種族紹介 中篇
この話は総合評価5000P記念のものです
「誰もコメントをくれなかった……と作者が落ち込んでたな……構ってちゃんだから」メルス
「人気、無いんですね」?
「……そもそも、AFO(自称偽善者)の登場人物を覚えている奴の方が少ないしな。作者だって、自分専用のキャラ表を見ないと思い出せないし」
「えっ、もしかして私も忘れられているんですか?」
「……残念だが、そうみたいだ。わざわざ確認していたみたいだぞ。だいたい、これを書いたのははるか昔、当時の登場人物の中からリルをピックアップしたのだって、適当に抽出したからみたいだし」
「ひ、ひどいです」リル
「自分の設定の部分に【完全記憶】が欲しいなんて虚しい事を書いている暇があったら、自分のキャラぐらい覚えとけよ」
「あの……こんなにメタな発言をしていいんでしょうか」
「いいんだよ、別に。細かいことを気にしていたら、こういう話だってできないんだよ。時間軸だってブレブレだし、あとから加筆・修正して今の話に合わせているんだ」
「こ、この話……まだメルス様が終焉の島に居た頃に書かれているじゃないですか」
「そう、だからブレブレなんだ。もういい、忘れてやるのがベストなんだ」
「わ、分かりました」
◆ □ ◆ □ ◆
「今回も種族説明だ」
「ぜ、前回の続きとなります。まだそちらを読んでいない方に説明しますと、すでに普人族と獣人族と森人族は終わっています」
「これだって、まだルビが無かったんだぞ」
「今の私たちには普人族、獣人族、森人族と分かるんですけどね」
「読者に分かるのはエルフだけだよ」
---------------------------------------------------------
種族:山人
山に暮らす長命種 背が低いのが特徴
石の意思を読み取り、その石にあった形状のものを作りだすことができる
〔ある条件を満たす事で闇山人に変化する〕
HP:+50
MP:+50
AP:+100
ATK:+5
VIT:+5
AGI:+0
DEX:+10
LUC:+0
種族スキル
(岩具の心Lv-)(○術Lv3)(○魔法Lv3)
(○魔法Lv2)(鍛冶魔法Lv1)
進化先
山人族→高位山人族
山人族→闇山人族→黒山人族
---------------------------------------------------------
「──正直、進化なんてコロコロと変わりそうだよな。まあ、そんなこんなで山人族の紹介が最初だ」
「ルーン国に居ましたね。鍛冶が得意で、街では鍛冶師をしています」
「そういえば、千話もやっていてまだ一度も登場してないよな……いろいろと問題がある気がする」
「プレイヤーの方には、たしか居ましたね」
「いや、俺たちってそれを言えば全部説明がついちまう……って、まあいいか」
「ところでメルス様、(岩具の心)とはどのようなスキルなのでしょう?」
「ああ、いわゆる素材の声が聞こえるってヤツの石限定版だな。金属とか宝石とか、あと精霊石とかな」
「精霊石、出ていましたっけ?」
「これを書いた頃はNOだが、千話超えだとYESだな。育成イベントで使った水晶、あれは精霊が宿った時点で精霊石だ」
「補足説明をしますと、宿った精霊の位で名称が少し変化します。ですが、精霊石は主に不活性──俗に言うと死んだ場合に生みだされます。違いは使い切りかどうか、性能がどうなるかといったものです」
「強引に生きた奴を突っ込むのもできるが、それはユラルに半殺しにされるぞ♪」
「や、やったんですね……」
閑話休題
---------------------------------------------------------
種族:魔人
魔素の多い地域に生息する種族
体内に魔核を所持している事が特徴
森人に次ぐ高い魔力の持ち主
魔人の中でも、さまざまな魔物の特徴を持つ者がおり、種族特徴ごとに異なる生活を行う
〔魔物の存在の格が高いと、この種族に進化する場合があるが、基本的に自然発生することはない〕
HP:+50
MP:+100
AP:+50
ATK:+5
VIT:+5
AGI:+5
DEX:+5
LUC:+0
種族スキル
(豪魔の心Lv-)(○術Lv4)(○魔法Lv5)
(神聖弱体Lv-)〔その他、魔物由来のスキル〕
進化先
魔人族→高位魔人族〔各魔物由来の上位種〕
魔人族→邪人族→高位邪人族
---------------------------------------------------------
「魔人族、コイツらはいろいろと面倒臭い奴らだ。(神聖弱体)を持っているせいで、そう思われている」
「……メルス様は思っていないんですか?」
「ん? まあ、リュシルが魔人族だしな。魔物由来の力があるせいで、人に狙われたり堕ちて邪神のために働いたり……環境によって悪になりやすいんだよ」
「……悪いことばかりしているわけじゃありませんよね?」
「そりゃそうだ。俺たちの世界だと悪役な場合が多いけど、こっちの世界だと少しだけ強い普人族だしな」
「(そう思えるのは、メルス様と眷属の方々ぐらいだと思いますけど)……そうですね、学校の先生に魔人族の方がいますけど、とても優しくしてくれます」
「なら、そういう考えを持ってもらえるいい教師だったってことか。うんうん、少々アレな気はあるが、なってもらってよかった」
「……あの、いったい何が?」
閑話休題
---------------------------------------------------------
種族:竜人
竜の血を引く一族の末裔たち
首筋などから映る竜の鱗が特徴
進化先が龍と辰のどちらかとなるが、それまでの経験によって変動する
〔Lvアップに必要な経験量が膨大〕
〔生まれつき持つ隠しスキル(◯の因子)、殺した竜族の数、摂取した竜族の因子などにより変動する〕
HP:+100
MP:+100
AP:+100
ATK:+10
VIT:+10
AGI:+5
DEX:+5
LUC:+0
種族スキル
(伏竜の心Lv-)(○術Lv1)(竜魔法Lv1)
(竜鱗生成Lv1)(竜翼生成Lv1)(竜爪生成Lv1)
(飛行Lv1)
隠しスキル
(龍or辰の因子)
進化先
竜人族→龍人族→古龍人族
→◯龍人族
竜人族→辰人族→古辰人族
→◯辰人族
---------------------------------------------------------
「イア、シュリュ、フィレルなどがその系譜となる竜人族だ。本編で言えば、辰人はまだ出ていないな」
「古龍とは、ソウ様のことでしたよね?」
「ああ、膨大な年月を経た高レベルの龍族がなる種族だな。その竜人版が三つ目の進化先にあるやつだ」
「では、◯の中に入るものは?」
「属性への適性、習得した魔法の数、属性を用いての上位存在への戦闘勝利数、属性に関する環境での生活などの条件を満たすと、古シリーズ以外の存在に進化できる……まあ、急速な進化とかすると、だいたいこっちだ」
「いずれにせよ、大変そうですね」
「因子スキルが作用して、一部の属性への進化は条件が緩和されるんだ。いわゆる、先祖返りみたいなものだな」
「ここには載っていませんが、亜竜という魔物が居ますね。そちらとの違いはどういったものなんでしょうか?」
「簡単に纏めれば──
・亜竜:知性が低い、魔力の制御ができない半魔物、正しく進化できない場合そのまま魔物として進化する
・竜族:龍か辰に覚醒していないドレイク(すべての竜の総称)たち、条件を満たして進化することで龍か辰となる
・龍族:西洋の竜、蝙蝠の飛膜を持つ
・辰族:東洋の竜、鷲の翼を持つ
・劉族:異端の竜種、龍と辰の特徴を併せ持ち、同時にそれを顕在化することが可能、現在ではシュリュのみにしか確認されていない[曰く、【劉帝】はその状態に能力を用いることで限定的になれるらしい]
──だな」
「では、(伏竜の心)とは?」
「戦闘時、一定時間経過で能力値に補正が入るという能力だ。ただでさえ強い竜が、さらに強くなる……初心者には厄介な能力だろ」
◆ □ ◆ □ ◆
「さて、今回はそろそろ終わりだな」
「次回は総合評価が──10000P!?」
「……おいおい、これ書く気無いだろ? なに、いつかきっと? まあ、そうかもしれないけどさ」
「じ、次回は種族紹介後篇──レア種族の紹介となります。天使や吸血鬼、妖精などの種族の紹介を行うと思われます」
「要望があればコメントを、と作者は言っている。いちおう用意はしてあるみたいだぞ、設定は適当だが」
「まあ、今回は俺ことメルスと――」
「わ、私リルで――」
「「――お送りしました!!」」
(豪魔の心)はあえて隠しておりますので、お気になさらず
次回は……また、いずれ