空き家
とある男の子が肝試しで入った空き家にはクラスメイトの女の子が!
そんな訳の分からない出会いを果たす2人のラブストーリーです!
僕はぴかぴかの中学1年生、藤沢鈴斗だ。
入学してしばらく経って、僕はよく笑いのネタにされることが多くなった。いわゆるいじられキャラというやつなのだ!このポジションは僕としてはとても気に入っている。
そして夏休みがやってきた
「なぁ、鈴斗。ちょっとこれ見ろよ!」
そう写真を見せてきた彼はよく僕をいじってくれる河合颯太だ。
「なにこれ、空き家?こわいんだけど、」
「実はよぉ、ここの家には女の霊が居るって噂なんだ」
「それで、、、、?」
僕は何となくこの先の展開を予想しながら恐る恐る答えた。
案の定そこからは、僕に1人で行かせて面白がろうという意図が丸見えのものだった。僕は怖いのが苦手だ、だけど行かなかったらきっと殴られたりするのだろう。
僕は行くことにした。
噂の家に来た、今日は涼しく普段ならとても心地よく感じるはずだった。
指定された通りビデオ通話をしながら中へ入っていった。
ドアを開けると冷たい風が僕の背筋を震わせた。その時に出た情けない声に何人かが楽しそうに反応している。
更に奥へ進んでいくと、何やら人の気配がした
「ゆ、幽霊、、、、?」
「お!幽霊いた?!もっと近ずいて!」
そう言われ、恐怖を押し殺し人の気配がする浴室のドアを開けた。
開けると、暖かい空気が僕を包み、同時に2人の奇声が部屋を満たした。
「ど、どうした?!幽霊がいたのか?!」
僕は状況を理解することに必死で答えることができなかった。そこにでクラスメイトの女子がお風呂に入っていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
初めての投稿なので、長い目で見ていただけると幸いです!