君のココロ
読んでみて下さい。
「好きです。付き合って下さい。」
金子凛は、もてる男子、有本達也に告白した。
「俺とデートしたい?」
と、達也が聞いてきた。
「そりゃぁ、好きだし、出来るもんなら。」
すると、
「いいよ。どこがいい?」「付き合ってくれるの?」
「ちげーよ。デートするだけ。一回5千円だよ。」
ぁあ゛っ
「5千円?」
「俺とデートする人はみんな払ってる。お前も俺とデートするんだろ。払えよ。」
えぇっ。5千円なんて…無理だよ!
「無理?じゃあ体でもいいけど。」
達也がクスッと笑った。
「明日、10時に〇〇〇〇遊園地前で。」
ー次の日ー 「来た来た。」
「ごめん。遅れた」
二人が遊園地に入ろうとすると、
「STOP!この遊園地はカップル限定です。カップルという証拠を見せて下さい。」グイッ…凛に達也がキスをした。
ちょっとたってから達也は唇をはなした。 「これでいいだろ。」
達也が言った。すると、
「はい。これを差し上げます。」
カードを渡された。なんだ?これ。 「遊園地内で好きにお使いください。」
「ふーん。でも、なんでくれんの?」
「あたしがこのカップルはいいな。って思ったら差し上げることになっております。」
二人は遊園地の中に入った。
ジェットコースター、汽車、お化け屋敷、空中ブランコ、お昼はレストラン。
最後は凛が1番乗りたがってた、観覧車。 「わぁー景色すごく綺麗。」
凛が言った。
あっ!今日いったいいくらになるの?デート+キス代?今聞いたらムードぶち壊しだから、帰りに聞こ。 「ありがとうございました。」
いつのまにか、遊園地の外に出てた、凛と達也。すると、達也は、
「じゃあな。」
と言った。言わなきゃ。と思った凛は、
「待って!」
すると達也の足が止まった。 「今日は、いくら?」
「今日は、いらねぇ。てか、これからもずっと。」
「なぜ?」
「お前を好きになったから。」
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