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みんなで立ち向かえ

復活した勇輝はスパンダーを睨み付けながらゆっくりと近づいていた。

「確かに、首を切られても粉々になっても復活する怪獣はいるがまさか怪獣化した人間、しかも異世界から来た人間にいるとは益々欲しくなってきた。」

スパンダーは余裕みたいで勇輝に向けて蜘蛛糸をとばした。勇輝はそれをバリアで防ぎ、瞬く間にスパンダーの懐に入った。そのまま、スパンダーの腹におもいっきりパンチを入れた。

スパンダーは吹っ飛ばされたが倒れずに再び触手を勇輝に狙いを定めて伸ばした。すると勇輝は触手を両方掴んだ。勇輝とスパンダーは互いに膠着状態になっていた。

その時、触手の一本を佐古水が切ったのだ。その後すぐにテレサがもう一本の触手を切った。

触手を両方切られたスパンダーは少しよろけた。その隙に橘がスパンダーの後ろから膝裏に蹴りを入れて、スパンダーを仰向けに倒した。そこに、姫樹と小石川が上からグレネードやミサイルを発射した。それらは全てスパンダーに命中した。

土煙がたちこめた後、晴れるとスパンダーが立っていた。勇輝達は再び攻撃体勢に入った。

「やられたな。俺はお前と違って再生力はそんなに高くないんだがな。」

スパンダーは切られた触手を見ながらも余裕な態度を崩さなかった。勇輝はそれを見てスパンダーに向けて口から光線を放った。

「待て夢宮!」

佐古水が叫ぶがもう遅く、スパンダーは蜘蛛脚でプラズマバリアを張り勇輝の光線を吸収し始めた。その後、スパンダーは口からスパンダートブレイカーを放った。

その光線は蜘蛛脚で作ったプラズマバリアを通ると光線の大きさがさっきのより大きくなり、勇輝の光線を圧していった。そして、スパンダートブレイカーは勇輝に命中し、勇輝は大きく吹っ飛ばされた。

「夢宮君!」

友子が駆け寄るがスパンダーが蜘蛛脚から糸を出して友子を捕まえ投げ飛ばした。そのまま、勇輝にもう一度スパンダートブレイカーを放とうとしていた。佐古水やテレサ、姫樹達はそれを防ぐために攻撃を仕掛ける。

「小賢しい!」

スパンダーはスパンダートブレイカーを止め、ニードルラッシュで佐古水の足を貫いた後、上にいるテレサや姫樹、小石川にもニードルラッシュで牽制した。

テレサ達はそれを避けていたがスパンダーから離れてしまった。小石川はスナイパーライフルで狙撃するがスパンダーはプラズマバリアで防いだ。

そして、スパンダーはスパンダートブレイカーを勇輝に向けて放った。勇輝はその間に立ち、友子の前に行ってバリアを張った。

勇輝は踏ん張っているがスパンダートブレイカーはバリアを破壊し、勇輝に命中した。そして、勇輝は爆発してしまった。

「勇輝ー!」

友子が叫ぶと炎の中から燃えた勇輝が現れた。そして、そのまま走りだしスパンダーにタックルした後、脱け殻となった頭の無いスパンダーのところまで突っ込んだ。

「!」

「うぉおおおおおおおお!」

勇輝は叫びながら燃え、スパンダーごと大爆発した。

みんなが見守っている中、勇輝が炎の中から飛んできた。

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