2014年度第3回実用英語技能検定試験一級二次試験
英語資格三冠(?)に挑む第一歩、英検一級取得の後半戦:二次試験。
大学の試験やら何やらに追われた大学生の行きつく先は。
一次試験も中々の崖っぷちであったが、二次試験は崖っぷち感が3割増しといった感じであった。
というのも、一次試験が1月25日(日)であり、二次試験はそれの約一か月後2月22日(日)であったが、実質ちゃんとした試験対策が出来たのは一週間程だったからである。
普通は一次試験を終えたらその日から、遅くともその次の日から対策を始めるのかもしれないが、運悪くも大学の期末試験シーズン(約二週間ほど)とモロに被り、そちらの対応に追われていたからだ。また、一次試験の出来からも、「これは落ちているだろう」と思っていたため、2月6日(金)まで何もしていなかった、否、何もできなかった。今期最後の提出物の期限2月16日(月)まで大した対策が出来ていなかったというのが事実である。
それでも普段から英語を話している人ならば何ら問題の無い事なのかもしれないが、普段はインドネシア語を喋ったり、そもそも英語もインドネシア語も日本語も全く喋らずに過ごしたりしていたため、「英語を話し慣れていない」という状況にあった。英検のサイトで二次試験の流れをシュミレーションできる映像を見たが、
「こんな流暢に英語話せるかよ!」
と絶叫せざるを得なかった。
それでも8400円は惜しいので、対策をおっ始める。試験は日常会話、スピーチ、質疑応答という流れで進む。肝となるのはスピーチだ。2分間の英語スピーチを、事前準備1分の後に行う。そしてそのスピーチに基づいた質疑応答をする。
今回必要とされるのは、「英語での発信力」、つまり文法などの誤りなく自らの主張を論理的に英語で述べる能力と「英語での雑談力」、つまり質問を的確に捌ききる能力であった。
平凡すぎる大学生:仙崎にはどっちもない。
スピーチは社会、科学技術、文化など多岐に渡るトピック五つの中から1つ選ぶものだが、このトピック選びも中々にスピーチの運命を左右すると思っている。とりあえず専門知識は皆無に等しい(人並みに知っていることは知っているが、それを英語で語れるほどではない)ので、科学技術系は最初から選ばないようにした。
また、インドネシア語学習の賜物か、将又日頃の怠惰の所為か、文法が非常に覚束ない喋りとなってしまっていたため、主語は常に複数(weやpeopleなど)、過去形、現在形、未来形以外を使用しない、助動詞(shouldやcanなど)を使用する、といった基本的な要素を徹底することで文法ミスを防ごうとした。
時間配分的にはイントロを約15秒、理由説明①を約45秒、理由説明②を約45秒、〆を約15秒とすれば完璧なんじゃないかと考えた。(大抵練習では10秒~30秒余っていたが)
そして、どのような話題が出るかはわからないが、色々と使いまわしが出来そうな関連する理由づけ及び言い回しを考えておいた。(インターネット―SNS―若者の社会行動・マナー とか、学校―成績偏重主義―物質的成功と精神的豊かさ など)
当日は、試験開始2時間前に会場に着いた。とりあえず試験が午後からなので、腹ごしらえをする。試験会場の向かいにコンビニがあったので、そこで食料を調達し、付近にあった休憩スペースで飯を食う。2時間前到着は、想定内であったし、計画通りでもあった。電車等の遅延を恐れていたというのもあるが、「ファーストコンタクト作戦」を考えていたので、早めに到着したかったというのもあった。
「ファーストコンタクト作戦」。試験官も人間である、恐らく、前の受験者の出来が良ければ、その後の受験者はやりにくい可能性が高い。となると、出来る限り早めに受験会場入りし、先着順で行われる試験で一番最初に試験をすれば前の人の影響を受けないのではないか? そう考えたので、早めに会場入りして一番最初に試験を受けようとする作戦である。…勿論、早めに試験をすれば早く帰ることが出来る→そのあと書店めぐりが出来る(一級二次試験は全国11都市でしかやっていないので、都市部の大型書店を心置きなくめぐることが出来る)というのもあって早めに試験を終えたかったというのもあるし、もう早く終わらせてくれこの地獄を、と言う気分でもあった。
しかし平凡なる大学生のこの作戦は、潰えることとなる。
二次試験受験者グループは二種類あったのである。集合時間が早めに設定されていたグループと、仙崎含めた集合時間が午後の時間帯のグループの。仙崎は2時間前に到着していたため、その集合時間が早めに設定されていたグループの最後に入ることになった。(試験監督員の方の指示で。どうやら当日欠席者が居たようだ)
会場に入ってからは、音声を聴いてみたり、自分が作った対策メモの内容を見返したりしていたが、途中で吹っ切れて(開き直って)クラッシック音楽(チャイコフスキーの大序曲「1812年」とかベートーベンの交響曲第九番「合唱」第四楽章とか)を音楽プレーヤーで聴いていた。
待っている間はもう心の中で絶叫していた。もしかしたら表情に出ていたかもしれない。
自分の番が回ってきたらそうビビっても居られない。英語を喋るときは兎に角どれほど喋りに自信が無くても堂々と、にこやかに、はっきり喋る。この鉄則を守ればたぶん大丈夫、みたいな感じで試験室に入った。自己紹介などを済ませ、意外とあっさりスピーチに入る。テンパり過ぎて、スピーチをまともに組み立てられないまま一分が過ぎる。練習の時は長く感じた一分が、こんなにも短くなってしまうとは。
兎にも角にも、喋らなければ8400円の元が取れない。選んだトピックで喋る。
・・・・・・緊張とかその他諸々で、大分早くにスピーチを終えてしまった。内容もぺらっぺらである。喋るスピードも大分速かった気がする。「しまった!」という感じになってしまったが、そうも言っていられない。あんまりスピーチを早く終えてしまったので、試験官が与えられた時間がまだ大分残っているが、もう言い残したことは無いのか、と聞いてくる。気分としては断頭台に上った囚人が、看守に「最後に言うことは無いか」と聞かれているようなものである。喋っている途中で必死に組み立てた理由(?)を付け足して述べた。もうこの時点で、文法事項とか、自分の体験に絡めた事柄とかを言うことは脳内から吹っ飛んでいる。
質疑応答では、試験官(外国人)と終始にこやかに、応答を進めた。日本語の会話でも結構オーバーな動きをする方だが、今回喋っていた時は更にオーバーな動きだったと思う。そのままゲームオーバーになっていないことを祈りたい。試験官(日本人)との応答は、質問の意図をちゃんと汲み取って答えられたかどうかが不明である。一部話が分からなかった場所があったので、今更だがヤバいのではないか、と思っている。
試験を終え、試験会場を出たときには(精神的に)死にかけていたとも言えるし、試験の重圧から解放されてハイテンションになっていたともいえる。そのまま都市を駆けずり回り、家に帰り着く頃には、試験で消費した謎の精神力とか、その他諸々(荷物が重いとか)で、全身が倦怠感にまみれていた。
本当に今更になってなのだが、あのにこやかでフレンドリーだった試験官(外国人)が、試験終了後「・・・あいつは駄目だな、落とせ」って感じの話をしていないことを祈る。出来れば、本当に出来れば8400円が勿体ないので合格していたいと思う。
今回の試験対策及び試験本番中の出来から、日頃からもっと英語を話す訓練をしておくべきであったと痛感したため、試験の結果如何に関わらず、英語を話す訓練をしようと思った。
★今回の反省★
・日頃からもっと英語を話す様にしておけばよかった。
・文法事項をしっかり頭に叩き込み、脊髄反射的な感じで流暢に喋れるように訓練しておくべきであった。
☆今回活かした強み☆
特になし。というか、強みが無い。
◎結果◎
合格。晴れて英語系資格三冠の一角を占めることが出来た。しかし実力はまだまだ資格に伴っていない。
SHORT SPEECH:27/30
INTERACTION:27/30
GRAMMAR AND VOCABULARY:18/20
PRONUNCIATION:14/20
発音が苦手であることは分かっていた。寧ろ他の分野の点数が割といい感じなのが不思議である。
自分の英語にインドネシア語テイストが混じっているのは怠惰が原因か?それとも…




