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第2章: 勇者としての新たな一歩

第2章: 勇者としての新たな一歩


2023年10月29日、土曜日


おはよう、私の最も信頼のおける日記よ。


今日は、人生で一度も経験したことのない日だった。まさか、私がこんな大事な式典の主役になる日が来るなんて。王様の城は、私を勇者として迎えるための華やかな式典の準備で賑わっていた。


朝から、王様の仕える仕立て屋によって、特製の勇者の衣装に身を包まされた。ちょっとピッタリ過ぎて、正直動きにくかったけど、見た目はとてもかっこよかったと思う。腰痛が昨日より酷くなっているのは内緒にしておいたけどね。


式典が始まると、王様が私の前に立ち、「この国に新たな勇者が誕生した」と称賛の言葉を述べてくれた。私を見る人々の期待に満ちた眼差しに、少し緊張して汗が出たけど、なんとか堂々と振る舞うことができたと思う。


そして、最も驚いたのは、王様が私に勇者としての魔族の討伐を依頼してきたこと。この国を脅かす闇の勢力を倒すため、私の力が必要だと。どうやら、剣を抜いたことだけが勇者の条件ではなく、これからの旅での試練が本当の勇者を決めるらしい。


式典の後は、王様の城での宴が続いた。たくさんの人々が私を祝福し、新たな冒険の出発を楽しみにしているようだった。


こんなに注目を浴びるのは初めてだけど、少し楽しんでしまった。でも、明日からの冒険が少し不安だ。どうなることやら…


とにかく、今日は眠いので早めに休もう。また、明日、日記。


P.S. ちなみに、今日の宴で出された料理は絶品だった。勇者になるのも悪くないかも。


以上!

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