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たくましいね、そうくん!!

作者: 立菓

 飼い猫のノンフィクション(実話)②です。

 私たちの家族は現在(令和6年1月時点)、五匹の高齢の猫たちと共に暮らしています。

 猫たちの中で一番若くて、唯一のオス猫なのが、そうくんです(*^^*) 今は、十一歳(人に換算すると、ちょうど還暦の六十歳)になります!


 そうくんは白と黒が混ざった濃い茶のニ色の毛に、ゴールドの眼をした猫です。唯一の真ん丸な洋風の体、少し(?)顔ペチャな顔も持っています。

 あと、超が付く程のビビリな性格をしています(苦笑)


 これからお話しするのは、そうくんを家族として迎え入れる直前に起きた、そうくんが『危機一髪』になってしまった出来事についてですっ!!




 ……私が社会人になって、間もない頃だったでしょうか。

 そうくんは、元々は野良の子猫で、2匹の成猫と一緒に、私たちの家の近所で生活していました。それで、三匹の猫たちは時々、私たちの家の庭や車庫に遊びに来ていた感じでした。



 成猫の一匹はメスで、白と明るい茶色のしま模様で……。そうくんよりも顔ペチャな猫でしたね(笑)

 そうくんと顔が似ていたので、そうくんの母親だったのかもしれません。


 もう一匹の成猫はオスでした。キジ猫だったような気がしますが、あまりはっきりとは覚えていません……。



 そうして数ヶ月経つと、成猫のオスもメスも見かけなくなりました。そうくんは単独行動するようになったようでした。


 そして、ある日の夕方、そうくんは大ピンチの状態だったのを、母親が見つけてくれましたっ(><) 私と父親が外出中、ずっ〜と車の下で、そうくんがうずくまっていたんです!!

 そうくんが体調をものすっごく崩しているのは一目瞭然いちもくりょうぜんでしたが、母親の判断で、ひとまず次の日まで、そうくんの様子を見てみることになりました。



 翌日の朝になると、そうくんはちょっとだけ移動していましたが、車庫に置いてある車の下で、相変わらずうずくまっていました……(泣)

 そうくんが長時間辛い思いをしているのに、とうとう母親は耐えられなくなり、父親と私に洗いざらい気持ちを話してから、夕方に一人で動物病院に駆け込んだのでした。もちろん家族全員で、そうくんを早急に保護するつもりでっ!!


 そうくんを動物病院に連れていく直前に気付きましたが、そうくんは上唇が一ヶ所切れていた上、しっぽの先から三分の二くらいが赤剥あかむけになっていました(((;ꏿ_ꏿ;)))

 動物病院にそうくんを連れていくと、獣医さんは「一晩預かりますが、明日までもつかは分かりません。それでもいいですか?」と言っていたそうです。


 そうくんは、生と死の間を彷徨さまよっている状態でした……。



 ですがっ、動物病院に入院して数日後、そうくんは()()()()()()()()()()()()(≧∇≦)

 赤剥あかむけになっていたしっぽは、完治が難しいらしいので、獣医さんは切断&短い尻尾にする手術をして、そうくんの痛みが長続きしないようにして頂けました!!




 そうくん、本当に良かったねっ(TT)

 獣医さんがそうくんの命を救ってくれて、私たちもとても嬉しかったよ♫



 それとねっ! 君は本当にたくましいね、そうくん!!

 今は尿結石で大変やけど、毎日毎日、一生懸命に生きているんだね(*^▽^*)


 尿結石用の不味〜いゴハンを吐き出しても、こっそりとお姉ちゃんたちの美味しいドライを食べてしまっても……。体調が悪い時に、うまく用を足せなくても……。

 そんなそうくんでも、君の顔を見ると私は癒やされるし、心が穏やかになるよ♪



 私たちの家族になってくれて、本当にありがとうねっ!!

 お姉ちゃんたちと同じように、私たちの家で楽しく過ごして、どうか無理のない感じで長生きしてね〜(^▽^)



〈おしまい〉

 最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] そうくん、元気になって良かったです。 立菓様のご家族が優しいのも、素敵でした。 読ませていただき、ありがとうございました!
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