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私の主

作者: 小雨川蛙
掲載日:2026/04/04

 

 私の主は実に図々しい。

 もう仕えて十年となるがその図々しさは年々に酷くなっている気がする。


 朝。

 少しでも寝ていたいのに「はよ、飯を寄越せ」と私の顔を叩いて起こす。


 昼。

 本を読んでいると暇を持て余して私の邪魔をする。


 夜。

 明日に備えて寝ようとすれば自分の寝床を無視してこちらにすり寄ってくる。



 *



「いい加減にしてください」


 私がそう言っても主は無視をする。


「こちらは仕事中なんです」


 そう伝えても主は無視をする。


「とにかく私に今は構わないでください」


 伝えたところで全て無駄だ。

 何せ、相手は猫なのだから。




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― 新着の感想 ―
選ばれたんですもの、仕方ありません。 幸せを噛みしめつつ、お仕えください。 あぁ羨ましい。
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