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ストレイドモンス

ウルトラレックス達の前に以前倒したグラドラスが現れた。しかし、見た目は以前より少し黒っぽく、大きさが約50mはあった。

「あの怪獣ってあの時僕が倒した怪獣だ。」

「あの時ってマークタウンの時?」

「うん。でも、あの時より凄く大きい・・・」

ウルトラレックスがグラドラスを見ているとグラドラスはいきなりこちらに向かって火球を放ってきた。

「危ない!」

「ふっ、愚かな。」

ルギリナが返り討ちしようとすると火球の前に光の盾が現れ火球を防いだ。

「何じゃ?」

ルージュが疑問に思って後ろを見るとフィディスが左手を前に出していた。

「あれはお主の技か?」

「えぇ。盾の女神“テミス”です。」

「盾の女神?」

「はい。トゥルディス教では剣の女神が邪気を祓い、盾の女神が闇から守り、翼の女神が幸福を運んでくると言い伝えがあります。」

「ふーん。宗教なぞ全然分からん。」

フィディスの説明を聞いても首を傾げるルージュ。すると、グラドラスが火球を連射し始めた。しかし、フィディスは的確に盾を張って火球を全て防いだ。

「す、凄い。」

「さすがです!教祖様!」

フィディスが防いでいるうちにルギリナ達が攻撃しようとするとどこからかいきなりビームが通りグラドラスに命中した。

「!」

「何、何が起こったの!?」

倒れたグラドラスを見た後、周りを見渡していると後ろからグラドラスより一回り大きい怪獣が飛んで来た。

その怪獣は周りが金属製でストレイザーみたいな武装やマジックバーニアが確認できた。

「何あれ・・・」

キュアリアスが現れた怪獣をまじまじと見ていると怪獣は背中から大量のミサイルを出してグラドラスを攻撃した。

「!」

ミサイルはグラドラスに命中しよろけたところに今度は右腕を伸ばして殴り飛ばした。

そして、飛ばされたグラドラスが再び立ち上がった瞬間に怪獣の胸部が三つに分かれ、そこから放たれた巨大なレーザーが炸裂しグラドラスは瞬く間に消滅してしまった。

「すごっ。」

「なんだあれ?」

ウルトラレックス達が驚いていると怪獣は目の前に来て膝を着いた。すると、胸部が開き、中から一人の少女が現れた。

「どう?凄いでしょ!これは対大型怪獣決戦兵器用次世代ストレイザー、通称”ストレイドモンス“。その第1号機メカギルザよ!」

現れた少女は体のラインがハッキリするぐらいピッチリしたパイロットスーツを着て綺麗な灰色のセミロングに透き通るような白い肌、そして特徴的な碧眼をしていた。

「はじめまして。私はメカギルザ専属パイロットに選ばれた綾代・ゴルジエラノヴィチ・アスカよ!」

アスカは自慢気にメカギルザの説明を始めようとすると通信が入ったらしく誰かと話し始めた。話が終わるとアスカはウルトラレックス達の方を向いた。

「あんた達、今からうちのラボに来なさい!」

「はぁ!?」

ルギリナやルージュ達はアスカに対して不満そうに返事していた。

今回倒した怪獣



怪獣名 グラドラス(二代目)

別名 土竜怪獣

身長 55m

体重 4万t

特徴

以前現れたグラドラスの同族。

土竜のような両手と全身に生えた硬い鱗は以前より鋭くなり口から放つ火球も威力が高くなっている。

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