珈琲の、かほり。
くんくん どこからか流れてくる それは珈琲の、かほり
くんくん 緩やかに漂ってきます それは珈琲の、かほり
チリンチリン いまだに続いているらしい それが挨拶だ
チリンチリン 扉を開くと鳴り響いている それが始まり
とりあえず新聞を手にしようか とりあえず注文する前に
食パンが焦げた匂いがする 澄んだ紅茶の匂いもしている
甘ったるいパンケーキはない この喫茶店はアタリだった
「モーニングで」 「アイスコーヒーで良いですか」
分かってるね
また来たくなる喫茶店でした。