本からの贈り物
本というものの可能性について考えたい。本の数というのは、人々の考え方の数と同じである。本の数だけストーリーがあり、本の数だけ世界が広がっている。私は、物語系の小説は書かないし書けないが、自分の思ったことを言っている。小説一つ一つに世界があり、その世界の中で嘆いたり叫んだりしている。小説という世界の中では作者は神のような存在である。そして、世界に男女を生み出して、その過程を操るだけでなく、ときに自分の分身のような存在を生み出し、自分の考えを普及させているのかもしれない。それから、本を読むという行為は作者の考えたことを知るということである。つまり、自分とは異なった世界を見ること、その世界に対して、感想を持つことである。対の行為である書くということは自分の考えていることを書き、反応をもらうことである。これは社会への挑戦とも言えることである。本を買うという行為は知的好奇心の表れであり、同時に責任を伴う。心の何処かで、「せっかく本を買ったから読もう」という人生の時間を使う責任である。人生の時間を意識が自分を成長させる。私自身は本を読み知識を得て、感情を知った。あなたはどうするのだろうか。あなたがどのような行動を取るか、そのことはわたしには興味深く知りたいと思ってしまう。誰とも被らないあなたの行動の選択肢を私に教えてほしい。




