帰ってきて
二度と会えぬ人々
どこを探しても見つからない
だっていないから
照りつける太陽
汗に悩まされながらも
ところどころ夢中で貴方を探した
やがて太陽が下りていく頃
それでも諦めきれずに
私は手を空に伸ばして叫んだ
ああなぜ貴方はいないの
ここにいつもいた隣にいた
その大好きな横顔さえも
完全に陽が暮れて
代わりに月が昇る頃でも
私は貴方の名叫んでた
月は優しく私を照らして
満開の星は私の涙のようで
ああなぜ貴方はいないの
いつも隣で笑っていた
その大好きな笑顔さえも
もう二度と見れない
見つかることなんてない
そう分かっていながら
面影の貴方を探し続けた
空に手を伸ばし
まるで助けを乞う少女のように
泣きながら叫んだ
ああなぜ貴方はいないの
いずれ私の中の貴方も少しずつ
輪郭がぼやけていくの悔しくて
私の中で貴方は生きる
けれど貴方にはそんなの関係ない
面影の貴方は微笑んでくれない
何度も何度も狂ったように叫んだ
愛しい愛しい貴方の名前を
もう二度と呼ぶことのない名前を
貴方の横顔も笑顔も
綺麗な声も珍しい涙も
私の記憶の中だけで
記憶の中の貴方がぼやけてく
嫌消えないでいて
貴方の面影は少しずつ忘れてく
忘れたくない
だけど貴方はいない
記憶も消えていく
ああなぜ貴方はいないの
私の隣にいないの
私の隣で今すぐ微笑んでよ
貴方の声だってもう
忘れかけて思い出せない
貴方に会いたいよ
何度も願っても叫んでも
貴方がいないこと来ないこと分かってた
それでも願わずにはいられない
誰か嘘だって言って
貴方がどこかでいること
どうかそう言って
現実を受け止めたくない
どこを探しても貴方はいない
私はどうすればいい
貴方の笑顔をもう一度見たい
面影の笑顔は色あせた
もう一度貴方の微笑み見せて
ああなぜ貴方はいないの
ここにいないのここにいないの
私は何をすればいい