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PLATONIC

反省はしていないし後悔もしていないし懺悔をするつもりなんてさらさらナッシング。自分で言った事を忘れるっていうの私だけでしょ。知ってるよ。

 店内を上からぐるりと見回す私はカナ・アナベラル。店番をするあの子はエレン。


 ある魔法店を経営する自分はエレン・オーレウス。店の振り子時計に憑いた彼女はカナ。


 私は「騒がしい霊」と言う意味のポルターガイスト。あの子は元人間の魔法使い。


 自分は記憶力の代わりに不老長寿を手に入れた魔法使い。彼女はポルターガイスト。


 あの子には猫のソクラテスと言うペットもとい家族が居る。私にも以前は居たが離れた。


 自分にはソクラテスと言う友達が居る。小さい頃からずっと猫を飼って居たのだが15歳程度で死んで仕舞う。だが今迄ずっと飼って居る。


 元々館に住んで居たけど同居人からの反応が弱まり、私が暇を持て余した時の事。未だ靈夢の代の頃の博麗神社近くに遺跡が在った。同時にあの子と其の他諸々に会った。


 確か自分は店舗の場所が定まらなくてうろうろして居た時の事。先代の頃の神社に着いて彼女と沢山の人妖に会った。


 結局、力の有る者に負かされた。私は気持ちが安定しなく、ハイに成って周りが見えなかったと思った。


 自分は魔法を使うと生じる静電気が邪魔だった事と魔法の威力に問題が有ったから負けたと思う。


 私は私を満足させてくれる人が欲しかった。驚いてくれる人が欲しかった。


 自分は魔法専門のお店を建てたかった。魔法に人生を捧げようと思った。


 私は暇だった。驚いてくれる人々はもう居なくなって仕舞った。


 自分は店番をしなければならないが、手や首が回らない時も有る。だから助っ人を募集した。


 私はあの子の助っ人として、自身の満足を得る為、店に行った。


 まさか本当に来るとは思わず、感動して泣いて仕舞った。


 其処の店主は以外と幼かった。久し振りに会ったと思ったら小さく見えた。あの子の泣く姿は更に小さく思えた。守らなくては何時か消える。


 彼女は頼もしかった。魔法否定派の者に対して怖じける事無く立ち向かえるのだ。打ち負かされた自分を彼女は助けてくれた。心強かった。


 あの子は店を建てる前に資本金集めをしていたが今はもう残り僅か。私は館の主人から沢山のお小遣いを貰って居たので、使い道が浮かばない私が持つよりはと渡した。


 其れから長い間、次の新しい博麗の巫女に跡継ぎをした今も共に居る。


 あの子は朝に弱いから私が起こさなければならない。メモも私が書かなければあの子が困って仕舞う。食事も料理も手伝わなければ失敗をしでかす。あの子は私が居ないと駄目だ。


 彼女は夜に成ると気が荒ぶるから抑え込まなければならない。メモは自分がちゃんと言わなければ書いてくれない。料理を手伝ってくれる時も有るが彼女も少し心配なんだ。彼女には自分が居ないと駄目なのだ。




 これからも

エレカナでした

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