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偽善者とこぼれ話 番外月  作者: 山田 武


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偽善者とハロウィーン 2020

お久しぶりです



 ハロウィーン。

 去年は仮装イベントをしたのだが、それは好評だったため毎年やることが決定した。


 何やら仮装コンテストをやって、誰の仮装が一番なのかを競うらしい。

 ……魔物とかの仮装は分かるんだが、どうして俺の仮装があるんだろうか?


 まあ、ころころ恰好だけでなく性別や年齢などを弄っているため、大人から子供まで誰でも仮装ができるという利点は、あるにはあるんですけども……。


 そんなこともあり、俺はまた新たなるハロウィーンを考えてみることに。

 いったい何をすれば、いいのやら……多少は、アレンジを加えてみようか。


  ◆   □   ◆   □   ◆


 現代日本において、ハロウィーンでは何をしているのかを考えてみた。


「そしてまあ、何も浮かばなかったわけなんだよな……そりゃあ事件とか騒動を再現するならできるけど、国民たちにそんなことをさせるわけにはいかないからな」


 前回、眷属たちにコスプレをしてもらったのだが、今回はそれをアレンジした。

 山車、というかパレードをいくつかの集団にやってもらっている。


 要するにリオのカーニバル、青森のねぶた祭りなどを踏襲した感じだ。

 それぞれが出し物ならぬ山車物と共に、自らのコスプレをアピールしていく。


 これでもまあ、よく俺の脳みそだけで考え付いたと言えよう。

 眷属にも楽しんでもらうため、無い頭を捻りだした結果である。


「……すっかりやってない生命最強決定戦の集団戦、そのメンバーでやってるのか? しかしまあ、凄い盛り上がってるな」


 見覚えのある組み合わせで、パレードに参加している眷属たち。

 また、当時は居なかった者たちもまた、混ざってパレードを盛り上げている。


「前回と違って、俺は独りぼっちだな。いやまあ、本来の俺はこんな感じか」


 吸血鬼の因子を打ち、マントを羽織っているのが現状だ。

 ……コスプレと言っていいのか微妙ではあるが、これも立派な仮装だろう?


「そういえば、少し前にハロウィーンイベントで集めたアイテムがあったな。それを複製して、配ってみようか」


 一日限りのイベントでは、訴えられるに違いない。

 なのでAFOのハロウィーンイベントは、一週間ほど掛けて行われている。


 そっちはそっちで、仮装して魔物を倒したり依頼を達成したりしていた。

 そこで貰えたアイテムは、お菓子や家具などさまざまである。


 企業とコラボしたアイテムなど、意外と嬉しい物もあったな。

 解析すれば、俺の力だけで再現することもできるだろうし。


 だが今は、そういう回りくどいことはしないで<複製魔法>ですべてコピーしておく。

 子供たちに美味しいお菓子を食べさせる、それもハロウィーンの醍醐味だからな。



まあ、それからいろいろあるのですが……そこは皆さんのご想像にお任せします

[皆さんの中から具体例が出たら、それが何かこう……いろいろとなるかもしれません]

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