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第8節 その2 ダンジョンからの帰還

1時間とも思えるような10数分がようやく過ぎ、僕らはまた召喚魔法を使った。


そして、4人がかりでなんとかゲートを閉めると、やはり細心の注意を払い、この階の入り口に陣を構えた。


というよりも、僕らが囮になって、階段正面に立ち、スライムマンが後ろから殴りつけるというシンプルな、正直悪党がするような作戦だった。


しかし、シンプルイズベスト。


アクシデントもなく、もう一匹の怪物も倒すことができた。


食糧も尽きたことから、ほとんどの階を逃げ出しながら、ダンジョン入口まで戻り、補給と1日程度の休息を取った。




結局ほとんどの階の召喚石と魔物は復活しており、再攻略も悪戦苦闘が続いたが、一回目の半分程度の時間で、掃討できた。


僕らは、このダンジョンを再度やり直し、すべての魔物を退治したのだ。


そして、3か月振りに戻った最下層のゲートはぴったりと閉じたままだった。




僕らが、町長にダンジョン制覇の報告をした時、合計349日、ほぼ丸一年が経っていた。




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