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第二話 学校の対応!


とりあえず学校に連絡して教師と面談。

・・・めっちゃキョドってるやん。

学校の学年主任と担任めっちゃオドオドしてはる。


ボイレコおいていざ話し合い!!!

ちなみに妻は俺に全任せで喋らんそうです。

喋れや!


「この度はわざわざお越しいただきありがとうございます。この度は申し訳ありませんでした。」

「・・・謝罪はいいです。そちらから謝罪される謂れが分かりませんので。とにかく今回は経緯と今後の対応などを教えて下さい。」

「この度は・・・・」


かいつまんで話すと、そのようなことはあった。

担任が怒って問題児を家に帰した。ってか帰っちゃった。

向こうの親は謝りもしない。ってか子供が帰ったことで学校に怒鳴り込んできた。

今後は出来るだけ近寄らせない方針をとる。

とのこと。


・・・・・正直頭が痛くなった。

こいつら何やってんの?

何も解決しないやん?

ってか何したいの?

「質問はありますか?」って?

質問しかないわ!!!


「学校はそれで解決すると思っていますか?」

「学校としましても長期的に見ていることは・・・」

「じゃあダメですよね?解決しませんよね?」

「・・・どのように対応したら納得していただけるのでしょうか?」


・・・一般の親に聞いてくるなや!!!

一応そういうの児童心理学や児童教育学なんかで大学で勉強したやろ!!!

お前らの方が専門家なんやで!?

頭おかしいんか?


・・・とはいえ俺も何も考え無しで来ているわけではない。

一応考えはあるが・・・・・。

・・・・・・・これ絶対俺の意見通っちゃう奴やん!!!

何か嫌や!!!


「・・・ふぅ~~~。とりあえずこちらの意見を言います。とその前にそのいじめっ子は犯罪を犯しているという意識があるかどうか教えて下さい。」

「は?」

「こちらをご覧ください。」


文部科学省のページにある虐めについての資料を渡す。


「このページは虐めをする奴絶対許さん!って感じでかなり過激に書かれています。」


いじめっ子にはしかるべき処罰を!って感じでした♪

殺意が結構高いです♪

・・・これ書いた人にいったい何があったんだろう?


「実際これに従った場合、まあ裁判で訴えることになります。」


警察に被害届!警察に被害届!って感じ♪


「最終手段としては私も考えています。よって、このことを私から警察に言う前に学校側からこのようなことがありましたと伝えてください。まずは報告からです。そこから警察と連携を取り、とにかく虐めについてどうするか相談して下さい。」


って書いてありました。


「私の意見としましては、裁判に行く前に鎮静化させたいと考えています。よって先ずは加害者児童とその親と話し合い、今後どのようにしていくべきか考えたいと思います。」


まあ子供の不幸を願っているわけじゃないしね。

加害者全悪でギルティ!って考えでもないし。

更には子供ADHDの障害持ちだしね?


「それでは、これから裁判にかけるということですか?」


・・・何聞いてんの!?

そこに行く前に向こうと話し合いしたいって言ってるじゃん!!!

裁判は最終手段だって言ってるじゃん!!!

でも最終手段に行く下準備は今からしなきゃならんから下準備しておいてって言っただけじゃん!!!!

何で最終手段に行くこと前提なの?


「裁判云々は最後まで解決しない場合です。まずそこに行く前に解決したいので加害者児童とその両親と話し合いしたいのですが?」

「何を求めているのでしょうか?」


だ~か~ら~。


「向こうとの話し合いです。」

「話し合ってどうするのでしょうか?」


お前が聞くんかい!!!


「・・・・・・・・・・はぁ、まあ私の考えでは向こうのお子さんの状態を聞きたいんです。要するに今回なぜこのようになったのか。その原因は?それを確認したいんです。ADHDは分かります。本当にそれが原因なのか?じゃあその原因に対してどのような対策をするべきかということを一緒に考えていきたいと思っているんです。」


よって必要なのはとにかく対話&情報!

OK?


・・・・本来なら全部お前らの仕事だよ?解かってる?


「でも、子供はいろいろなb・・・」

「え~黙ってください。まだ喋ってます。」


・・・先生も障害のせいにしようとしてはる。

まさに障害あれば人〇していいんですか~?て言いたくなる。

・・・・・・実際はOKっぽいですが。


「ADHDが原因であれば、例えばですが薬で抑えるという方法があります。」


まあ時間かかりますが。

あまり実践的な解決方法ではない。


「次に知的障害でないなら理解してもらうという方法もあります。」


それはダメだよ~ってね?

・・・まあ通じないと思いますが。


「このように様々な観点からの解決方法をみんなで考えたいと思っていますので、先ずは対話が必要なんです。」


全て今さっき考えた解決方法で穴しかありません♪

そりゃね?専門家ではないし?その子知らんし?

誰かイイ案だして~って他力本願思考です。


「分かりました。向こうと連絡つき次第電話します。」


・・・ホントに解かってんのかな?







・・・・ってか本気で妻喋んなかったな!!!




この時、校長先生と副校長先生は鼻息荒く、


「やってやりましょう!!!」

「証言は任せてください!!!」


と息巻いてた。


・・・トップがそれではダメなんでないかな?



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