7:エントラタ国
■概要
アデア大陸の東端の群島地域に拠点を持つ小国で『最果ての国』の名がある。しかし小国ながら軍事戦闘力は卓越しており、他国へと渡ったエントラタ出身者が武功伝説を打ち立てる事がしばしばある。フェンデリオル独立戦争の際に指導者として戦った人物もエントラタ出身でる。
■国名:エントラタ国
■主要都市:
・武都:ムザス
■主要言語:
・アデア公用語
・極東語
■標準暦:
・精霊邂逅歴
・降臨歴(エントラタの国生み神話に由来する暦で、目下オーソグラッド大陸・アデア大陸周辺国では最も古くから存在している)
■■詳細解説
■アデア大陸のフィッサール連邦のさらにその先の東端に位置するという小国で〝最果ての国〟と呼ばれる国。国土としての規模は小さいながらも極めて強力な軍事戦闘力を誇っており、エントラタから出国した戦闘経験者が、他国に渡り武功をあげる事例が古くから存在している。フィッサール連邦との交流は古くから続いており、一部では兄弟国とも目されている。
■フェンデリオル国の独立闘争に多大な功績のあった伝説の人物もエントラタ出身の戦士だったと言われている。多神教であり精霊を尊ぶ文化と言い精神文化的にもフェンデリオルとは通じるものがあり、遠く離れた土地であるにも関わらず、フェンデリオル国の政治中枢とは書簡による交流が今なお絶える事無く続いている。その書簡を携えて1年に一度来訪する派遣使節を迎えるのはフェンデリオルでの恒例行事となっていると言う。
■芸術活動が盛んであり、エントラタの美術品は海外でも高値で取引されていると言う。