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1章 予期せぬ宮殿の一撃

挿絵(By みてみん)

第1章: 予期せぬ宮殿の一撃


2023年10月28日、金曜日


こんにちは、私の信頼のおける日記よ。


今日は本当に驚きの連続だった。午後、用事で首都を訪れたのだけど、王様の住む城の前に、誰も抜けない勇者の剣が飾られていた。人々が集まり、一人一人が剣を引き抜こうと挑戦している。その中には騎士や兵士、はたまた通りすがりの旅人まで。でも、誰一人として成功している人はいなかった。


何気なく、私も行列に並び、挑戦することに。まあ、失敗したら失敗したで、土産話になるかなと思ってね。


しかし、私がその剣を握った瞬間、何とも言えない感覚が手を伝わってきた。そして、思い切り引き上げたら、剣がスルッと地面から抜けたのだ!周囲の人々の驚きの声、そして王様の城から駆けつけた宮廷の人々の驚愕の表情を今でも忘れられない。


何が何だかわからないまま、王様の前に呼び出され、私は「選ばれし者」として城に招待されることになった。


これからどうなるんだろう。普通の一日がこんな大冒険に変わるなんて、思ってもみなかった。


まあ、とりあえず今夜は王様の城で開かれる宴に参加することになっている。そして、明日、この剣についての真実を知ることになるのかもしれない。


では、また明日、私の日記。


P.S. 実は剣を引き抜いた後、少し腰を痛めた。王様の前で恥をかきそうで心配だ…


以上!

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