢の日下部。が1杯が2杯となり3杯から4杯へと飲んで酔っぱらっていった。NCIAのメンバーで飲む時は何時もと変わらない風景だった。元セクシー女優の森脇は介抱係になっていた。佐久間もあまり飲めない口で介抱にまわった。そんな中、沢井長官が佐久間に「次の警視総監人事どうなってる?」へべれけな顔で真面目な事を聞いてきた。「慣例では副総裁が繰り上がりなんですが揉めているみたいです。副総裁人望がない人みたいで反対派が多いみたいで!」佐久間は沢井長官の顔を見たがわかっているのかわからなかった。「揉めてるのか?私に心当たりがある。財務省の土方総局長とか、永倉主税務局長なんかどうだ?藤原総理に口聞けば一発で決まるんだが?」沢井長官が佐久間の顔をじっと見つめた。我々の仕事がやりやすくなる。「たぶん、異例中の異例だから無理でしょう?たぶん検察庁から来ますよ。」佐久間は沢井長官の顔をじっと見た。「わかった。有り難う。こっちでも考える。」沢井長官が佐久間の顔を見た。「皆食って飲んだか!日ごろの活躍ご苦労さま。また、明日からよろしく。今晩は終わる。」沢井長官が挨拶をした。「中居さん。タクシー6台頼んで下さい。女将呼んでくれない?」沢井長官が中居に頼んだ。「沢井長官、なんでしょう?いつものやつですね?今月中に送ります。」女将は沢井長官の顔を見たが沢井長官は酔っぱらって視点が合わなかった。「タクシー3台来ました。どうぞ!」中居が皆に声をかけて来た。「新妻さん、篠原さん、森脇さん。どうぞ!」沢井長官が三人に声をかけた。「ごちそうさまでした。」三人は頭を下げてタクシーに乗り込んだ。すぐにもう2台きた。「日下部さん、佐久間さん、お先にどうぞ!」沢井長官は二人に声をかけた。「ごちそうさまでした。お先に失礼します。」二人は沢井長官の顔を見た。最後の1台が来た。沢井長官がタクシーに乗り込んだ。「毎度有り難う御座いました。」女将と中居が見送った。
沢井長官が朝、本部に出勤すると正面玄関前はC国人とK国人の留学生のデモで凄い騒ぎになっていた。沢井長官は裏の出入り口から本部の中に入った。沢井長官は何時も出勤が隊員より早かった。誰もいなかった。沢井長官は窓から下を覗くと100人くらい居た。沢井長官は隊員全員にグループラインを送った。「本部前デモがおきているから裏から入れ!」以上の内容のメールを送った。昨晩の酒は抜けていた。佐久間に電話して、公安調査庁の警備部を派遣してくれと頼んだ。又、藤原総理に電話して鎮圧に武器を使用していいかと伺いをたてた。「様子を見て、危害があればやむ無し。」返事であった。その頃、藤原総理はもう一つの出来事に大変だった。C国とKC国の戦闘機が領空侵犯をして、自衛隊から攻撃の指示を与えてくれとやりとりをしている最中だった。「スクランブルは何機出ている。向こうはC国が10機、KC国が10機でまちがかないか?よし、作戦を指示する。撃ち落とせ!私が責任をとる。後は幕僚長に任せる。」藤原総理は攻撃を容認した。NCIAでは隊員がゾクゾク出勤してきた。公安調査庁の警備部も本部を取り囲むように配置についた。佐久間隊長が沢井長官の元へ現れた。「おはようございます。佐久間さん。申し訳ありません。首相が危険を感じたら攻撃して良いと言ってました。佐久間さんに指揮をお願いいたします。こちらは私が指揮をとります。」沢井長官は佐久間の目を見つめた。「おはようございます。大変な事になっていますね。こちらも首相も今大変ですよ。C国とKC国の戦闘機が20機領空侵犯してきて、攻撃命令が出たらしいです。自衛隊もアメリカ空軍も沖縄から横田から小松から三沢まで全50機F35Aが迎撃に向かいました。こちらと連動してますね。」佐久間は沢井長官の目を見つめた。「そんな事になっていたんですね。こっちは私達で制圧しなきゃいけないわね。よろしくね。」沢井長官は佐久間の目を見つめた。そんな時、デモ隊から投石があり本部のガラスが割れ始めた。「新妻、篠原、森脇、日下部、M249機関銃を持て、作戦を発動する。ガラス割ってそこからデモ隊に向かって撃って撃って撃ちまくれ。」沢井長官が指揮をとった。「日下部、首謀者わかるか?」沢井長官が日下部の目を見つめた。「探してきます。」日下部は隊員を5人連れて群衆の中に入って行った。群衆の中から一人の女性に首謀者は誰か聞いた。「教えない!」女性は日下部の目を睨んだ。「首謀者は出て来い、出なければこいつを殺す。」日下部は女性の頭に銃口を突きつけ怒鳴った。すると隊員に向かって投石があり、日下部の頭に当たった。身体にも当たった。まず、ヘルメット、防弾チョッキを身に着けている為ケガはなかった。日下部はトリガーを引いたら自分達は終わると悟り、銃口を離した。「すいません。私です。」大柄な女性が目の前に歩み寄って来た。「君、名前は?」日下部が女性に尋ねた。「李です。C国人です。」首謀者が日下部の顔を見た。「あれを見ろ!いつでも撃てる準備はしてるからな、黙って解散しろ!忠告したからな!また、デモ起こしたら容赦なく撃ち殺すからな!」日下部は女性の目を見つめた。2階の窓には機関銃を持った4人がスタンバイをしていた。「わかった。解散するから撃たないでくれ!」首謀者が日下部と約束した。「解散!」首謀者が皆に向かって怒鳴った。デモがバラバラに帰り始めた。日下部は2階の4人に向かってオッケーサインを出した。4人は機関銃を下ろした。玄関前に居た、佐久間さんに「交渉成立!ご苦労さまでした。」日下部は佐久間の顔を見て頭を下げた。交渉成立でデモはあっけなく終わった。日下部は沢井長官に報告をした。「首謀者は李という女でした。長官たちの機関銃にビビって逃げました。」日下部は沢井長官の顔を見た。「ご苦労さまでした。」沢井長官は日下部達を労った。沢井長官は藤原総理に状況を報告した。「沢井です。お忙しい所すいません。こちらは無血でデモを鎮圧しました。」沢井は首相に報告だけした。「ご苦労さまでした。こっちは大変だよ。アメリカ大統領とも話してアメリカ軍出してもらったからな。」藤原総理はそれだけ言うと電話を切った。刻々と空中戦の情報も入って来た。




