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勇者が魔王の日常生活  作者: 天津 薊
5/38

潜在能力

「ほら、ここがこの町のギルドよ。ギルドカードはあそこのカウンターの人に言えば作っては貰えるわ。私もその為にファストに来たんだから」


フランカはそう言うとギルドに入って行く。アニェラもそのあとに続いて入って行った。


「俺の為って、まさか俺も敵と戦わせるつもりじゃあないだろうな。」


そう言ってフランカとアニェラの後を追う。


「何言ってるの?男でしょ?男ならかよわい女の子2人を守るぐらいしなさいよ。」


こいつ…!


「てか魔物とか見てないんだが。魔物が寄ってこないのはどう見てもまおぶぅ!?」


魔王。と言う直前にフランカに腹を殴られた。

悶絶してる俺にフランカは耳打ちをする。


(バカじゃないの!?こんなとこで魔王の娘とか言ったら大騒ぎになるでしょ!)


ごもっともです。


(わ、悪い…。そういえばアニェラはお前が魔王の娘ってことは知ってんのか?)


(アニェラは知らないわ。そもそも魔王に娘が居るってことすら知られてないと思うわよ。魔王が行方不明だと言うことも。)


(そうか。分かった。以後気をつける!)


(ったく。気をつけなさい。)


そこで会話を終了し、ギルドのカウンターに行こうとするとアニェラが。


「あの、勇也さん。まおぶぅとは一体何ですか。」


「そこを拾います!?」


とそこへフランカが前に出てきてまおぶぅの説明を…。


「良い?アニェラ。まおぶぅってのはね、このバカゆうまがいたいせk…。」


「そ、そうそう!昔に痛い時期があってなー!?その時に必殺技の名前なんだー!!」


そう誤魔化しフランカに


(バカか!お前こそ召喚のこと言っちゃまずいだろ!魔王しか使えないんだろ!?)


(ご、ごめんなさい。ゆーのバカが感染っちゃったみたい。)


(俺のせいなの!?)


(ゆーが最初に魔王のことを言いそうになったからでしょ!あんたのせいよ。あんたの!)


そうこう言い争っている中アニェラは「痛い時期?ひっさつわざ?」と何やら呟いていた。
















-なんとかアニェラにバレずに済みギルドのカウンターでギルドカードを作ってもらった。


そのカードには゛トウドウユウヤ゛と裏面に書いてある。その横にはステータスが書いてあるのだが…

トウドウユウヤ / Lv1

チカラ:78/999

マモリ:2/999

カシコサ:190/999

スバヤサ:652/999

ウン:31/999

⁇?:⁇?/⁇?

と表示されていた。


おそらく気になるであろう⁇?と素早さの数値


素早さは昔いじめられていた時期に逃げ足だけはメタルなプルルンのキングと言われたほどだ。


「なぁ、アニェラ。この⁇?ってなんだ?」


だが⁇?は全く意味がわからない。なのでアニェラに聞いてみる。


「あ、それは潜在能力…まぁその人の隠された能力です。レベルが上がると言葉にできない力が湧いてくると言うかなんと言うか…ま、まぁその力を制御できるようになれば⁇?は解放されると思います!ちなみに私は、リカバリーアンゲロスっていう能力です。」


「何それかっけぇ。」


本音が口に出てしまい、アニェラがえ?と困惑した表情を見せる。


「あ、あぁ〜ちなみにどんな効果なんだ?」


するとアニェラは困ったように…いや、本当に困った表情だった。


「それはですね…。私は元から解放されてまして。でもその力を制御できなくて…。」


どんどん声の大きさが小さくなり遂には黙ってしまった。


「わ、悪い。聞いちゃまずかったか?」


アニェラはそれを聞くと同時

「い、いえ!そんなことはないです!…まぁ、制御できないせいで周りの皆に迷惑をかけてしまいましたけど。」


少し表情が曇っていた。


俺は何か話題を変えようとしたとき、町に爆発音が響いた。

「なんだ!?」


「恐らく魔王軍の襲撃かと。」

アニェラは先ほどとは別人のような真剣な顔でそう言うと「私たちも行きましょう。」と言い、行ってしまった。


「なぁ、フランカ様の手下がお迎えにきましたよってあれ?」

ここで俺は気は気づく。


フランカが居ないことに。

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