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i  作者: 春風 月葉
3/8

僕と彼

僕、野崎涙は友達がいない。

僕はぼっちだ。

いや、ぼっちだった。

そんな僕に初めて出来た親友、楠和正との出会いを語ろう。

僕は人が怖かった。

遠目から見ているとわかるのだ。

人の持つ個人の本質が、表向きはみんなが仲良くして見えるかもしれないが、それらの輪はもうボロボロだ。

それぞれがそれぞれに色々な感情を持っている。

例えば…好意、友情、嫉妬、憎悪敵意、そして殺意。

そんな危うい輪を取り持っているのは彼、楠和正だろう。

彼はクラス内で中立的な立ち位置にいると言えるだろう。

しかし、僕には彼がもっともわからなかった。

彼の発言、行動、笑顔、これらに僕は感情を感じられなかった。

僕は彼に接触した。

動機は興味や追求心だっただろう。

彼は言った。

自分は道化であると、中身のない空っぽの身体を満たす感情を欲していると、そして彼は続ける。

「僕に感情をくれないか? 」と、僕はこの時何を考えていただろうか? しかし、これだけは忘れない。

僕は言った…

「では先ず、僕と友達になってくれないかい? 」こうして僕は楠和正と友人になった。」


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