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第二章

ーお前も物好きだなぁ。ま、仕事も終わったなら行って来いよ。ほら、地下一階の階段降りて右に曲がった奥のでんせつの部屋にいると思うよ。



そう松本に言われ、神田は仕事を片付けるとそそくさと仕事を後にした。



神田の警備部署は三階。

地下一階にはエレベーターが通っておらず、一階まではエレベーターで降りてそこからはすぐ隣にある少し錆びたドアを開けると地下一階へと繋がっている。



「でんせつ」の部屋か.....

いったいどのような部屋なんだろうか。

そもそも何故みんなでんせつ部屋を知っているのだろうか。


考え出すときりがない。

が、今日そこへ行けばわかる。

そして謎だった佐藤さんと話すことが出来る。



神田はその部屋の前で足を止めた。























[電気設備課]


の文字がドアにかけられていた。「で....でんきせつびか.....?????


え、は、え?」


神田は口をパクパクとさせる。




え、でんせつの佐藤さんって、電気設備課の佐藤さんのこと.....???



んだその、某掲示板のコピペでありそうなオチはよおおおおおおおおおお!!!!



え、嘘。まさか佐藤さんの話こんなオチで終わり?

俺の無駄な想像はどこへ.....。



「何が”でんせつの佐藤さん”だよ....。」


神田は部屋の前で溜息を吐きながら座りこんだ。



変に期待してドラマチックな展開があるはずなんてないよな。



神田が帰ろうと立ち上がる瞬間に、ガチャリという音と共に電気設備課と書かれたドアが開いた。



神田はその音と共にドアに頭を打ち付け、その場にへたり込んでしまった。



一瞬何が起こったかわからない神田は打ち付けた頭をおさえた。




「いっ.....てぇ...」


頭をおさえて、視線を地面へとむけていると、


「あの、」


と頭上から声が聞こえた。



神田がバッと顔をあげると小柄な女性が無表情に



「何してるんですか。」



煮干しを食べながら立っていた。



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