表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

第十三話 アジト突入

ゲポゲポ団が出て来そうな夕暮れの細道を男が一人で歩いている

あれっ、袋小路博士。どうしてここに。

ゲポゲポビームを浴びた筈では。(げぽげぽ~げぽげぽ~)


「私なら疾うの昔に回復しているよ。今は研究を進めている。

 今日は、新大久保博士から新しい機材を受け取りに来たのだ。

 お前らに用はない。消えうせろ!」


悪いがその包みはこちらで頂きましょうか。(げぽげぽ~げぽげぽ~)


ゲポゲポ団アジトにて

リーダー、報告です。

展開先で袋小路博士を発見しました。全く元気で研究を続けています。

しかしご安心ください。やつから、新しい機材を奪ってきました。


「新しい機材?怪しいわね。開けてみなさい。気をつけるのよ。」

なんだこりゃ。ガラクタにしか見えないな。

あれっ、携帯電話みたいなものが入ってるぞ。

「お前達、だまされたのよ!」


ははは、リーダー随分気づくのが遅いな。(ノロイダー参上)

「うるさい!こっちは人数はいるんだから何とかやっつけなさい!」

ゲポゲポ~ゲポゲポ~ゲポゲポ~

そんなことしてていいのかな。この後すぐ警察が踏み込んでくるぞ。

「チクショ―、とりあえず撤退よ。おぼえておきなさい。」(げぽげぽ~げぽげぽ~)


さあ、新大久保博士、袋小路博士!よろしくお願いします。


「これが、袋小路博士が取り寄せた鉱石を使って作った新しい機材じゃ。

 これを取り付ければ、正常な光線が出せるはずだ。

 しかし器具の耐久性もあるので、正常な動作は1回か2回しか出来ない。

 袋小路博士と取り付けを行うので、その間にワルイダーをここまで連れてきてくれ。」



また確実な情報無しでワルイダーを探しに行くノロイダー2人

『ワルイダーへ 6月28日 21時にXXX駅前広場に来てください ノロイダー』

こんな貼り紙あっちこっちに貼って、、これで本当に来ると思うか?

急な話だ、しょうがない。あいつのための事なんだ。やれるだけやってみるしかない。


駅前広場 心配をよそに、指定時間ピッタリにワルイダーが現われる

「ノロイダーか。何の用だ。」

ああ、ワルイダー、お前が変態すると自制不能になるのは知っている。

今回、五日市博士の研究でそれを治すことができるんだ。

博士たちが準備をして待っている。いっしょに来てくれ。


「せっかくだが、私は現状のままで結構だ。

 私には構わないでくれ。用事というのはそれだけか。では、失礼」


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ