5:ジジスティカン王国
■概要
オーソグラッド大陸東北部の寒冷気候地帯に存在する国で有数の軍事艦隊を有した隠れた軍事強国。森林資源と水産資源に恵まれており古くから周辺国との交易が盛んな国である。一方で、屈強な兵士が多いことで知られ他国へと自由傭兵として出稼ぎに出る若者が多いと言われている。ヘルンハイト公国とは長年の友好関係にある。
■国名:ジジスティカン王国
■主要都市:王都ノルフェアル
■主要言語:北方語、現代フェンデリオル語、南洋語
■標準暦:
・精霊邂逅歴
・開闢歴〔ジジスティカン固有の北方神話を原点とする暦〕
■■詳細解説
■オーソグラッド大陸の北から北東部にかけて広い領域を所有する国であり、その緯度の問題から国土の大半が寒冷な地域として知られている。豊富な森林資源や水産資源を持ち、北方の凍てついた海すら渡る強力な海軍力が最大の武器である
■強大な軍事力を持っていた北の強国として知られ、北の凍りついた海ですら渡る強大な軍事艦隊はトルネデアスやフィッサールですら手を出せないと言われている。ジジスティカンの兵は特に屈強であり、海上での戦闘や上陸しての白兵戦は敵う国がないとまで言われる
■最大の弱点はその気候ゆえの穀倉地帯の不足であり人口増加により切迫しつつあると言われている。現在は多くをフィッサールやフェンデリオル国からの輸入に頼っており、逆に海産物資源を加工し輸出することでバランスを保っている
■海洋物流の発展によりフィッサールや南部のパルフィア王国との交流が進んでおり、フェンデリオルとの陸路を経由した交流も順調である
■ジジスティカンの若者の一部は国を出て自由傭兵となることがあると言う。フェンデリオル国が職業傭兵を設けている事もあり、フェンデリオルにはジジスティカン出身の傭兵も少なくないと言われている。