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25 ヤンデレ嫉妬心

 それにしても、今日はやっぱり様子がおかしいように思う…、こんなときどうすればいいんだろ?…なにも思いつかなかったから思ったことを正直に言うことにした。


「クラスで新しく出来た友達と話すより、こうやってあるまと話してる時間のほうが、何倍も、いや何十倍も楽しいよ」

「…!!」


 なにも言葉を発さず、背中をぽかぽか叩いてきた。


「なんでいきなりそういう事言うの!」

「思ったことを言ったまでだ」

「あーもう!、ありがとね!」


 そう言って弁当を食べ終えたあるまは足早に帰っていった。


「…まだ話したいことあったんだがな、まあいいや後で」


 そうして帰宅時間になったのだが…


「…これはどういう状況?」


 あるまと一緒に帰っているのだが、なんだかすごく密着してくる。正直歩きにくいのだが…、そんな密着してるのに一言も言葉を発さず黙っている、それにこっちを向かない。昨日あるまがものすごい圧をかけた影響か、すり寄って来る人は減った気がする、だがそれでもまだいることは事実だ。


「今日は…楽しかった?、クラスで過ごすの」


 それまでなにも喋らなかったあるまが、口を開いてそう聞いてきた。楽しかったかそうじゃないかと聞かれると、


「まあ、楽しかったかな。孤独じゃないってだけで前よりはね」

「…元から孤独じゃなかったじゃん…私が居るんだし」


 たしかにそうだな…、クラスで話し相手がいなくとも、昼休みになったらあるまが来てくれて。朝学校に行くとき、終わって家に帰る時、そういう時は基本あるまと一緒に居た。だから普段孤独を感じることは、あるまとまた関わりだしてからなかった。


「孤独ではないね。あるまが一緒に居てくれて…心の穴を埋めてくれたからさ、だからあるまには一番感謝してるよ」

「…ん、ありがと」


 どんなに友達が出来ても、あるまが一番だってことは変わらない。


「…そう言ってくれるなら、私のお願い聞いてくれる?」

「俺が聞けることならね」

「私の家、来て?」


 なんだ、そんなことか、わざわざお願いしてこなくてもいつでも行くのにな。と思いながらお呼ばれすることになったのだ。


「じゃあ部屋で待っといて〜、ジュースかなにか入れてくる〜、なにがいい?」

「お茶でいいよ」

「わかった〜」


 彼女は荷物を置いて一階に降りていった。にしても化粧品類が山積みになっているな…前見た時とラインナップが変わっているような、そんな気がした。


「おまたせ〜」


 彼女の持ってきた飲み物を飲みながらいつものように話をしていたのだが…いかんせん、急に決まったことだから話す内容があんまりない。なにも話さない時間があると気まずいから、そろそろお暇しようと思ったのだが…


「じゃあそろそろ帰…」

「ダメ」


 どこからともなく取り出したチェーンロックを使って部屋に鍵をかけて、出られないようにしてきたのだ。


「え、ちょ、あるま???」

「えへへ…私だって、不安になるんだよ?。口でなんて言ってても、もしかしたら離れるんじゃないかって思っちゃうんだよ?、それにみりって言葉では色々言ってくれるけど、行動で示すことが少ないから、疑っちゃうんだよ?、だからさ…」


 あるまは、ゆっくりと迫ってきて、


「今日は、返さないよ???」

「え、ちょっと、それはどういう、」


 ベットに腰掛ける俺を押し倒してきたのだ。


「ちょっとまって、え、今あるまが手に持ってるのは何!?」

「え?、手錠だけど???」


 ほんとに洒落にならないことになってる。というかさっきからあるまの目がマジなのだ。冗談なんて言ってないように見える。


「ちょ、ちょっと!、それ以上は!」

「なにがいけないの?」

「なにがいけないって、それは…なにかが良くない」

「みりはかっこよくなった、みんなに話してもらえるようになった。みんなにみりの魅力がバレちゃうかもしれない…誰かに取られちゃうかもしれない…だから焼き付けるんだよ?、みりは私のものってことをね」


 そう言いながら抑えられた両手に手錠をかけようとしたので、


「待って、ほんとに待って、なんでもするからさ?」

「…本当に、なんでも???」

「こ、これ以外ならね、」


 さすがに冷や汗がすごいことになっている。


「じゃあ今から私の言うことを受けてくれるなら止めてあげる」

「な…なに???」


 恐る恐るそれを聞く、


「私の家に泊まって、もちろん同じベットで、くっついて一緒にね?」

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