戦闘。続き?
『シンクロ!!!』
目の前が真っ白くなり、目を閉じた
そして光が収まったか、と思い目を少しずつ開けると
目の前には二人いたはずの龍が
一人の龍になっていた
「フュージョン!?まさかのフュージョン!?」
後ろからテンションの高いご主人の声が聞こえるので振り返ってみれば
泣きかけながら走っている龍神様をグングニルとどこから手に入れたのかわからない槍の二つを
振り回しながら龍神様にギリギリ当たらないようにしながら攻撃を出している
泣きながら走り回っている龍神様を見て、なんだかほっこりしている
ボロボロの執事服を着た人がいるが、
まぁ、そういう龍なんだろう
「よそ見をしてていいのかい?」
不意打ち、脅し、等々。まさかいたずら程度で龍神様がやってきたことを自然にかわしたりしてきたが
まさか、こんなところで役に立つとは......
さすがです!龍神様!!!
「........っち!姫の魔法壁かよ!」
龍神様に教えてもらった、咄嗟に開くときに使う魔法壁
悪魔としてなかなか長く生きているほうだが
いままでに見たことがない魔法壁の作り方だった
まるで、セグシ様が大規模に魔法壁を張る時の同じような感じだ
いまいち構造がわからない
だから完全に覚えるようにしている
「背後からとは卑怯ではありませんか?」
左の架空に手を伸ばし、出てくる鎌
「うるせぇ!よそ見してるのが悪いんだ!!」
体をすべて龍の鱗にし、爪を伸ばすことで武器とする
片方は強さを見てもらうため
片方は安心してもらうため
双方の武器が全方位で打ち合い始めた
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「お~。目を強化しないとおれはあのスピードにちょっとついていけないなぁ」
「普通の状態でも少しは見えるのか、おぬしは本当に化け物じゃな」
「自分は全く持って見えません」
なぜこの3人はまったりしているのか
その理由は
執事がどこからか出したお茶セットにあった
普通なら地べたに座っていることになっているが、誰もそれを気にせずに浮かんでいる
「.........うめぇ!なんだこのお茶!」
「久しぶりに飲んだのぉ。ありがとう執事よ」
「いえいえ、セグシ様。このお茶はこの地域のみでしか育たないお茶の葉を使用しています
そしてお見上げとして持って帰ってもらいたいのですが..........」
「ん?何か問題でもあるのか?」
「ええ、この エリア をでると。葉が消滅します」
セグシが下を向いて、悩み始める
龍神が嫌な予感がしてこっそりと逃げ始める
「龍神。逃げようとしていても無駄だ」
「逃げたほうが勝ちじゃ!ってなんじゃこの壁!!」
セグシがイメージしたのは強化ガラス
この世界にはガラスはあるがすべて壊れやすく、そして使われない
なにより純度が低い
龍神が執事に強化ガラス越しに
「助けてくれ~!セグシがいじめる~!」
とか言っているが執事がなんか困ったかををしているし
魔法を当ててもびくともしないから困っているっぽいし、しばらくは大丈夫だろう
「それじゃあ、龍神さん?」
「................」
「質問いいでしょうか?」
グングニルを片手に持ち
「.............」
「わかりました。なにがなんでも吐かせます」
執事の槍を右手に持ち
「わかった!わかったから!その槍を収めろ!!!」
「で?ここはどこなんだ?」
「槍は収めてくれないんじゃな......はぁ。
ここは龍が住む都で、おぬしが転生した世界とは、また違う場所にある
ざっと、簡単に言ってしまうと」
「どの世界にもつながっている都です」
「執事.....」
「お嬢様は説明がへたなのでわたしがしますね」
「ここは今さっき言ったように、どの世界にもつながっている都であり
そして、ヴァルハラへと続く道でもあり、神々が住む町の........
あなたの世界の知識では、城下町というのが一番合ってるのでしょうか?
となっています。」
「なるほどなぁ~。」
「ちなみにキャスロットについている神は、その世界の神じゃから
ヴァルハラには住んではいないぞ」
「はぁ~。複雑なんだな」
「ちなみにいまセグシがいる世界で魔人が暴走したりしているのは
創造神が創造神のところにいないからじゃからな?
つまり、創造神が消滅の手前まで行かなかった場合.......
セグシ。おぬしはこの世界に来なかったことになる
おぬしが住んでいた元々の世界のサイクルに則って、世界をぐるぐると
魂が消滅するまで、暮らしていたじゃろう」
「ところで、執事」
「なんでしょうか?」
「あの壁はどうやって潜り抜けたんだ?」
「地面を掘って入ってきましたよ?」
「ああ、お前そんなこともできたな........」
「ちょっとまて。
ってことはだ。おれが魔神を倒すために強くなったのは(たっちゃんを助けるためというものあるが)
元をたどれば、全部、創造神様?」
「そういうことになるな」
「ちょっと、龍神さん。話し過ぎですよ~」
あ、神の声だ




