私にとっての「小説」
ある日から僕は変わったのかも。
いることが、生きることが
うれしいから。楽しくて、悲しいから。
えんぴつのさきに
おもいを馳せて、
かみに書き殴る、それだけのこと。
きもちが高まれば、
くろさに命が宿るから。
けっこう時間はかかるけど、
こんなにも言葉は美しかったのかと
ささいなことで気づけるのだから。
しったこっちゃない、他人など。
すべては僕の、思うまま。
せいかい?間違い?
そんなことよりも
たいせつだと思える、
ちいさな力。
つらくても、泣きそうでも
てんは見放さないから。
とくべつには、
なれなかった。
にんげんであることは特別なのに。
ぬれる。人だから。やっと、気づいた。
ねれる。人だから。それらはみんな、
のれる。人だから。特別なんだってことに。
は?と思うかもしれない。
ひとなのだから、当たり前。
ふしぎがあっても、良いじゃないか。
へんじんだろうが、凡人だろうが、
ほんとのきもちは持ってるはず。
まえに進もう、
みみを澄まして。
むかしのことなど、振り返らない。
めをみはり、
もっともっと先へ。風を切る
やの如く、そしてふわりと舞い落ちる
ゆきの如く。
よくわからないよね。
らーめんを食べる、
りんごを食べる。これだって人だから。
るーるにとらわれるなんて
れつあくな環境じゃないか。
ろじうらで、家で、ふとした瞬間。
わたしは見つける。次のネタ
を。小説は、わたしのぶんし
ん。