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スパイ防止法成立 super star  作者: やましたゆずる
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第11章 ハニートラップを仕掛けろ

大手半導体企業の社員が機密をC国に売り渡していた。その情報を日下部班の諜報活動で判明した。1カ月間の内定で犯人を突き止めていた。証拠を集める為、沢井長官が森脇隊に命令を出した。「ハニートラップを仕掛けろ!」長官は指示した。「はい!わかりました。」森脇隊長が沢井長官の目を見つめた。森脇は犯人に近づく為、犯人の良く立ち寄るコンビニの店員になりすまし、言葉を交わすようになると「あなたの事、もっと知りたくなりました。」とラインを交換する。「今度、食事でもいかがですか?」と送った。森脇は元セクシー女優だから面がばれてないか心配だったが犯人は森脇を知らなかった。食事が直ぐに決まり高級レストランで待ち合わせをした。レストランで食事とワインを飲み森脇はエロいポーズと言葉で犯人をその気にさせて行った。パソコンの暗号となりうる言葉を引き出し好きな言葉とか映画とか歌とかを聞き出した。レディ・ガガのAlways Remenber us this wayという曲が好きだと言った。アリー/スター誕生という映画を何回も見た。と言っていたから、暗証番号はビンと来た。後はどうお持ち帰りしてもらうかだ。酔った演技をした。いきなり、テーブルの上に寝てしまう作戦をとった。「葵さん。大丈夫ですか?」犯人の田中が葵を起こそうと身体を揺すった。「駄目かもしれない?今晩、私を持ち帰って下さい。」葵は虚ろな目で田中を見つめた。「わかりました。僕のマンションに連れて帰ります。」田中は葵を抱きあげて、おんぶした。タクシーを拾って葵を乗せて自分も乗った。行き先を告げるとタクシーは発車した。マンションに着くと運転手に手伝って貰い、葵を田中の背中におんぶして貰った。今日はタイトスカートだった。エレベーターに乗って5階で降りると田中は玄関を開けた。葵をベッドの上に服のまま寝かせた。「葵さん、シャワー浴びますか?」田中は聞いて来たが「先に浴びて。変な事しないでね。今日は女の子の日だから、駄目よ。」葵は甘い声で囁いた。女の子の日は嘘だ。田中はシャワーを浴び出て来た。「葵さん。シャワー浴びますか?」田中は葵に尋ねた。「あなた、私にシャワー浴びさせて何かするつもりなの?そうだったら私の汗臭い身体抱きなさい。少し酸っぱいかも。」葵はみずから服を田中の前で脱いだ。マッパになりシャワーを浴びに風呂場へ行った。田中のソーセージを触ったらすでにカチカチだった。葵はニヤリ微笑んだ。葵はシャワーを浴びて出て来て、ベッドに寝ていた田中の隣に裸のままベッドに潜りこんだ。田中は葵の足を広げ顔を埋めて来た葵は思わず甘いため息が漏れた。計画の第ニ段階突入した。葵も田中のカチカチのソーセージを頂いた。そして二人は一つになった。第五回戦まで続いた。葵も久しぶりだったから調子に乗って昔のテクニックを存分に発揮した。終わったのが2時を過ぎていた。二人は深い眠りについた。朝7時に目覚ましが鳴ったのはわかったが葵は起きなかった。第三段階の仕事が残っていたから寝ている演技をした。「葵ちゃん、朝だよ。起きなさい。僕仕事行くからね。鍵ポストに入れておいて。」田中は葵を起こそうとしたが葵は起きなかった。「わかった。一階のポストね。今日、私休みだからゆっくり寝てる。昨晩、あなた凄かったから腰痛くて!行ってらっしゃい。」葵は嘘ぶいた

。田中がエレベーターに乗るまで手を振って見送った。部屋に入ると服を着てコンビニまでパンとコーヒーを買いに行った。コンビニから帰るとパンとコーヒーを片手にパソコンをいじくった。パスワードを探した。まずはLADYGAGAと入れた。ブー!駄目。次にI STAR IS BORN。ブー駄目。思いつく最後は主演男優の名前、「確か、ブラッドリー・クーパーだったよな?ミドルネームがあったよな?チャールズだった?」 bradley charles corper ビンゴ!開いた。「用心深い男だな!」葵は独り言をはいた。USメモリーを差し込んでctrlを押した。全てのファイルを盗んだ。C国とのやりとりがすべて残っていた。それからコンビニを辞め田中との連絡は一切絶った。作戦完了を沢井長官に報告すると田中の住所を教え次の日、沢井長官がM16A1ライフル片手に狙撃に向かった。隣のビルから田中を狙撃し、頭と心臓を撃ち抜いた。クリーナー班をよんで遺体を処理してもらった。

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