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プロローグ

断罪のリフェクトムプロローグです。ここから全てが始まった

狭い家の中で。蝋燭の火が燃え盛る中。全身で絶叫している母を見つけた。


「痛い。苦しい。助けて。」


そんな絶望の叫びが私の耳の全細胞まで響いてきた。母は黒いパーカーを着ている小柄なフードの”何か”に襲われていた。あらゆる所から血が飛び出る。目の前の惨劇を受け入れられず、ただ静止していた私に気が付いたのか、黒いフードの”何か”は立ち上がり、一歩一歩。私に近づいてくる。歩いてくる”何か”に私は、恐怖で声も出せず。足がすくみ、一歩も動けなかった。歩いてくる何かを。ただ、見ていたのだ。蝋燭の火が辺りを照らす。母の声の残響が、どんどん小さくなっていく。蝋燭の火がゆらゆらと揺れ、明かりが黒いフードの”何か”を照らし、次第に、フードの中身が姿を現した。


蘭…?


そこにいたのは、半年前から行方不明だった、妹の、姿だった。

私は、必死に言葉を選んだ。

「蘭、?どう…したの?」

蘭は表情を変えず、ハンマーとナイフを持ってこちらへやってくる。殺す気だろうか。

私は母と同じく、手で。指で。声で。目で。全身で。

衝動的に金切り声をあげた。

ゴン!…とその瞬間。

私は、脳内の意識を全てシャットダウンされた。


見て頂きありがとうございます。全てはここからですよ。ここから

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