第7章 反日警察との対決
NCIAが警視庁へ着くと警官、私服刑事が500人で玄関を固めていた。公安調査庁の警備部の姿が見えた。新井班長と沢井長官はアイコンタクトをし「突入!」沢井長官が号令を出した。まずは、班長4人が手榴弾を投げた。脅かすだけだったので1発だけ警官の中に投げて後の3発は誰もいない所へ投げた。警備部は案の定何もしなかった。一部の刑事がトリガーを引いたが隊員の身体に当たっても防弾チョッキが守ってくれた。警官の中に投げた手榴弾で何人か負傷者が出たようで倒れていた。倒れる警官から新妻隊長が警視総監の居場所聞き、警視総監室に辿り着いた。100人くらいの警官と私服刑事が拳銃を構えて待ち構えていた。それを先頭で見た沢井長官は「しゃらくせえ!新妻、M249機関銃をぶっ放せ!」沢井長官は怒鳴った。刑事が沢井長官めがけトリガーを引いた沢井長官の腹に当たった。沢井長官は一瞬怯んだ。当たった箇所を押さえるとまだ熱かった。沢井長官は初めて拳銃で撃たれた。痛くて膝をついたがすぐ立ち上がり指揮を取った。新妻隊長の機関銃が警官、刑事に当たり、皆床に倒れたが防弾チョッキのおかげで沢井長官同様死なずに済んだ。一部の警官が頭、顔にあたり、死んだ者もいた。沢井長官が警官刑事をかき分けて一番後に座っていた早乙女警視総監を見つけた。隊員が警視総監を羽交い締めにしていた。沢井長官が警視総監の前に立った。グロックG19を警視総監に向けた。「言い残す事はあるか?」沢井長官が警視総監の目を見てニヤリ微笑んだ。「KC国、マンセー!」警視総監は叫んだ。「バカが!死ね。」沢井長官が一言いうとトリガーを額に向けて引いた。(バス)と音とともに警視総監は後へ椅子ごと倒れた。倒れた警視総監を上から眺め心臓に最後の一発を撃ちこんで息の音を止めた。「うおー!」警視総監室に居た全員が声をあげた。「皆良くやってくれた。警察の諸君、今度、新体制で頑張ってくれたまえ!諸君の健闘を祈るが今度は在日選ばないでくれ!死んで行った仲間は手厚く葬ってくれ!後で名前教えてくれ!NCIAは帰るぞ!」沢井長官は全員の前で一人一人の顔を見て話した。帰りまぎわ公安調査庁のメンバーに敬礼をした。新井班長の顔は見つけると「有り難う。ご苦労さまでした。」沢井長官は声をかけた。「NCIAの皆様ご苦労さまでした。」公安調査庁のメンバーが隊員に声をかけた。NCIAの隊員全員が敬礼をし最後の一人が警視庁の玄関を出ると敬礼はなおった。バスに全員乗り込むと「あーあ!痛かった。」沢井長官がベストを脱いで服を脱ぐと患部を全員に見せた。赤紫に腫れていた。「長官大丈夫っすか?」隊員から言葉が漏れた。後3人も防弾チョッキと服を脱いで患部を見せ合った。一人は右胸、お腹、左胸を見せていた。やっぱり赤紫に腫れていた。油断して居たらしい。先制攻撃前に撃たれた。沢井長官は任務を遂行した。「明日、全員休み!」沢井長閑が怒鳴った。「あーあ!」隊員からため息が漏れた。沢井長官は藤原総理に直電をかけた。秘書が出た。「無事任務完了とお伝え下さい。」沢井長官は一言だけで電話を切った。次の日藤原総理は記者会見で警視庁でクーデターがあったと談話を紹介した。警視総監が在日人であった事を打ち明けた。