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彼女
彼女はどうやら恵まれない家庭環境で
仕事もミスばっかり
でもそんな彼女が愛おしかった
自分みたいに不器用な人間がいたことに安心したのかもしれない
シフトが重なるのを楽しみして
そこまで興味なかったボーイズラブ系のアニメも
みるようにした。それはそれで興奮した。
お客の飲みの残しを片付けいそいで戻り
雑談
コミュ症のアタックはいつだって唐突だった
「あの今度BLのイベント一緒に行きませんか?」
笑顔で生き生きとした声で彼女が答えた
「ごめんなさい 私彼女いるんです」
彼女?僕は目の前が真っ暗になった




