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転生しても転生前の癖が治らない男  作者: 転生した名梨太郎
2/9

初転生、記念日

まだ書き足りないので早速続きを書きました。


※多少下品な表現を含みます※


なお今後は不定期で連載していく予定です。





「……ぅうーん……ん?」

「……ん!?…どこだここ…」

「……とりあえず起きるか…」

「おはよう御座います。転生者様。」

「うわあ!?っ…!いってぇっ!?」

「大丈夫ですか!?転生者様!?」

「いってえ…ここベッドだったのか…」

「(ベッドから落ちたのなんて何年ぶりだ?いつも床に直接布団敷いて寝てたからなあ…)」


「お初にお目にかかります。以後お見知りおきを。ここは異世界で御座います。」

「(?…こいつなんで名乗らないんだ?…言葉遣いが丁寧なだけに気になるなあ…)」

「…はじめまして…あの…お名前は?」

「この世界では名前という概念は御座いません。人相や身体的特徴をもって個人を認識するのです。よって私も名前は御座いません。転生者様も名乗らなくて良いですよ」

「…あの…あなたのことは何と呼べば?」

「(てか、転生者様って何だよ…仰々しくてやりづれえよ…)」


「私のことは、お好きな二人称で呼んでください。あなた、などで結構で御座います。」

「…わかりました…あなたがさっきから言ってる転生者様って何ですか?」

「あなたは以前生きていた世界から、この異世界に転生したのです。そうした方々を、我々は転生者様と呼んでいるので御座います。」

「…悪いけどその呼び方やめてくれない?あなたとかそういう呼び方で結構なんで…」

「かしこまりました。」


「早速なのですが、あなたはどのような能力を授かりましたか?」

「(何言ってんだこいつ…能力?…あー異世界転生の漫画とかアニメでそんなんあったなあ…あほくさ…ちょっと目も覚めてきたし…からかってやるかw)」

「わかりました。今やってみせますねー」

「あっ、指で直に耳の穴を触るのは良くないですよ!」

「心配してくれるんですか?ありがとうございます。でもこれ…」

「転生前からの 癖 ですから。」

「……………………………………」

「……はい!耳の穴を指でほじってクソを出す程度の能力です!」


最後まで読んで頂きありがとうございます。

主人公は下品キャラですが何卒ご容赦ください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] テンポいいですね 読みやすいです [気になる点] 説明が一切ないのがちょっとだけ [一言] エタるんじゃねぇぞ……
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