第18章 沢井長官準備をする
星璃は妹、純連を呼び出した。小林純連はメイクアップと服飾コーディネーターをしていた。星璃が着物をえらんで欲しいと頼んだ。星璃は休みの日、純連宅を訪れた。沢山の着物のサンプルが部屋のクローゼットにあった。「お姉ちゃん。何枚か着て見て、気に入った色、生地、帯を選べば良いじゃない?ここにある着物はすべて中古よ。アメリカ大統領に会うのに中古はないわね。似たようなの新品を買いなさい。」純連が提案した。「純連、ネットで見た高級着物の中に気に入ったものがあるの後で見てね。」星璃は純連の顔を見た。「わかった。とりあえずこっち着て見て。」純連は星璃の顔を見た。「これなんか渋いわね。」星璃は一枚ミッドナイトブルーに白い柄の着物を選んだ。純連が着付けをした。帯は白を基調とした柄ものにした。「これ、大島紬よ。新品だと3桁は下らない。帯もそう大島紬。」純連は説明した。星璃は鏡に自分の姿を映した。「良いじゃない?似合ってるね。純連。」星璃は自画自賛していた。「地味だわ。」純連は星璃の姿を見て言った。星璃は着た着物を脱いだ。今度はグレーの細かい模様の入った着物を選んだ。純連が着付けをした。帯は薄いブルーを選んだ、「これもいいわ。私何着ても似合うね。」星璃は自画自賛した。「お姉ちゃん。それは薩摩絣よ。これも新品は3桁は下らないわ。ふだんから着物着ればお姉ちゃん似合うし。美人でスタイルもいいから。だったら2つ共あけるから、後はヘアスタイルね。お姉ちゃん、昔、一回だけショートボブにしたことあったじゃない。もう一回してみたら。もっと似合うよ。後で美容室紹介するから。」純連は星璃の顔を見た。「もらうの悪いからいくらかとってよ。」星璃は純連の目を見つめた。「いえ!あげるし、お金要らない。」純連は星璃の目を見つめた。「お姉ちゃん。さっき言っていたネットの着物教えて私の部屋行こうパソコンあるから。」純連は星璃を部屋に案内した。仕事部屋だった。モデルのポスターが何枚か貼ってあった。純連は電源を入れた【高級着物】と星璃がパソコンに打ち込むと一番最初のページに出て来た。訪問着、牡丹と蝶というパープルの着物が欲しいと星璃が言った。二百万円超えの値段がした。「これかあ?高いなあ?良いものだと思う。実物見てからにしなよ。お姉ちゃんだから二百万円ははした金だと思う。京都の千總か?遠いいな!気に入ったなら見に行こうか?私も付き合うよ。今度休みいつ?」純連は星璃の顔を見た。「来週の日曜日純連は大丈夫?」星璃が聞いた。「大丈夫だよ。この大島紬着ていけば?今日これから美容室行こう。近いから。腕は確かだから私のメイクアップの生徒だから。予約とるね。直ぐ出来るから来てだって!」純連は星璃の顔を見た。二人は家を出て車に乗って美容室に向かった。美容室のドアを開けたら店主が「あら!沢井NCIA長官?先生の知り合い?」店主が目を丸くして純連を見た。「私のお姉ちゃんなの?ショートボブにしてくれない?」純連が店主の顔を見た。「沢井NCIA長官が先生のお姉様だなんて意外ですね。ショートボブですね。お座りください。バッサリいきますよ。」店主が鏡越しに微笑んだ。星璃はショートボブになった。「沢井長官お似合いですよ。お疲れ様でした。有り難うございました。」店主が言った。「お姉ちゃん。似合ってるよ。」純連が星璃の顔を見て微笑んだ。翌週の日曜日が来た。純連の家で着付けをしてもらい午前中に新幹線に乗った。星璃は注目の的だった。京都に着いた。タクシーに乗って行き先を「千總」と告げた。「お姉ちゃん。せっかく来たのだから京都観光して帰りましょうよ。」純連が言った。「京都観光なんて外国人がいっぱいで私は嫌よ。運転手さん。このタクシーで京都観光巡り幾らかかりますか?」星璃が聞いた。「5万円になります。」運転手が言った。「お願いします。伏見稲荷大社は必ず行ってもらえますか?後は運転手さんのお勧めで結構なので、まず、千總へ行って下さい。」星璃が言った。「お昼は御一緒にいかがですか?運転手さんのお勧めの店行っていただいて結構ですから。」星璃は運転手に言った。「こりゃすいません。有り難くご馳走になります。」運転手はルームミラーで星璃を見て頭を下げた。間もなく千總に着いた。「到着いたしました。私は駐車場でお待ちしております。」運転手が言った。「おいでやす。何かございましたらお声かけください。」女性の店員が挨拶をして来た。「この着物見せて下さい。」純連がスマホを見せた。「こちらどすか?奥の部屋でございます。こちらへ」女性店員が二人を奥の部屋へと案内してくれた。「写真より実物の方が良いですね。お姉ちゃん、どうする?着させてもらう?」純連が星璃の顔を見た。「試着できますか?」純連が店員に聞いた。「よろしいどすえ。」店員が純連を見た。純連が星璃の着物を脱がした。「店員さん、この着物に合う帯も見繕っていただけますか?一式お願いします。」純連が店員の顔を見た。「はい、わかりました。」店員は星璃の身体を眺めて奥へ消えた。店員は肌襦袢と長襦袢ど足袋と雪駄を持ってきた。着物を取って星璃に着せてくれた。肌襦袢と長襦袢は着て来たやつでまにあった。「お規約お似合いです。帯は薄い白にしました。締めますよ。」店員は星璃の顔を見た。最後に帯紐を結んで着付け終了。「お姉ちゃん。良い似合ってる。」純連が星璃の顔を見て優しく微笑んだ。「これ、いただきます。」星璃が店員の顔を見て優しく微笑んだ。星璃は着物を脱いで着て来た着物に着替えた。店員は新しい物を奥から持って来てた。小物は別の袋に入れてくれた。商品を星璃に渡した。「お会計よろしいおすか?」店員は星璃の顔を見た。「すべて合わせまして2080000円どす。端数はおまけいたしました。」店員は星璃の顔を見た。「おおきに!」星璃は店員の顔を見た。星璃は現金で払った。「お客様、お名前と住所と電話番号の記入をお願い致します。」店員は用紙とペンを出した。星璃が名前、住所、電話番号を書いた。「おおきに。」店員が頭を下げた。店員は純連から商品を取ると入り口まで持って外まで見送ってくれた。「おおきに。」二人が見えなくなるまで頭を下げていた。二人はタクシーまで戻った。「お待ちどうさま。有り難う。」星璃は運転手を見た。「おかえりなさい。」運転手が頭璃の顔を見た。「まず、錦市場で腹ごしらえ、清水寺、金閣寺、東山慈照寺、二条城、、貴船神社、伏見稲荷大社、東寺、八坂神社、二条城、南禅寺、嵐山竹林の小路、平安神宮、天龍寺、蓮華法院、渡月橋、高台寺、東福寺、賀茂御祖神社、龍安寺、建仁寺と周ります。最後に京都駅」運転手が言った。観光して、錦市場で海鮮丼を食べて。お土産を買って荷物を両手に抱え新幹線に乗って上京した。二人ともヘトヘトだった。星璃は純連の家に泊まった。山南さんとの会話が盛り上がった。お土産をツマミにビールを飲んで酔っぱらった三人が居た。
いよいよ物語も佳境に入りました。最後まで引き続きお読みください。宜しくお願いします。




