初転生、記念日
まだ書き足りないので早速続きを書きました。
※多少下品な表現を含みます※
なお今後は不定期で連載していく予定です。
「……ぅうーん……ん?」
「……ん!?…どこだここ…」
「……とりあえず起きるか…」
「おはよう御座います。転生者様。」
「うわあ!?っ…!いってぇっ!?」
「大丈夫ですか!?転生者様!?」
「いってえ…ここベッドだったのか…」
「(ベッドから落ちたのなんて何年ぶりだ?いつも床に直接布団敷いて寝てたからなあ…)」
「お初にお目にかかります。以後お見知りおきを。ここは異世界で御座います。」
「(?…こいつなんで名乗らないんだ?…言葉遣いが丁寧なだけに気になるなあ…)」
「…はじめまして…あの…お名前は?」
「この世界では名前という概念は御座いません。人相や身体的特徴をもって個人を認識するのです。よって私も名前は御座いません。転生者様も名乗らなくて良いですよ」
「…あの…あなたのことは何と呼べば?」
「(てか、転生者様って何だよ…仰々しくてやりづれえよ…)」
「私のことは、お好きな二人称で呼んでください。あなた、などで結構で御座います。」
「…わかりました…あなたがさっきから言ってる転生者様って何ですか?」
「あなたは以前生きていた世界から、この異世界に転生したのです。そうした方々を、我々は転生者様と呼んでいるので御座います。」
「…悪いけどその呼び方やめてくれない?あなたとかそういう呼び方で結構なんで…」
「かしこまりました。」
「早速なのですが、あなたはどのような能力を授かりましたか?」
「(何言ってんだこいつ…能力?…あー異世界転生の漫画とかアニメでそんなんあったなあ…あほくさ…ちょっと目も覚めてきたし…からかってやるかw)」
「わかりました。今やってみせますねー」
「あっ、指で直に耳の穴を触るのは良くないですよ!」
「心配してくれるんですか?ありがとうございます。でもこれ…」
「転生前からの 癖 ですから。」
「……………………………………」
「……はい!耳の穴を指でほじってクソを出す程度の能力です!」
最後まで読んで頂きありがとうございます。
主人公は下品キャラですが何卒ご容赦ください。