1:フェンデリオル国
■概要
オーソグラッド大陸東部内陸地域に存在する議会制国家、民主議会制に近い形態をとっているが他国に類を見ない独特の統治制度を採用しているのが特徴。太古から続いていた先史フェンデリオル国が存在したが数百年前に一度滅亡、350年に渡る被支配時代を経て250年前に独立を果たした経緯がある。その歴史的経緯から隣国のトルネデアス帝国とは係争状態にある。
■国名:フェンデリオル国
■主要都市:
中央首都・オルレア
北部商業都市・イベルタル
西部主要都市・ミッターホルム
南部主要都市・モントワープ
傭兵の街・ブレンデッド
傭兵の街・ヘイゼルトラム
■主要言語:現代フェンデリオル語
■標準暦:
精霊邂逅歴:先史フェンデリオル国建国時に始まったと言われる暦、現在ではフェンデリオルだけではなく周辺の交易樹立国でも商業用標準歴として採用されている。
■■詳細解説
■オーソグラッド大陸の東部内陸中央に位置し、周囲を山で囲まれた自然豊かな国。建国から250年程度であり、それ以前は長い間周囲の強国に支配されてきた歴史がある。350年ほどの被支配の歴史の更にその前に先史フェンデリオル王国があり、その頃の歴史的遺産が国内のそこかしこに埋もれている。
■国土面積に比して地下資源は豊富であり、豊かな農耕地帯を擁している事から国力は豊か。また、国民の国防意識は強く、国民性もあり自ら戦うことを厭わない。
■宗教は万物に精霊の存在を認める多神教であり、外来宗教の融和も盛んである。
■古フェンデリオル時代には〝精術〟と呼ばれる魔法のような精霊科学技術が存在していたが失伝、現在はその失われた技術を復活させるための研究が大変盛んに行われている。
■王族が居ないが、上級階級として〝侯族〟の存在があり、政治や行政に参加するには侯族である事が必須となる。しかし身分はそれほど厳格ではなく侯族身分を辞したり、新たに侯族として御家を起こすことも可能である。
■問題は隣国トルネデアスとの長年に渡る抗争であり国力差は10倍近く。また軍隊の兵数も足りているとは言えない。それを補う方策として、国難時には全国民が兵士として参戦する【皆兵士制度】をとっている他、金銭で正規軍人に協力し従軍する【職業傭兵】の存在がしられている