1:侯族
侯族:
■フェンデリオル固有の上流階級のこと。
■他国で言う貴族とほぼ同義であり、フェンデリオルでは国政にて議員や領主として参加する権利を持つ。侯族の子は侯族となるが、その身分は絶対ではなく保護者や家督継承者権限、親族会議などでの決定により、身分剥奪や家督継承権の剥奪が行われる事がある。
■また国家に対して多大な功績が認められれば一般平民であっても家を興して侯族を名乗ることが許されると言う。逆に候族身分を自ら返上し、平民として生活することも可能である。
■しかし、侯族内部では、爵位や上流/中流/下流の階級付けによる厳格な上下関係が存在し、熾烈な権力闘争が行われているとも言われている。
■候族は平民と異なり姓を2つ名乗ることになる。
平民が【名・姓】となるのにたいして、候族は【名・家族姓・一族姓】となる。
たとえばユーダイム・フォン・モーデンハイムの場合『モーデンハイム一族のフォン家のユーダイム』と言う意味になる。
■このため、名前で候族である事がわかってしまうため、特に候族である事を秘する必要がある場合、平民風の〝別名〟を名乗ることが特に許されている。