表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RESISTANCE~究極耐性人間~  作者: 珠扇キリン
第一章 魔王城の死闘と序章(プロローグ)
1/3

01 異世界雑用の始まりです!

この物語は主人公以外の視点でも物語が展開していきます、「♢」から視点が変わります!



どうも珠扇キリンです!

久しぶりに異世界ファンタジーもの書きました。

今、俺は魔王の城で雑用として使われています。


何故、人間の俺が魔王の城の雑用をやっているかと言うと…話せば長くなる。


パソコンでゲームの実況動画を見ていた時、急に画面が明るくなり…視界が光に満たされた瞬間、気付くと異世界に召還されていたという訳だ。


そして辿り着いた村で魔王軍の襲撃に遭い、捕らえられてしまった。


他にも仲間はいたんだが…今は俺1人だけだ、何故なら皆んな殺されちまったからだ。


働き続けるなきゃ…殺される、あの女の前で休んだら間違えなく殺される。


急に全身の力が抜ける。


「…もっと早く出来ないの愚図、やはり人間(エサ)人間(エサ)…もう用済みね。」


身体が動かない、5日も寝てないからか……。


俺は見たんだ、このバケモノに頭蓋を砕かれて死んだ仲間達を……やだ!死にたくない。


「…死ね。」


危機一髪の時―――――――――――身体が動いた、もう逃げるしか無いと思い俺はフラつく脚で走った。


ヤバい…逃げきれなっ……、そう俺が彼奴から逃げ切れる訳がないのだから…。


「カリノム、そこまでよ。」

「…何よレジミラ、この男は仕事を放棄して……。」

「それはアンタが殺そうとするからでしょ?」

「…だってルゼアス様の城をこんな人間エサに汚されるなんて…殺しても、また新しい人間エサを連れてくれば良いだけでしょ?」

「また代わりの人間が来るんだから幾ら殺しても同じじゃない。」

「ッ……交代よ、次はアンタが見張りよ。」


この女は彼奴と一緒に俺の見張りをしている小娘だが…コイツは間違いなく化物だ、この小娘バケモノは一緒に雑用をさせられていた仲間達を喰い殺したんだ……油断したら喰われる。


魔王の城に入った冒険者達は皆、殺されている…俺は多分ダメだ。


…だが此処に来た時の仲間に王国の関係者が居て、もうすぐ英雄召喚によって勇者様が来ると言っていた…もしかしたら、それまで…勇者が城に来るまで生き残れば助かる見込みがあるかもしれない…でもダメだなぁ…このままじゃ身体がもたないな……。


「どうしたの?…早く立って仕事に戻りなさい、それとも…私と美味しい事します?」

「あっ…いえ、すみません!すぐに仕事に戻りまっ…。」

「レジミラ、城に侵入者よ!」

「何?…勇者さんかしら?」

「違うわ、只の人間エサ共よ。」

「…では他の者に任せれば良いでしょ。」

「一応、アンタにも言っておいただけよ。」


侵入者!?…つまり冒険者か!?助かるかもしれない!…希望が見えてきた。

次の回は冒険者視点の物語になります、宜しくお願いします!

下手な小説ですが読んで下さってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ