ー後書き兼打ち上げ
ー後書き兼打ち上げ
武上「登場人物の皆さん。お疲れ様でした。まずは主人公の松沼美里さん、いかがでしたか?」
美里「泣いてばっかでしたね。しかも泣いて良いメイクまでしてもらいました」
武上「ライブパフォーマンス仕様ヘアメイクはどうでした?」
美里「すごいよね。ノズルきゅきゅまわしてスプレーだもん。恭之助はいつメイク勉強したの?」
恭之助「スフィア会長がサットを愛人にしたいって言った時からだな」
美里「どこで?」
恭之助「マチバヤスタイルの待場谷さんと、自動車学校の同級生でね。ライブパフォーマンス仕様のヘアメイクの開発を頼んでたんだ。俺フィギュアの原型作るだろ?塗装の腕があったから、スプレーでやれないかって言ったら、作っちゃったんだね。ついでに通常メイクも習ったよ。でも、本格的に勉強したのは、スフィア会長ブン殴ってから、サットに会うまでの6カ月かな」
武上「つまり…メイクと言うよりは、塗装ですか?」
恭之助「そう。塗装だね。でも、崩れない。落ちない。表情を邪魔しない。肌と体に無害でストレスを感じないって条件をクリアしてるんだ。凄いよ」
武上「自分にもメイクされてました?」
恭之助「あれは変装だね。自分の顔じゃなくなってるからね」
武上「ライトが落ちた時に、美里さんを引っ張ったのは?恭之助さん?」
恭之助「ステージのライトをチェックするのは、マネージャーの基本動作です。ネジが無くなってましたね。客がジャンプした時揺れたんで落ちると思いました。間に合って良かった」
武上「すると、トリニティの業務連絡の影アナも?」
恭之助「ユーチューブで、友達にフィメールサーバントのライブ完コピ頼んで、アジテーションプロモーション掛けたんです。効果有り過ぎで僕のミスです。ケガ人や死者が出なかったのは奇跡です。SNSで店長が、最後の1人まで打ち切らないって流し続けたのが結果的に良かったですね」
武上「なるほど。けっこう焦った?」
恭之助「死者が出れば、フィメールサーバントにとってダメージになりますからね。最大のピンチでした」




