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ステップ  作者: 鷹橋達也
14/26

SILENT



繁華街の外れにあるそのビルは、


見た目には四階建てのテナントビルのような佇まいをしていたが、


そのビルが「海江田組」の下部組織「風間組」の事務所であることは、

近隣住民なら誰でも知っていることだった。



一階は駐車場で、高級外車が並んでおり、

二階が神棚を奉った組の事務所、


三階が応接間兼、組員の詰め所となっていた。


その四階には調度品の並ぶ部屋があり、


趣味の悪い連中らしいと内心で呟きながら、

ケータイの画面に数字の羅列を打ち込んでいく。




「香織は無事ですか。



情報は手に入りましたか。」



そのメールを送信しようとした時、

メールの着信音が鳴った。


アキラからのものだ。



………!


そのメールにはこう書かれていた。



「メールは必要ない。

直接話してやるよ。



田崎さん。」



その時、田崎の耳に銃声が響いてきた。





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