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白の魔女の世界救済譚  作者: 月乃彰
第七章 暁に至る時
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7−124 戦闘訓練

 スパービアがエストに殺されたことによって、この作戦にメラリスは出られなくなった。続いてグーラとラックスリアも死亡した。

 一気に三人も死亡したこともあり、急遽『死神』たちは強欲(アヴァリティア)召集された。

 時刻は午前二時。『デレナード』での戦闘から五時間後のことだ。


「⋯⋯エストと遭遇したら負けが確定するってのは、分かるよ。仕方ないと思う。シニフィタでも逃げるのがやっとだからね」


 アヴァリティア──フィルの説教を食らっている三人は座り込んでいた。これから行われる大作戦に人員はあればあるほど良いのだから。


「でもさ、なんで遭遇する前に逃げなかったの? 君たちが死ぬことによって作戦を考え直させられるこっちの身にもなって欲しいんだけど」


「すまない」「悪かったと思ってる」「ごめんなさい」


 お説教タイムはまだまだ続く。エストから状況を聞いていたフィルは、その時本当に驚いたものだ。

 メラリスはなんとエストに勝負を挑んだ。これは勝負に勝ったとしても殺し合いでは負けることが考えられたはずだ。

 ベルゴールは人間五人に慈悲をかけて時間を伸ばした。さっさと全員殺すなりしていればエストが到着する前に逃げられたはずだ。

 カルテナはエストがいると分かった時点で逃げるべきだった。前者二人と違って、かもしれない、だが、やらなかったことには変わりない。


「⋯⋯まあそこまでにしてやれ、フィル。三人も反省しているんだ。それに、この戦いはそういうところを直すためのものだし⋯⋯」


 後ろで座ってフィルの説教を聞いていたセレディナが立ち上がり、彼女の横に歩いて来てから言った。


「⋯⋯お前たち、強くなったか?」


 エストという化物との戦闘。同格相手との戦闘が少ない大罪の魔人にとっては貴重な経験だろう。

 強くなったか、とはその経験から戦いのコツを掴むことができたか、という意味の問だ。


「はい。良くも悪くもエストは本気で殺しに来ていました。⋯⋯死を感じた。それが俺の能力の覚醒を促した⋯⋯と、思います」


 メラリスのあの時の火力は過去最高だった。だからエストの魔法火力に打ち勝てたのだ。


「体術に魔法、連携の大切さ⋯⋯相手の行動を読むということや様子を見ることの重要さが身に沁みて理解できました」


 今思えば、あの戦い方は敢えてのものだったのだろう。エストは魔法で一方的にベルゴールを殺すことはせず、わざと体術メインに戦っていた。


「前より、魔獣、強さ、数、能力範囲、精度⋯⋯上がった気⋯⋯します」


 都市を丸々一つ警備する魔獣の指揮はカルテナにとってやったことのない大仕事だった。エストを追い詰めるために自らの能力を高めざるを得なかった。

 確かに微々たる成長だ。これで勝てなかった相手に勝てるようになったわけではない。しかし、それで良いのだ。何せ成長の始まりでしかないのだから。


「良い。良いぞ、お前たち。⋯⋯というわけだ、フィル。これも悪くない結果だろ?」


「⋯⋯はあ。分かりましたよ。これ以上追求することは辞めます。ですが、お嬢様。作戦の修正、手伝ってください」


「え? 私、お前みたいに賢くないしできないと思うんだが」


「普段から頭良いとは言えないですが、お嬢様は戦略面では悪くないです。私の手伝いくらいなら十分できます。なので付き合ってください。ね?」


 なぜだろう、断れない雰囲気がある。こいつ、私の部下のはずなのに。とセレディナは思った。

 威圧感を覚えながらも恐れないのは流石魔王というに値するが、反発できない点ではまだまだ精神的に未熟。

 いや、そこはフィルの言葉の力がやけに強いということだ。強欲の名を冠するだけはある。


「はいはい。小難しいお話はこれで終わり。もう都市はあらかた制圧したし、あとは適当に放置で良いから、訓練でもするわよ」


 手を叩きながら注目させたのはシニフィタだ。服装も何時もの寝間着へと変えていた。


「怠惰なお前がそんなことを言い出すとは」


 そんな様子のシニフィタに、中々失礼なことをサンタナは言う。


「アタシが積極的になるのがそんなに珍しいかしら?」


「⋯⋯分からないでもない。ただ、自発的言うことが、な」


「そうね⋯⋯」


 シニフィタはセレディナの方を見た。


()()のためでもあるわ」


「セレディナ様のため⋯⋯?」


「そうよ。お嬢はエストのこと許してたけど、それでも棘までは抜けない。そう簡単に心を入れ替えることなんてできないからね。⋯⋯だから正面からぶつかる。あの魔女が一泡吹くとこ、見たくない?」


 一度戦って、こっ酷くやられたシニフィタは悪い顔をした。サンタナはその考えには私怨がかなり含まれているような気もした。しかしセレディナのため、という理由も大きそうだった。


「ふむ。なら良い機会だ。魔人最強のお前と、本気で戦ってみたいと思っていた」


 シニフィタは先程とはまた異なる笑みを浮かべた。


「骨のありそうな奴と戦うのは久しぶりね。いいわ。来なさい」


「何話してるんだ? お前たち?」


 セレディナが二人に話しかける。


「いえ、特に何も。俺とシニフィタで本気の試合をしようか、と考えていただけです」


「え? ⋯⋯マジ? お前、シニフィタとやり合うつもりなのか?」


 彼女の目には「正気かこいつ」という思いが込められていた。それはサンタナも分かっていたことだ。勝機はない、断言して良い。

 ただ、


「仕組みが分かっているので、戦いにはなるかと。それにシニフィタは能力以外でも高水準ですしね」


「そ、そうか⋯⋯まあ、頑張れ」


 セレディナのサムズアップは何気に珍しい仕草だ。「シニフィタとの戦闘」がどれほどの無謀であるか。それに挑むサンタナへの動揺が露骨に出ていた。


 ◆◆◆


 ほぼ全ての力は『怠惰の罪』との相性が悪いと言わざるを得ない。中でも『憤怒の罪』は飛び抜けて相性最悪だろう。

 『憤怒の罪』は自由に武器を無尽蔵に作り出し、それを簡単ではあるが操ることができる。自立運動させることはできなくても飛ばしたり、薙ぎ払ったりできる能力だ。

 言わずもがな、この能力は物理攻撃特化型。物理能力は『怠惰の罪』にとってはカモ同然だった。

 よって、セレディナは、サンタナとシニフィタでは戦いにすらならないと思っていた。


「まず一戦目は、アタシたちで訓練の仕方を教える⋯⋯言っても、ただ戦うだけだけどね」


「ああ。手加減はなし。殺しても構わない。気をつけないといけないのは、相手を消し炭にしないことのみ」


 ルールは至ってシンプル。蘇生魔法が使えるフィルのおかげで、蘇生条件が満たされていれば何をしても良い訓練だ。

 いや、はっきり言えばただの殺し合いである。

 セレディナがシニフィタとサンタナを交互に見る。そして、


「いいな? ⋯⋯始め!」


 その掛け声と共に、両者の目が光った。

 サンタナの周囲にいくつもの武器が生成され、全てがシニフィタに飛んでいく。常人であれば即死。避けることも難しく、防ごうにも質量の問題で押し切られる可能性が高いだろう。


(速度、質量、そして方向⋯⋯確かに些細な差でしかないけど、全部バラバラで規則性がないわね)


 シニフィタの能力を意識しての設定だ。普通の相手なら、速度は最高速度以外に設定する必要性はあまりない。それはサンタナの負担になるだけだ。


(演算が必須なアタシの能力にとっては有効的な手段。微妙に違っても、正確に計算しないと能力は発動しないことを突いた作戦⋯⋯)


 彼女の能力による攻撃の反射行為では全て手動操作(マニュアル)だ。頭の中で弾く対象のエネルギーの演算を行い、正しい数値を求める必要がある。

 そしてこれには能力的な補正はない。あくまでシニフィタの能力はベクトル、スカラー値の操作でしかない。


「でも、無駄ね」


 サンタナの創り出した武器は全て地面に叩きつけられる。跳ね返すことだってできたのにしなかったのは単純な理由だ。


「速⋯⋯!」


 シニフィタの姿がいつの間にかサンタナの目の前に現れて、拳を振りかざしていた。サンタナは反応に間に合っていたようで、腕をクロスさせ防御する。

 凡そ肉体から発せられる音ではなかった。爆弾でも爆発させたような音が響く。サンタナは廃墟となった石材の建造物に突っ込んだ。


「〈煌炎斬刃(ブレイズ・ブレード)〉」


 シニフィタの周りに四つの赤い魔法陣が展開され、その先に明るい炎の刃が出現した。

 そして、それらはとてつもない速さでサンタナの突っ込んだと思われる場所に飛んでいく。


「えっ?」


 観戦していたフィルは思わず声を上げて驚いた。彼女のそんならしくない声を珍しく聞いたレヴィアは彼女に聞く。


「何かおかしいことでもあった?」


「⋯⋯あの魔法、私も使えるんだけどあそこまで速くはできない。でも、魔法能力だけなら私の方が上のはず」


 魔法をよく知るからこそ、おかしさに気付けた。フィルは思考を続ける。そして一瞬で一つの結論に至った。だが、それは机上の空論に過ぎないはずのものであった。


「⋯⋯まさか、そんなことが。いや、シニフィタの練度なら⋯⋯できないとは⋯⋯言い切れない⋯⋯?」


「何か分かったの? フィル」


「うん。分かったっていうか、予測欄に入っていなかったものを引っ張り出してきたっていうか⋯⋯とにかく、私には信じられないものね」


「えぇ⋯⋯。何何? ワタシには全然分からないよ」


 レヴィアの顔は見えないものだが、長く一緒にいるから表情が見えずとも手に取るように分かる。


「魔法を能力で操作したのよ、おそらくね」


「魔法を能力で⋯⋯? それの何が信じられないの?」


 レヴィアにはそれが特段難しいものであるとは思えなかった。シニフィタの能力は力の向きと大きさの操作。勿論、魔法にはそれらがあるし、魔法の炎は原則、本物の炎と同じ性質を持つ。

 フィルはレヴィアの疑問に対して、説明を始めた。

 

「魔法と能力の原理はほぼ一緒でね。どちらも『世界の理』に干渉して、非現実を顕現するって点では全く一緒なの。でもその干渉の仕方は別々。⋯⋯分かりやすい表現がわからないけど、魔法は捻じ曲げる、能力は砕くって言えば良いのかな」


「何言ってるのかよく分からないかも」


「うーん⋯⋯鉄の棒をぐるぐる巻きにしたら円状の皿ができるでしょ? でもさ、鉄の棒を溶解炉で溶かして、皿の型に流し固めてできた皿の方が綺麗だし精巧だよねってこと。魔法が前者で、能力が後者ね」


 要は精度の問題とも言える。現在から無理矢理変化させるか、一度壊して成形するかの違いである。


「で、なんでこれら二つを合わせるのが難しいかって言うとね。この似ているって部分が厄介だから。それぞれを使う為の頭の使い方も似ていて、というか同じだね。どっちか使うってなればそう意識すれば済むけど、同時に使おうとするとその意識をニュートラルにしないといけない」


 言うは易し、行うは難し。この意識をニュートラルにすることは無意識を操作するも同然。

 能力を先に発動し、維持しつつ魔法を使うことはできる。つまりこれら二つを同時に使うことは難しくない。しかしあくまでも別々に使う場合だ。

 ただ、魔法に能力を乗せることは白紙のままで文字を書くという矛盾を成し遂げるが如き神業。


「つまりシニフィタ姉は凄いってことね!」


「ん、まぁ⋯⋯大体合ってる」


 再びシニフィタとサンタナの戦いに目を向ける。

 サンタナはシニフィタに近接戦闘を仕掛けることはせず、遠隔の物量戦を続けている。だが全て弾かれていて、時々、シニフィタが接近し一時的に近接戦闘を繰り返す。

 

「⋯⋯やはりシニフィタが圧倒的か」


 ベルゴールが呟く。

 状況は誰がどう見てもシニフィタ優勢。サンタナには彼女に攻撃を当てる術がなく、このままいけばやがてサンタナはシニフィタの直接攻撃に耐えられなくなるだろう。


「──いや、そういうわけでもなさそうだ」


 隣でメラリスが言った。どういうことだろうか、とベルゴールはシニフィタの方をよく見てみると、何となく理解した。

 シニフィタの表情が少しだけ険しくなっているのだ。


(⋯⋯サンタナが得意な戦い方をしないのがずっと気になってた。──アタシの脳の疲弊。これが狙いで確定ね)


 全ての攻撃のパターンが違う。一つ一つ設定するのは想像以上に能力者の負担となるはずだ。が、それを処理するのはもっと負担になる。そしてただでさえ頭を使うシニフィタの能力にとって、物量作戦ほど効くものはない。


(しかし⋯⋯ただ、少し疲れるだけ。アタシが演算できなくなる前に、あんたを倒すことは可能。⋯⋯それを考えていないはずがない。そう、あくまでも『疲弊狙い』でしかない)


 完全にシニフィタを疲れさせて能力を突破するのが目的ではない。


(サンタナ、あんたの狙いは──)


 サンタナがシニフィタに接近する。そのスピードはこの戦闘における最高速度。ここまでキープしていた、隠していたということだ。

 拳を突き出す。普通であればその力を算出し、結果を元に反転する。⋯⋯だが、力は反射されなかった。シニフィタは能力を行使しなかった。サンタナの拳を掴む。

 その際の威力はあまりにも弱かった、サンタナにしては。まるで力を抜いている──違う。


「アタシがやっていることは力の絶対量の計算。答えにマイナスは付かない。そして、ベクトル操作は角度調節ではなく、この場合ただの反転。だから⋯⋯あんたは拳を引いた」


 突き出すのと全く同じスピードで引けば、力の絶対値は変化しない。シニフィタが求めているのは絶対値であり、つまり引いたとしても計算結果に狂いはないとして処理され、能力が発動する。

 シニフィタが基本、能力に設定してある動作はベクトルの反転。


「アタシが近接戦を仕掛けたとき、あんたは徹底的に避けた。理由はアタシとの近接戦は不利すぎるから? ⋯⋯それもあるだろうけど、一番の理由は違う。それならもアタシの脳を疲弊させることはしない。⋯⋯こうやって体に触られることを避けるため、そうでしょ?」


「⋯⋯血流操作。それさえも可能だからな、お前は。だが疲弊している今、血流操作は困難なはずだ」


「全く、どこで聞いたんだか。アタシ、そのこと誰にも言った覚えはないのだけれど。⋯⋯そうね、確かに血流操作は他より難しいわ。見えないものを演算することはできないもの」


 でも、とシニフィタは続ける。


「あんたは一つ重要な事を知らないわ。いつ、アタシが()()()()()()()()()()()()()なんて言ったかしら?」 


「は? それってどういう⋯⋯?」


「アタシが言ったのは『攻撃を反射する場合、演算が必須』ってこと。『ベクトル操作する場合』ではないわ」


「⋯⋯?」


「⋯⋯え? まだ分からない? え? フィル、あんた分かった? 今ので?」


「分かったよ。でもさ、私を基準に考えたら駄目でしょ。自分で言うのもあれだけど、私頭良いから分かるだけで、君の説明はざっくりしすぎていて普通は分からないよ?」


 とりあえずシニフィタの勝利には間違いないから戦闘訓練は終了する。そしてこれからフィルによるシニフィタの能力解説が始まった。


「で、どういうこと? シニフィタ、能力、難しい」


「ううん⋯⋯? ただでさえ演算がどうの、べくとるがとうのって意味が良く分かってないのに⋯⋯」


 特に子供二人組は混乱していた。セレディナも余裕そうな顔をしているが、実はよく理解していないとフィルにはバレていた。


「⋯⋯まず、みんな⋯⋯まあ私も勘違いしてたんだけど、シニフィタの能力発動には必ずしも対象の力を算出しなければならない、これから間違っていたのね」


「え? えぇ⋯⋯」


 セレディナが困惑を隠せていなかった。当然だ。そもそもの大前提から間違っていたのだから。


「別に能力を発動させるだけなら計算は必要ない。そうでしょ?」


 フィルの確認にシニフィタが頷く。


「⋯⋯こほん。じゃあ何で攻撃を反射する際には計算が必要なのか。それはおそらく、対象の力を把握する必要はあるから」


「ちょっと待て。計算は必要ないんじゃないか?」


 物凄く早い矛盾にメラリスは突っ込む。つい先程計算の必要性はないと言ったではないか、と思ったからだ。


「計算で力を把握すること。これって接触することでも把握できると思わないかい?」


「⋯⋯ああ⋯⋯そういう」


 計算して算出された数値は一つのデータだ。シミュレーションと同じで、数値により表すことで実験せずに結果を予測する⋯⋯これと似たようなことをシニフィタはやっていた。


「どちらでも対象のデータを把握することはできる。計算か実感かの違いだよ。で、当然だけど攻撃を実感するってことは、それ命中してるってことだから防御できてないよね? だから攻撃を防御しつつ反射するには、必然的に触れる必要がある。直接、肌でね」


 そういうことでしょ、とフィルはシニフィタと顔を合わせる。その通りだったようでシニフィタは何も言わなかった。


「シニフィタは生体に触れるだけで、本当に無条件で血管を爆発させることが⋯⋯」


「できるわよ」


「ひえっ」


 サンタナの中でシニフィタの最強さがより強くなった。自己回復がなければどんな生命でも即死させられる能力である。

 防御、攻撃のどちらにおいても最強の能力。

 ならばなぜシニフィタはエストから逃げるしかできなかったのか。それがとても不思議に思ってレヴィアは質問する。


「⋯⋯攻撃に使うにしても触れないと意味ないわ。エストに触れることができない。防御に使うにしても虚無のエネルギーなんていう実在しないもの使われたら計算も何もなかったのよ。何あれ。虚数とはまた違うものらしいのよ? 何? 計算できない力って何なのよ。存在しない仮想エネルギー、質量? あれおかしいわ⋯⋯」


 その時のシニフィタは本当に意味不明なものを見たと言わんばかりの様子だった。

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