その奥へ
階段を上る時途中で雑魚と中ボスが出てくるゲームがあることを思い出した
なぜ今それを思い出したのかはわからない
だが、この階段を見るとそう思ってしまう
銃を撃ちながらも考え事をしてしまう
それから目覚め刺してくれるように創造神の声が響いた
「下からも来たぞ!!」
「セグシ!走れ!幸いここは一直線の階段だ!俺が抑えてお、くっ!!よ!」
アンギリスがもう少しで登り切りそうなところで後ろに振り返り
首を刎ねながら言ってくる
後ろを振り返りたいがそんな時間がないというのもある
しかし
「頼んだ!!!」
なんやかんやうざい奴だったが、おれもあいつを信頼してるんだろう
それが自然と言葉と体に出た
「よろしいのですか?ご主人」
「ああ。あいつならできるさ」
ジャネールも少し不安だったのか聞いてきたが
俺の言葉を聞いて何も思うとこはなかったのか何も言ってこない
「鬱陶しいですね!一気に行くのでついてきてください!ご主人!創造神!」
ふと敵が一気に集まってきたのを見て、ジャネールが口調を少し変えながら言ってきた
そして手の前に魔法陣が描かれ、光ったと思えば
火の鳥。鳳凰といえばいいだろうか
それが自由に飛びながら敵を焼いていく
敵を焼き終わった炎はまるで意思があるかのように生きている敵に飛んでいき
また焼いていく
敵の最後まで行ったかと思うと
鳳凰は消え去り、鳳凰が通った場所にだけ道ができ
「いきますよ!!!」
その道を駆け抜ける
そして上がり切れば、広場が待っていた
広場と言っても大理石のようなものが床一面に置かれているだけなので殺風景なのだが
「最後の砦のお出ましじゃな」
その創造神の言葉で上を見れば
「お久しぶりですね。ジャネール」
「呼び捨てで呼ばれるほどわたしとあなたは仲がいいわけではありませんけどね」
「先手必勝!元一番さん、首くれ!!」
飛び足した奴が持っているのは動きやすいように短剣ひとつ
「バカ!やめろ!!」
ジャネールと話していたやつが顔を若干青くしながら言う、が遅い
その時すでに飛び出した奴とジャネールの武器が交わろうとしたのだから
その時見たジャネールの顔は笑っており、しっかりと敵を見て
いない
見らずに今さっき話していた悪魔の顔を見て笑っている
「っ!?」
だれが息を飲むような音を出したのだろうか
ジャネールの本当の実力を知らなければそうなるのは仕方ないのかもしれない
しかしここにいるほとんどはジャネールを知っている
知らないとしたら、新しく入ってきたやつだろうか
「はは、っ!一番よりかぜってぇ強いじゃねぇかよ!!」
たった一回打ち合っただけなのに、そいつの短剣は折れた
そして短剣を持っていた手を力がないようにぶら下げている
「さて次に来るのは誰ですか?」
ジャネールが持っているのはかなり前に見せた大剣
大鎌もあるがそれはまだ出さないらしい
大剣の大きさは軽く二メートルを超え、厚さは俺の腕が3本で一緒くらいの大きさ
見た目的に重さが半端じゃなくやばそう
というイメージがあるが
重さ?知らないよ
と言わんばかりに大剣を振り回し、満足したのか肩に乗せ
反対の腕を使い、中指を使って
こいよ
と。煽る
「ジャネールここは任せていいか?」
「ええ。ご主人行ってください」
「ええ。通ってください。主がお待ちですので」
ジャネールと話していたやつが優雅に礼をしながら先に進む俺たちを見る
その目には、いろいろな感情が混ざっているように見えた
怒り、不安。ほかにもいろいろと
しかしここで簡単に通すわけがわからない
その主がだれなのか。魔神なのはわかっている。しかし......
なにかが引っかかる
「わかった。また後でな。ジャネール」
それがわからないまま、進んだ
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「さて行きましたね」
「ええ。お久しぶりです。ジャネール殿」
「敵同士だろう?殿をつける必要はないだろうに」
「ええ。そうですね。じゃあ戦闘の前に一言
師匠!あなたには消えてもらいます!!!」
この言葉にジャネールは疑問を持った。本来悪魔は死んだとしてもこの世界にいれば300年以上時間を
費やせば自然と復活する
そのためセグシが空で大虐殺した悪魔たちも時間が立てば復活するはずだ
おかしいとしか思えない言葉だった
そしてジャネールは顔に考えていることを出しやすい
そして何を考えているかを考えるのは容易だった
「私が言った意味ですか?そのままですよ。魔神様の力を借りてきましたからね」
「つまりこの世界から消すと?私を?」
「ええ。消して見せます」
「どこからそれがでてくるんだ?」
「決まってるでしょう!あなたに裏切られたその心からですよ!!」
「わかった!その心受け取った!全力で来い!!!!」
そして二人の悪魔がお互いの剣を抜き、一閃
片方が倒れたことにより、一対五十が始まった
それを愛情だと思い。
剣を振り続ける圧倒的強者
どんなダメージを食らってもしばらくたてば回復する異常な自己治療能力
対する敵は
倒しても倒しても死なない悪魔たち
殺したらその体が消え罰のところから普通に意思を持った体が出てくる
死を怖がっていないかのように
その光景を見れば普通のものは恐怖し、逃げたがるだろう
しかしそれを相手に戦っているのは
魔神とも全盛期はいい勝負をしていたジャネール
その全盛期から少し劣るとはいえその力は異常
この50人でジャネールを殺せるとは思ってもいない
だから魔神は50人に力を渡した
少しでも足止めをしろ と




