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帰路  作者: まるだまる
351/406

347 家族紹介5

 美咲が自転車を買ってからというもの美咲は晃と一緒に出掛けることが増えた。

 やはり自転車という足ができたことが大きいらしい。

「もっと早くに気が付くべきだった」

 と、美咲は今更ながら自転車の便利性に気が付いたようだ。 

 帰り道にしてもかなりの時間短縮につながっている。


 父さんは毎晩、文さんと酒を酌み交わしているようで、バイトの終わった俺たちを出迎える父さんの顔が少しばかり赤くなっていた。意外と父さんも酒が好きだったようだ。今まで家で飲んでいる姿を見たことがなかっただけにある意味新鮮で、ある意味我慢していたのかなとさえ思った。


 文さんは、こうやって飲むのも酒の醍醐味とか言っているけれど、父さんという大義名分ができて春那さんがいつもより多めに酒を用意しているから嬉しいだけだろう。

 文さん自身としてはいつもの半分くらいしか飲んでいないとか言ってるけれど、父さんの前だからセーブしてるらしい。いつかぼろが出ると思うけど。


 俺たちが遅い晩飯を食べだしたところで、父さんが酔いに負けて部屋に戻るのがここ数日のパターンだ。

 文さんも甲斐甲斐しく部屋まで送って帰ってきた後、また一人でちびちびと酒を楽しんでいる。


 そんな文さんは「こういうお酒の飲み方もいいよね」と、しみじみ俺と美咲に語っていたが、酒が飲めない美咲と酒を飲んだことがない未成年の俺にはよく分からなかった。

   

 美咲がモグモグしている姿を愛でて眺めていた晃に俺たちがバイト中、父さんがどうしてるのか聞いたところ、文さんが帰ってくるまで部屋に閉じこもっていることが多いらしい。食事は文さんが帰ってきてから一緒に取っているので、その時くらいにしか会話はないそうだ。


 人見知りの美咲は羊羹の件で父さんに対してさらに緊張が高まったようで、父さんの姿があると異様におとなしい。いつもなら俺か晃にべたべたくっついてくるのに、借りてきた猫みたいにおとなしくしている。

 昔の美咲と同じ状態だね、と春那さんがぼそっと教えてくれた。昔の美咲ってこんな感じだったんだ。ある意味新鮮だった。

 

 父さんと俺とのコミュニケーションは、俺がバイトに行くまでの間だけ。

 高校生ともなると親にべったりというのも気恥ずかしく、父さんから聞いてきたことを答えるのがほとんどだった。


 今日も朝食のあとで、父さんが部屋に入ってきて俺に声をかけてきた。昨日は学校の成績のことと試験のことを聞かれた。自分でもそれなりの成績だったから、堂々と言えた。

 父さんからはこの調子で頑張れと言われたくらいだ。


 今日は電話で報告していた慰安旅行やサバイバルゲームのことを聞かれた。

 俺からはその時の内容を掻い摘んで話すくらいで、さすがに春那さんと混浴したとか、砂浜に埋められて拷問を受けたとかの嬉し恥ずかし話や父さんを心配させそうな話は言えるはずもなかった。

 

「明人の周りは女の子が多いんだな。同級生で男の名前が出てくるのは太一君くらいだね」

 男友達って太一しかいないんだけど……。

「明人の話に出てくる子たちを直接見てみたいものだね」

 それはちょっと勘弁してほしい。俺も余計なこと言われたりされたりしないか心配で身構えるし、あいつらが大人しくしてるとは思えない。特に愛とか響あたりは危険な気がする。

 

 そんなことを考えて答えていると、俺の携帯からメールの着信音が鳴った。

 見てみると響からで、『愛さんの家に到着』と短い文が打たれていた。

 

 どうやら愛と遊ぶようだ。


 前にも響の家で遊ぶ愛の姿が実況的に送られてきたことがある。確か、あの時の愛は静さんと一緒に泣けるDVDを見て号泣してる姿が写ってたっけ。響はそのDVDに共感ができなかったようで泣かなかったそうだ。


 そんなことを思い出しながらメールを眺めているうちに、少しして次のメールが届いた。


『愛さんの家から出発』


 どこかへ行くのか?

 目的地を書けよ。わからないじゃないか。外に出るなら響をしっかり監視しておかないと行方不明になるから愛が大変だろう。目的地に着いたらまたメールが来るのかな。


「明人、難しい顔してるぞ?」

「いや、友達が今から何処かに行くみたいなんだけど、行先が書いてなくて」


 父さんに話の続きをしていたら、またメールを着信。


『南中学校の横を通過中』


 この近くまで来てるようだ。

 ……ちょっと待て。

 もしかして、目的地はここじゃないだろうな。

 

「明人どうしたんだい? 携帯見て固まってるように見えるけど」

「いや、気のせいだと思うんだけど……」


 実は気のせいではないほどに嫌な予感がする。

 俺の予感は嫌なことがよく当たるからだ。


「父さん、もしかしたらだけどーー」


 そして、次のメールが届いた。


『到着』


 俺はすぐさま窓から外を見ようとすると、すぐに次のメールが届いた。


『ぷっしゅ』


 ぷっしゅ? 


 ――ピンポーン


「――おや、誰か来たようだね?」

「……ああ、さっきからメール送ってきてる俺の友達だと思う」

「なんだ。家に呼んでいるならそう言えばいいのに。さっさと出迎えてあげなさい」


 いや、呼んでないんだけど。


 一階に降りると、玄関には何故か学校の制服姿を身に着けた響と愛がいて、美咲と晃が対応していた。

「おはようございます。いきなりで不躾ですが、明人君のお父様がおられると聞いて、ご挨拶させていただきたく伺いました」

「おはようございます。愛も同じでーす。あ、明人さんおはようございます」

 

 俺の顔を見た愛が、にこやかな顔で挨拶してくる。

 響は相変わらずの無表情を俺に向けた。

 美咲と晃は一応にこやかに対応しているが、俺への視線が『聞いてないぞ』と訴えていた。


「二人ともおはよう……唐突だな」

「ちゃんとメールで報告と予告はしたわよ?」 

「……肝心要の内容が書かれてなかったな。今から俺の家に行くっていう部分」

「この機会を逃したら明人君のお父様に顔を合わせることができなくなると思ったのよ。私は一応、明人君の彼女候補だし、早目に顔を合わせたかったの」

「響さん? さっきも言いましたけど、彼女候補一号は愛なんですからね」

「愛人ぽいから二号は嫌って言ったでしょ。次席も既に負けてるみたいで嫌だわ」


 二人して言い合うのはいいんだけど、美咲の手刀が俺の脇腹に刺さってるから止めてくれないかな?

 二人が言葉を放つたびに深く入ってくるんだよ。  

  

 とりあえず、美咲の腕を掴んで脇腹から外す。

 手刀の攻撃に慣れてきた自分が怖い。

 それよりも気になるのは、響と愛が制服姿でいることだ。

 

「ところで、なんで制服?」

「学生の正装と言えば、制服でしょ?」

「変にお見せする格好で悩むより楽だったので愛も同意しました」

「ああ……そういうこと」


家に来てしまった以上、無下に追い返すのも悪い。


「後でアリカたちも来るから」

「アリカ?」


昨日の晩にしたメールでは、アリカはそんなこと言ってなかったぞ。

それよりも気になることを言った。 


「ちょっと待て。今、アリカのあと「たち」って言ったか? 他に誰が来るんだ?」

「太一君と綾乃さん、それと長谷川さんよ」

「……何しに?」

「私、来週から家族旅行に行くからしばらく留守にするの。明人君のお父様の件もあるし、みんなとも顔を合わせておきたかったのよ」

「それならそうで連絡くれれば用意もしたのに」

「ごめんなさいね。アリカにあなたの予定を聞いてみたらバイトまで家でゴロゴロしてるって聞いたから、急遽企画したの」


そうか、昨日のメールで最初に俺がアリカの予定を聞いて、その返しで俺も予定を聞かれたんだった。

確かにバイトまで特に何もないので構わないが、お茶菓子くらいは用意したかった。


「んで、集まる理由は?」

「まずは旅行の時のアルバム整理。アップロードするのをみんなでまた話し合いしたくて。あとは家族旅行に行く前に明人君成分をチャージ。私にとってはこっちが重要だわ」


 それこそ、帰ってきてからでもいい気がする。


「明人君、とりあえず上がってもらおうよ」


 美咲が俺の袖を引っ張りながら言った。


 来る人数が人数だけに俺の部屋では厳しいか。

 俺がリビングに視線を向けると、響が先手を打ってきた。


「アリカたちを待つ間だけ、あなたの部屋で待たせてもらえないかしら?」


 お前らが部屋に来ると、またベッドで暴れないか不安しかないんだが……。

 その時、父さんが二階から降りて来た。

 父さんは響と愛に向かってにこやかに声をかける。


「いらっしゃい」

「おはようございます。急に押し掛けて来てすいません」


 と、響はすぐさま姿勢を正して深々とお辞儀した。


「いやいや、構わないよ。わざわざ来てくれたのに遠慮はいらないから」

「ありがとうございます。自己紹介が遅れてしまいましたが、東条響と申します。明人君とは良いお付き合いをさせてもらっています」


 響の言葉に父さんはぽかんとした顔をして、俺の顔を見る。


「明人の彼女?」


「違うから!」


 俺の反応に響が軽く眉をぴくつかせる。

 響の後で愛がぐっと親指を立てていた。

 そして、響を押し退けるように前に出てくる愛。


「お初にお目にかかります。愛里愛と申します。どうか愛と呼んでくださいませ、お父様」

 にっこりと可愛らしい笑顔で父さんに挨拶する愛。


「あ~、君が愛さんか、明人からよく聞いてるよ。いつも明人に学校の弁当を作ってくれてるそうだね、ありがとう」


「いえいえ、とんでもないです。御代はいただいてますし、愛は料理くらいしかできませんので、お役に立てて光栄です」


 照れ隠しをするように、愛は後ろの響へ振り向く。

 響を見てニヤリとしているのが、俺から見えた。

 多分、響に勝ったとアピールしているのだろう。

 響が愛の顔を見て、若干ひくついたのが証拠だな。


「ゆっくりしていってね」


 父さんは二人にそう言うと、挨拶もほどほどに自分の部屋に戻っていった。


 勝ち誇った顔で響を覗きみる愛。


「今回は完全に愛の勝利です」

「……お弁当に関しては負けを認めるわ。でも、まだ私の方が有利よ。だって、旅行の時に明人君に抱き起こしてもらっているし、膝枕もしてもらっているんだから。それに……これ以上は二人だけの秘密だから」

「だから、その秘密って何ですか!? この間の旅行から言ってますよね?」


 頼むから美咲の前で二人だけの秘密とか言うのやめて欲しい。

 確かに、人には言えないことなんだけど、美咲が至近距離から「何したの?」って顔で俺を見てるんだよ。

 このあとで、しつこく聞いて来ることだろう。暴露した日にはお仕置きが待っているに違いない。


 そろそろ俺の精神がもたないので、俺の部屋に移動していいですか?



 俺の部屋に移ると、最初はおとなしかった愛と響は俺の予想通りベッドに上がり込んで争いを始めた。

 俺は美咲から無言の圧力を受け続けていて、身動きが取れない状態だ。

 じっと見詰めてくる美咲と目を合わせることもできずにいる。

 真横から俺の顔をじっと見るのはいいんだけど、あと10センチ離れてくれないかな?

 さすがにこれだけ顔が近いと晃もいい顔してないんだよ。


 しばらくして、アリカがバイクで到着。


 助かった。響と愛が俺のベッドの取り合いを始めてキャットファイトまで発展したからどうしようか悩んでいたんだ。響も愛も制服なのに暴れるものだから、時折スカートが捲れて何度かパンツが見えてしまい、わざと見た訳じゃないのにその度に美咲から目潰しが飛んでくるから、身を守るのも大変だった。


 愛を抑えられるアリカがいれば、張り合う相手がいなくなった響もおとなしくなるだろう。


「アリカを出迎えてくる」


 ここぞとばかりに美咲から離れて玄関へアリカを迎えに行く。

 外で俺が出てくるのを待っていたアリカは、デニムシャツに赤地のタータンチェックのスカートと相変わらずのニーソを身に着け、いつもより女の子っぽい格好していた。いつもはデニムパンツやショートパンツが多いのに、スカート姿は珍しい。


「よう、待ってたぞ。俺の部屋に上がってくれ」

「え、……うん。おじゃまします」


 あれ? 何だかアリカの様子がいつもと違う。

 いつものアリカなら、わざわざ来てやったわよとか、さっさと出てきなさいよとか、言いそうなものなのに。しおらしいというか、おとなしすぎる気がする。


「早く来てくれて助かったぞ。毎度の事ながら愛と響が暴れてるんだ。止めてくれ」


 アリカは無言のままコクコクと頷く。なんだろう、調子でも悪いのか?

 とりあえずアリカを俺の部屋へと連れていく。


 部屋に入るとーー


「香ちゃん直伝、鷹の爪です!」


 愛が響にアイアンクローを仕掛けていた。

 ところで鷹の爪は調味料じゃないか? 


 さすがの響も近接戦闘では避けようがなく捕まったか。

 響は愛の腕を掴み、なんとか外そうともがいていた。

 愛の馬鹿力が発揮されてるとしたら、外せないだろう。


 アリカはスタスタと愛に近づき、愛の肩をポンポンと叩く。

 振り返った愛は、アリカの顔を見て一気に青ざめる。

 どうやら響との争いに夢中でアリカが来ていたことも気付かなかったらしい。


「か、香ちゃん来てたの?」


 アリカが口を開こうとすると、怒られると思ったのか身を縮ませる愛。

 それと同時に響を掴んでいた手が離れる。


「愛、暴れたら駄目でしょ?」

「へ? う、うん。ごめんなさい」


 優しく言うアリカに愛はポカンとした。


「ほらほら、響も愛もいつまでも暴れてないで。明人のベッドから降りなさい」


「なんだかアリカが気持ち悪いんだけれど?」


 頭を振りながら、助けてもらった響までそう言った。


「……香ちゃん、調子悪いの?」

「全然?」

「落ち着き過ぎて気持ち悪いわ」


 愛が心配し、響が引くほどに今日のアリカはすごくおしとやかだった。


「「怪しい」」


 響と愛は、ベッドから降りたあと疑い深い目でアリカを見ていた。

 昨日までのアリカはいつもと変わらなかった。

 夜のメールでも特にいつもと違う感じもなかった。

 なのに何で今日はこんなにしおらしいんだろう。


「あのね、あたしだって人様の家に来た時くらいおとなしくなるわよ」

「前に来た時、太一にサソリ固めを掛けてたじゃねえか」

「あれは、いつものメンバーしかいなかったからじゃない」

「……あれか? もしかしてお前、父さんが家にいるからおとなしくしてんのか?」

「……そうよ。いくら何でもあんたの親の前で恥ずかしいところ見せれる訳ないでしょ。とりあえず、響も愛も今日くらいは落ち着いて行動しなさいよ」

「いつも真っ先に暴れてる人に言われたくないわね」

「あ? あんた喧嘩売ってんの?」

「香ちゃん、香ちゃん。いつもの香ちゃんになってるよ」

「おっと、いけない。今日のあたしはレディでいるって決めたんだった」


 レディねぇ。

 違和感は半端ないけれど、おとなしくしてるんだったらいいだろう。

  

「ところで明人、美咲さんに何かしたの?」


 アリカも気が付いたか。

 そりゃあそうだろうな。部屋に戻ってきた途端、美咲が俺に近づいてきて至近距離から俺の顔をじーっと見てるんだから。この無言の尋問は俺が吐くまで続くと思われる。

 

「美咲、あとでちゃんと話すからそれ止めてくれ」


 俺は皆に聞こえないように小さな声で美咲に言った。

 言わなかったら分かってるだろうなみたいな目をしたまま、コクリと頷く美咲。

 ようやく分かってくれたのか、美咲は晃の横に座り直した。


 ようやく騒ぎも収まり、アリカが来たことで愛もおとなしくなった。

 そのアリカは俺の部屋を珍し気にきょろきょろと眺める。

 

「男の子の部屋って、もっと汚いと思ってたけど、普通に整理整頓されてるのね」

「あれ? お前って俺の部屋に来るの初めてだっけ?」

「うん。家には何度か来てたけど、あんたの部屋は初めてね。普段からこんな感じにしてるの?」

「土曜か日曜のどっちか必ず掃除してるからな。それにあんまり余計な物もないからそう見えるだけだ」 


 俺の言葉を聞いて響がずいっと顔を近づけてくる。


「で、今はどこにお宝を隠しているの? 明人君の嗜好が知りたいの」

「ないから」


 響に負けじと愛もずずいっと顔を近づけてくる。


「明人さんいいんですよ? 愛は寛容的ですから、えっちい本の10冊や20冊でも平気ですよ?」

「だから、ないから」

「美咲さんどうなんですか?」

「わ、私もどこに隠しているか知らない。明人君そういうの持ってるの?」

「ないって言ってるだろ。響も何で美咲に聞くんだよ」

「一緒に暮らしているから情報があるかと思ったのよ」

「本とかDVDがないとして、明人さんは何をおかずにしてるんでしょうか?」


 その話は止めにして欲しい。

 

「……何の話してんの、あんたたち。そういう話題は男の子の前でやめなさい。明人も困るでしょ」


 今日のアリカさん最高です!


 俺はついアリカの態度に感動してしまい、反射的にしてはいけないことをしてしまった。

 アリカを正面から掴んで持ち上げ――いわゆる高い高いをしてしまったのである。

   

「……ねえ明人、何が嬉しかったのか知らないけど……コレはおかしいよね?」


 俺に持ち上げられ手足をプラプラした状態で、目の据わったアリカさんが俺を睨みつけながら言った。

 怒りのアリカさんご降臨だ。

 してしまったことはしょうがない。俺も覚悟を決めよう。 


「……アリカ、一つだけ言わせてもらっていいか?」

「……言ってみなさい?」

「お前ちっこいだけあって本当に軽いよな、持ち上げるの楽だわ」

「死ね!」


 レディに顔面を蹴られました。


 お読みいただきましてありがとうございます。

 次回もよろしくお願いします。

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