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un call  作者: 月団子
11/11

Part10 私も、こんな風に

前回の更新日は見ないでください。

 翌日、12時30分。

 亜優は待ち合わせの駅に到着していた。

 メイクにいつもより20分長く時間をかけ、お気に入りの半袖の白いフリルシャツにネイビーのロングスカートを履き、柱の側に立っている。

 この駅から数分歩いた先に目的のハンバーガーショップがあり、合流してふたりでそこへ向かう予定なのだ。


「暑い……」


 冷房の効いた車両から出てものの数分、既に額に汗を流した亜優が呟く。

 改札から少し離れた柱の側でスマホを使い、早めに到着したことを清伍に伝えると、すぐに返信が画面上部に表示された。


 「もう着いたんですか!?」「先に店内に入っててもらっても大丈夫ですよ!」と、立て続けにメッセージが届いていた。


 店を探そうと顔を上げキョロキョロと辺りを見回すと、少し大きめのコンビニを見つけ、そこで待つことにする。

 その旨を伝えると、「わかりました、すぐに向かいます!」と返信が届き、メッセージを確認した亜優はスマホを肩にかけた鞄に仕舞った。


 中へ入ると、全人類が感動を覚えるのではないかと思うほど快適な温度が保たれており、亜優の身体に纏わりついていた汗が、熱された身体を心地よい温度で冷却していく。


 と、冷房の快感を味わったのも亜優にとってはたった2秒足らずの話だった。入り口に突っ立っていては邪魔になってしまうからだ。

 中へ入り、意味もなくチョコ菓子やペットボトル飲料などを流し見していく。

 大量に並べられた飲料を見ているとなんだか喉が渇いているような気がして手に取りかけるが、もうすぐ飲食店へ向かうことを思い出し、出費を抑えるためにその手を離した。


その瞬間、出入り口が開かれたときに流れるメロディーが店内に流れた。


「あゆ、ざん……おまだせっ……しま……」


 へろへろの駆け足でこちらへ向かってきた男は、息を切らしながら手を膝についた。


「あの、大丈夫ですか……?」


「大丈、ぶっ……です……」


 そうは言っても、とても大丈夫には見えない。


「ちょっと待っててください」


 亜優はそう言うと先程の水を改めて手に取って、レジで130円を支払い、急いで清伍のもとへ戻ってきた。


「どうぞ」


 キャップを回して蓋を開け、清伍に差し出す。


「あっ、ありが……」


「お礼はいいですから、飲んでください」


 清伍が顔を上げて水を受け取ると、ガソリンを注がれる車のごとく水を流し込む。水は喉に吸い込まれているかのように減っていき、たった5秒ほどでペットボトルの中身は空になった。


「ぷはぁっ……本当にありがとうございました、死ぬかと思いました……」


 空になったペットボトルの蓋をくるくると回して閉める。


「疲れてますよね。少し涼んでから行きますか?」


「いえ、ただでさえ待たせてしまいましたし、これ以上遅くなるわけには……」


「私は全然大丈夫ですよ」


 申し訳無さそうにする清伍に対し、亜優が微笑みながらそう返した途端、どこからか腹の虫が鳴った。


「すっ、すみません……」


 顔を赤く染めた亜優がペコリと頭を下げる。


「いえいえ、気にしないでください! 食べに行きましょうか!」


「はい……すみません……」


「そんなに謝らなくて大丈夫ですから!」


 亜優は恥ずかしさを誤魔化すために何度も頭を下げ、それに対し清伍は笑顔で「本当に大丈夫ですから」と伝える。


 ほどなくして、二人はハンバーガーショップに到着した。

 初めて訪れるその店は、亜優にとって少し異質だった。注文し、受け取り、席に運ぶそのシステムは普通ならよく見る光景だが、普段外食をしない亜優は、飲食店というより学食のようだと感じていた。


 そしてお昼時なこともあり、店内はかなり賑わっている。昼休憩のサラリーマンや、幼い子どもを連れた親子、亜優たちと同じぐらいの年の若者など、様々な人が座っていた。


「二人分同時に注文しちゃいましょうか。亜優さんは何にしますか?」


「あまり詳しくないので、清伍さんのオススメをお願いします」


「僕のオススメなら、もちろんアレです!」




 そして数分後、二人が座った隅の席に注文したものが届いた。


「ダブルチーズバーガーセット2つになります」


「ありがとうございます」


 トレーに乗せられたハンバーガーとポテト、ドリンクが2つ。清伍は運んできた店員に笑顔で感謝の言葉を伝えた。


「あっ、ありがとうございます」


 慣れない亜優も、清伍の真似をするように慌てて言う。しかしその店員は何かを返すどころか、何も言わずにそのままその場から立ち去った。

 

「私、何かまずい言い方をしちゃいました……?」


「この時間は忙しいので、アルバイトの人は自分のことで精一杯なんですよ。だからあんまり気にしないでください」


「そう、ですか……」


 清伍の言葉を疑っているわけではないが、忙しいのに不必要な言葉をかけてしまったと心の内で己を責め、表情を曇らせてしまう。


「さっ、熱いうちに食べましょうか」


 亜優の心境の変化を察した清伍は、明るい声で優しく言葉をかけた。


「は、はいっ」


 亜優は静かに両手を合わせる。


「いただきます」


 丁寧に食前の挨拶をする亜優を見て、清伍はその真似をするように急いで手を合わせた。


「ああ、いただきます」


 そんな清伍を亜優が不思議そうに見つめる。


「すいません、独り暮らししてたらあまり手を合わせる機会が無くって、それが習慣に。行儀悪いですよね、ははは」


 清伍はそう言って照れ笑いを見せた。


 まだよく知らない相手と共にする食事の場においては行儀の悪い悪い行為かもしれない。少なくとも清伍は、亜優がそう考えていると思った。


 しかし、それは違った。

 実家を離れ、自由な生活を送る中で身についた悪習慣であることに違いは無いのだが、独り暮らしという大人にのみ許された自由を満喫している彼が、輝いて見えたのだ。


 それに比べて私はどうだ。

 実家を離れてもなお、以前までの生活を模倣するように規則正しい生活を送り、親しい友人や恋人も作らずただ一人で機械の様にやるべきことをやるだけの毎日……。

 目に見えぬ鳥籠に囚われたままの彼女には、目の前にいる彼が世界を自由に羽ばたいているかのように見えた。


 私も、こんな風に生きられたら……。


 ……なんて言えば大袈裟と笑われてしまうだけだと、亜優は感情を心の内に留める。


「亜優さんって、実家暮らし?」


「いえ、寮で独り暮らしです」


「じゃあ、家でもちゃんとそうやって挨拶を?」


「はい」


「へぇー、すごいですね。なんか……」



 バカ真面目って感じ。



 以前投げられたその言葉が、不意に脳裏を過る。「すごいですね」に続けて、彼は何を言うのだろう。

 恐怖からか、口を開けてから言葉を発するまでのほんの僅かな時間が、一眠りしてしまいそうなほど長く感じる。

 しかし、彼が発した言葉は亜優の予想と大きく異なった。


「尊敬しますよ。僕はすっかり生活習慣乱れちゃったんで」


「えっ、ああ……えっと」


 清伍はそう言って左手にハンバーガーを持ち、それに齧り付いた。


 “尊敬″という思いもよらぬ言葉に、亜優は一緒固まってしまう。


「わ、私なんかより、独り暮らしらしい独り暮らしをしてる清伍さんの方がすごいです……!」


「いやいや、自堕落な生活を送るようになってしまった人と、一人でも丁寧な生活を送り続けてる人どっちが偉いかって、そりゃ当然丁寧な生活を送ってる人ですよ」


「……なるほど」


 二人のそれは、互いに謙遜ではない心からの言葉だった。

 いつもなら他者の賞賛などその場しのぎの適当なお世辞だと聞き流していたが、何故か今の清伍の言葉は亜優の心をほんの少し温めた。


 小さなりんごジュースのパックにストローを挿し、パックを両手で優しく持ったあと咥えて、吸う。程よい酸味が含まれたさっぱりとした甘みが口の中へ広がっていく。普段ジュースなど飲まないからか、それが高級品であるかと思えるほどに美味しく感じられた。


 そしてトレーの上にパックを置き、いよいよ人生初のハンバーガーへと手を伸ばす。両手で持ち、包み紙を破れぬよう丁寧に剥がしていく。

 すると中から現れたのは分厚く柔らかなバンズと、それに挟まれた肉汁溢れるパティや鮮やかな色のレタス、とろけて紙や肉にまで垂れたチーズだった。


 さり気なく清伍の方に視線を向けると、左手に持ったバーガーに齧り付いていた。

 亜優は視線を再びバーガーに戻し、溢れ出る唾液を飲み込む。そして、大きく口を開き、それに齧り付く。


「……っ!」


 口に入れた瞬間、ジューシーな肉の味と柔らかなチーズが一瞬で口内を支配する。しかしすぐにふっくらとしたバンズと瑞々しいレタスがそれらを中和し、油によるくどさを残さない。

 ハンバーガーとはこんなにも美味しいものだったのかと、感動すら覚えた。


 数秒ほど噛んで、飲み込む。早く次の一口が欲しいと身体が言っている。

 しかし、それに優先してしなければいけないことがある。


「清伍さんっ」


 突如呼ばれた清伍は驚き、身体を小さく震わせる。


「どうしました?」


「これ、とっても美味しいです!」


 亜優は目を輝かせながらそう言って、再びハンバーガーに齧り付いた。


「そんなに嬉しそうに食べてもらえるのなら、僕も誘った甲斐がありますよ」


 その後も2人は時折雑談を挟みながら、食べ進めた。


 10数分ほどが経過した頃、既に食べ終えていた清伍に続いて亜優も完食し、両手を合わせた。その様子を見た清伍も、慌てて手を合わせる。


「ごちそうさまでした」


 2人で声を合わせて、丁寧な挨拶をする。


「ふふっ」


「ど、どうして笑うんですか?」


「いやぁ、なんか面白い人だなって。意地でも返金したがったり、世界一美味しそうにハンバーガー食べたり」


「それ、褒めてます?」


「褒めてます褒めてます」


 疑惑の表情を浮かべる亜優に対し、清伍は笑いながらそう返した。慣れている訳でもないその笑顔と笑い声が、亜優にとって何故か心地よかった。

 心のどこかで、この時間がずっと続けばいいのに、と思うほどに。


「あのっ、もしよかったら、いつかまた一緒に何処かへ出かけませんか?」


 この願いが叶わぬのであればせめて次の約束を取り付けようと、焦るように訊く。


「僕で良ければ、喜んで」


「本当ですか!?」


「亜優さん、一緒にいて面白いので」


 一緒にいて面白いなんて言葉をかけられたのは、産まれて初めてのことだった。

 それが嬉しかった亜優は、話をどんどん進めようとする。


「えっと、ありがとうございます。それなら、次は何を食べに行きますか?」


「次も何か食べたいんですか?」


「ああいえ、なんとなく今回と同じように食事かと思っただけで……」


「僕は何でも大丈夫ですよ。亜優さんが食べたいものとかあれば、一緒に行きましょう」


「食べたいもの……」


 亜優は顔を少し下げ、考える。

 どうせならまた未知のものを食べてみたい。しかし、未知のものは未知だから頭に浮かばない。

 そんな時、少し前にテレビで紹介されていた飲食店の看板メニューのことを思い出す。


「私、ピザを食べてみたいです」


「なんとなくですが、ハンバーガーとかピザとか、溶けたチーズに関連する料理に今まで縁が無かったりしました?」


「実家では和食がほとんどで、独り暮らしを始めてからもその食習慣を継続していたので」


「和食……って自分で作ってるんですか?」


「そうですね、ほとんど毎日作ってます。お魚を焼いたり、天ぷらを揚げたり、煮物とかお味噌汁とか。稀にお惣菜を買ったり……あっ、でも納豆やお豆腐はよく買います」


「へぇー……」


 亜優の食生活を聞き、カップ麺や惣菜、コンビニ弁当等を主食にしている清伍は唖然としていた。もしかしたら自分はとんでもない人を食事に誘ってしまったのかもしれない、と。

 しかしそれと同時に、この人にもっと色々なものを食べてみてほしいと思った。出会ってすぐは死人のような目をしていた彼女が、ついさっきまでその目を輝かせハンバーガーに夢中になっていた……そのギャップがどこか愛おしく感じたからだ。


「あの、亜優さん。ハンバーガーやピザだけと言わず、これから一緒に色々なものを食べに行ってみませんか?」


 2人が会ったのは2回目。まだ互いのことすらほとんど知らない。

 それにも関わらず清伍は好意が漏れ出した発言をしてしまう。


「是非、色々教えてください」


 清伍の気持ちに気づく気配すら無いまま、亜優はそう返した。


「あ、それじゃあこれから二人で食べたものの写真を撮って、記録を残していくってのはどうですか?」


「良いですね、面白そうです」


 2人がようやく見つけた、共に過ごしていて居心地の良い相手。嫌われたくないと願いつつも、次はどうするかと未来の妄想は互いに止まらなかった。


「今日も食べる前に撮ればよかったですね」


「ポテトだけ1つ追加して、写真を撮ったあと2人で分け合うってのはどうですか?」


「食べ切れるでしょうか? 私はもうお腹が……」


「僕が食べますんで気にしないでください」


「まだ食べられるんですか?」


「へへ、実は緊張で食べきれるか不安だったので、今日はいつもより少なめに注文してたんですよ。なのでまだ僕はまだ大丈夫です」


「そういうことでしたら是非」


 そう言って2人が少量のポテトを追加注文すると、ものの1分程度でそれが運ばれてきた。

 この時間は客が多く常にポテトを揚げ続けているため、揚がっているものを小さな紙袋に詰めるだけだったからだ。


 2人はスマホを取り出し、カメラアプリを起動し、レンズをポテトに向ける。


「あ、あれ、ピントが……」


 しかし、亜優のスマホだけ中々ピントが合わない。


「そういうときは……」


 清伍は席を立ち、亜優の背後へ回り込み、亜優のスマホに映るポテトに指で1回触れ、続いてシャッターボタンを押した。


「ピントを合わせたいものをタップすると自動で合わせてくれますので、それから撮るといいですよ」


「そうなんですね。写真なんて普段撮らないもので知識が無くて……ありがとうございます」


「知識というほどのものじゃないですけどね」


 清伍はそう言いながら微笑んで自分の席に座り直した。


「あっ、そうだ」


 思い出したかのように亜優はスマホを触り始めた。その数秒後、清伍のスマホから通知音が鳴る。

 スマホを手に取り内容を確認すると届いていたのは、たった今亜優の代わりに清伍が撮影した写真だった。


「一緒に食べた料理の写真、第1号です」


 亜優はそう言い、優しく微笑んだ。

 亜優が清伍に初めて見せたその笑顔はぎこちなく、満面の笑みとは言い難いものだったが、清伍にとっては特別な一瞬だった。


「これは第2号や第3号、その先も楽しみですね」


「はい!」


 そうして2人は約束通り共に様々なものを食べ、仲を深めていった。第4号を撮る頃には、既に2人は友人同士ではなく、互いを呼び捨てで呼び合う程の仲になっていた。






「……って、料理の写真しか無いんですか?」


  今日は摩耶と清伍が会った日から、ちょうど一週間が経った土曜日の午後7時頃。2人は摩耶が指定した公園のベンチに並んで座っていた。

 清伍は亜優の過去についての話をしながら、摩耶に自分のスマホの画面を見せていた。


「僕たちは2人とも元々あまり写真を撮らないので……。写真婚約指輪や結婚式のときの写真ならありますが」


「でしたら写真は大丈夫ですので、お話を聞かせてください。式を挙げたときやプロポーズをしたときの亜優さんの反応とか」


「そうですね……喜んでくれていましたよ、どっちも。式を挙げたときもとても幸せそうでした。忘れもしません、あのときの亜優が今までで一番素敵でしたので……」


 亜優だけの話ではなく、自分たち2人の話をしているときの清伍は寂しそうな表情を浮かべていた。


「それを知れただけでも充分です、お話していただきありがとうございました。本題に入りましょう」


 指先やつま先など、身体のどこかを常に動かしており、落ち着きの無い様子を見た摩耶は微笑みながら半ば強制的に話を終わらせ、話を進める。


「結論から話しますと、不倫をしているか否かは未だ未確定です。すみません、なにせ平日には亜優さんの動きが無いものでして……」


「そうですね、毎日時間通りに家に帰ってきていました。亜優が元気な日は1日もありませんでしたが……」


「しかし、収穫が無い訳ではありません。集めた少量の情報を見るに、あたし個人としては亜優さんはシロだと思いました」


「そうなんですか……?」


 自慢気に語る摩耶だが、すっかり気分が沈んだ清伍にはそれを安易に信じられるほどの心の余裕が無かった。


「これは先週の土曜日、あたし達がハンバーガー屋に居たときの亜優さんです」


 摩耶は鞄からスマホを取り出し、1枚の写真を清伍に見せた。

 そこに写っていたのは、1人で街中を歩く亜優だった。


「えっ、これ、どうやって撮ったんですか?」


「部下ですよ、あたしの。他にもこんな感じの写真をいくつか撮って来てくれていました」


 続けて何枚かの写真を見せる。そのいずれもが亜優1人で歩いてる様子の写真だった。

 真っ昼間から夕暮れ頃の写真まで、誰とも会っている様子は無い。


「この一週間、会社の方と清伍さん以外に誰とも会っていませんでした。何より、清伍さんから話を聞いている限り亜優さんが不倫なんてするとは思えませんね。というより、したくてもできないでしょう」


「そんな曖昧な……もしかしたらスマホで連絡を取っていたりするかもしれないじゃないですか」


「プラスになる想像をした方が幸せだと思ったのですが。どうしても確実な答えが欲しいのであれば、この場で一緒に確認しますか?」


「確認って、どういうことですか?」


「亜優さんのことは亜優さんのみぞ知る、ということです」


 摩耶はそう言うと写真を閉じ、スピーカーで誰かに通話をかけ、その画面を清伍に見せる。

 そこには“いおりん”と書かれていた。

SNSでの自分の名前を「いおりん」にしちゃう長谷川可愛くないですか?

そんなわけで次回は部下(バイト)も登場します。お楽しみに。

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